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歴史的なGas代高騰のイーサリアム、マイナー報酬の削減提案提出へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロック報酬を2ETHから0.5ETHに減らす提案

イーサリアムのネットワーク手数料(ガス代)の歴史的な高騰が続いている。

原因として、直近のイーサリアム(ETH)価格高騰のほか、DeFi市場の大幅成長、それに伴うDeFi領域でのスパム取引や詐欺まがいのプロジェクトによるネットワークの圧迫などが挙げられている。

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イーサリアムでは、マイニング報酬として新規発行された2ETHと新たに作られたブロックに含まれたトランザクションの全手数料がもらえるため、手数料の高騰とイーサリアム価格の高騰から、採掘収益は大幅に増加している。

仮想通貨の市場分析を行っているglassnodeによれば、マイニング報酬の総額の42%以上がトランザクション手数料からのものであるという。

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このような状況をイーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリン氏を始めとするイーサリアム開発者たちも憂慮しており、新たな手数料体系を検討している。

ブテリン氏らが2019年4月に提案したEIP(Ethereum Improvement Proposal)-1559では現在のイーサリアムの「ガス」を用いた複雑な手数料体系を一新し、ネットワークへ支払い、焼却される基本料金と、早く処理してもらいたい場合にマイナーへ支払うチップからなる手数料モデルを提案している。

EIP1559が採用されれば、手数量の大幅な節約やUXの向上、インフレ率の低下が見込まれるという。

また、マイニング報酬に関連して、ブロック報酬を現在の2ETHから0.5ETHに削減する提案(EIP-2878)がイーサリアム関連企業ConsenSysのマネージングディレクターであるJohn Lilic氏から先週提出された。

イーサリアムのブロック報酬での新規発行によるインフレ率がビットコインなど他の主要なパブリックブロックチェーンと比較して高すぎるという懸念がEIP-2878の背景にあり、ブロック報酬を0.5ETHに削減することでビットコインと同程度のインフレ率になるという。

もしもEIP-2878が採用されれば、ビザンチウム(5→3ETH)とコンスタンティノープル(3→2ETH)以来、3度目となるブロック報酬の削減となる。

しかし、マイニング報酬の大きな削減に対して、特にマイナーは冷ややかな反応を示しており、さまざまな議論を呼びそうだ。

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