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17,000のビットコイン採掘機器をBitmain社から購入、ブロックチェーン企業が北米のトップに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットメインと大型契約

米国のブロックチェーン企業Core Scientific(コア・サイエンティフィック)が、中国の大手採掘機器メーカーBitmainと大型契約を結んだ。公式発表で判明した。

米国はビットコイン採掘大国になりつつあり、現在中国に次ぐ世界2位。国内で採掘事業が盛り上がっている中で、Core Scientificは、ビットメインから計17,595台のS19 Antminer(現在のフラッグシップ)を購入と契約。

今後4ヶ月にかけて、自社経営の複数のブロックチェーンデータセンターにS19を設置する予定。すでにBitmainの最新型機器の試運転を開始し、「ハッシュレートを110TH/s±3%と確保できた」、と同社のCEO Kevin Turnerが明かした。

また、今回Bitmainとの契約で、Core Scientificは北米における最大手採掘業者の一社として地位を固めることができるとしている。

ビットコイン採掘拠点で勢力図に変化

米国を中国以外の優れた採掘環境と見ている企業が最近増えている。例えばSBIホールディングスの仮想通貨マイニング子会社SBI Cryptoがテキサス州でマイニング事業を開始することを以前発表した。また、ナスダック上場の米マイニング企業Marathon Patent Groupは今月上旬に、新たに700台のMicroBT製Whatsminer M30S+を設置したことも報じられた。

これまでは中国を拠点とする業者がハッシュレートを最もアウトプットする寡占状態だったが、19年9月から20年4月までの間、中国のシェアが75.63%から65.08%に減少する一方、2位の米国は4.06%から7.24%へと増加していた。米国だけでなく、カザフスタンやジョージアも新たな拠点として注目され始めている。

出典:TokenInsight

Core Scientificの消費者担当責任者を務めるRussell Cannは仮想通貨メディアコインテレグラフジャパンの取材に対して、「仮想通貨が投資資産として認められ始めている」や「北米地域がマイニングに適した環境である」を米国が人気な拠点となっている理由としている。

また、「北米が海外地域よりも電力システムなどが安定している」ことも優れた点として挙げている。

参考:プレスリリース

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