SNS大手テレグラム、仮想通貨発行計画を完全に終了へ 有価証券問題が影響

TONプロジェクトが完全中止

人気プライバシートークアプリ「テレグラム」は12日、独自のブロックチェーンTON(Telegram Open Network)と仮想通貨「グラム(Gram)」のローンチ計画を完全に放棄する方針を発表した。

テレグラムのCEOによると、米SECとの裁判沙汰が仮想通貨計画を終了した大きな理由だ。SECは昨年10月にGramの販売が米国の証券法を違反しているとして、テレグラムに提訴している。

それ以来SECとの裁判は長引きしており、早期解決には至っていない。TONメインネットのローンチ日程であった4月30日を過ぎたことで、投資家には投資資金の返還オプションを発表している。

計画の放棄にあたり、米国の投資家だけでなく、グローバルの投資家にもGramを分配することが不可能となるという。その理由についてCEOは、金融や技術において他国から米国への依存状態(法的基準等)が依然として継続していると指摘した。

テレグラムは2018年初頭、ICOトークンGramの販売で、計17億ドルの巨額資金を調達している。

参考:テレグラム


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用