ネムの次世代Symbol、高級ワイン偽装問題を抱えるワイン産業への導入シナリオ紹介

サプライチェーン利用へ向けてアピール

仮想通貨(暗号資産)ネム(XEM)の公式ブログにて、次世代ブロックチェーン「Symbol」をワイン産業へ導入した場合のシナリオが紹介された。Symbolは、今年11月にローンチが予定されるネム(XEM)の次世代ブロックチェーンだ。

ワイン産業では、高級ワインの産地偽装(偽造)や改ざん、盗難が横行しており、ワイン生産者は数百万ドルに及ぶ被害を受けている。2017年のForbsの記事によれば、中国では毎時30,000本の偽造ワインが販売されているという。

ワインを流通させるには、国や大陸を横断して大量輸送する必要があり、最終目的地に到着する前に改ざんされるケースが後を絶たない。

そこで、Symbolの特徴である「アグリゲートトランザクション」による高速な処理やマルチシグ機能によって、原料となる葡萄(ブドウ)の生産者からワインの消費者まで、すべての関係者を効率的な検証プロセスに含め、支払いプロセスも簡素にすることが可能になる。これにより、発送地から離れてもワインの本物の産地と、輸送プロセスのどの段階でも改ざんされていないことを保証できる。

サプライチェーンへのブロックチェーン利用

サプライチェーンマネジメントへのブロックチェーン利用は既に多くの事例が存在する。

VeChainはサプライチェーン管理への利用が多く、スーパーマーケット「Walmart China」での食品の管理や大手輸入業者「D.I.G」でのワインの管理などの導入事例がある。

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また、企業間取引向けブロックチェーンのCordaも金融取引のみならずフードサプライチェーン領域への導入事例がある。

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スターバックスはマイクロソフトのAzureブロックチェーンを利用してコーヒー豆のトレーサビリティを確保していく方針だ。

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一方、世界経済フォーラム(WEF)は新型コロナウイルスの感染拡大によって露呈したサプライチェーンの脆弱性の解消への鍵となる技術がブロックチェーンであるとして、導入を支援するツールキットを公開した。

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サプライチェーン領域へのブロックチェーン導入需要が高まる中、先行する事例は数多く有り、ネムのSymbolがエンタープライズ向けに今後どのようにアピールしていくのか注目だ。


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