はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社XRP採用スタートアップ企業に投資へ・Ripple社の進む道とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社がスタートアップに投資
リップル社は、銀行や金融機関だけでなく、XRPのより多様的な使用を促すため、XRPに適応するスタートアップへの投資を模索しており、サンフランシスコ基盤のOmniというスタートアップには、すでに多額の投資を行いました。
最終的に多くの銀行がXRPを使用する事になるか
現時点で、リップル社の顧客基盤が国際送金サービス企業であることから、銀行や金融機関を魅了できていないとして批判されていますが、同社CEOは、最終的に多くの銀行がリップルに適応すると強調しました。

ブロックチェーン基盤の決済企業であり、仮想通貨XRPの発行企業でもあるリップル社が、XRPのさらなる発展を目的とし、スタートアップやテクノロジー企業に対する投資を模索しています。

リップル社のCEOがスタートアップ投資戦略を明かす

XRPは時価総額がビットコイン及び、イーサリアムの次に大きい仮想通貨であり、イーサリアムの約半分、ビットコインの約5分の1に相当する$305億(約3.2兆円)を記録しています。

リップル社のCEOを務めるBrad Garlinghouse氏(以下、Garlinghouse氏)は、シンガポールにて行われたMoney2020の際に、TechCrunchに対し、以下のように語りました。

私達リップル社は、あくまでも機関単位での使用に焦点を当てていくつもりです。しかし、XRPをより多様的に使用したいと考えている企業があれば、積極的に提携を結ぶつもりです。

その計画にもある通り、サンフランシスコ基盤で物の保管やレンタルサービスを提供するスタートアップのOmniに対して集まった投資$2500万(約26.5億円)の大半をリップル社及び、同社の2人の役員が投資しました。OmniはXRPをサービスに組み込む予定で、Garlinghouse氏は「あなた方は、このような事例をさらに多く目にする事になるでしょう。」と追加しました。

Garlinghouse氏は多くの銀行が最終的にリップルネットワークを採用すると予想

マイクロ決済やリップル社の商品やプラットフォームを使用したCtoCサービスを提供する企業に投資をしていく戦略は、リップル社の中核となる「銀行及び、金融機関が使用する仮想通貨」という考えの分岐に過ぎません。

リップル社のCEOは、現時点で未だ多くの銀行に受け入れられてはいないものの、採用されるのは時間の問題であるとして懸念を抱いていません。

設立したVoIP会社のDialPad(固定電話の番号を様々な端末で利用できるサービス)は最終的にヤフーに買収され、現在はそれが基準となっています。Garlinghouse氏は、現在のAT&T(米最大手電話企業)の社長を務める Randall Stephenson氏が当時DialPadが受け入れられる事はないだろうと言及していた事を強調しました。

リップル社は、一般顧客基盤が、支払い経路の中でXRPを試用している国際送金サービスで構成されていることから、銀行をXRPで魅了する事に失敗したとして批判を受けています。

Money2020のステージで、Garlinghous氏はアメリカ大統領のドナルド・トランプ氏の「偽のニュース(Fake News)」という表現を使用し、XRPの決済サービスにおいてのボラティリティの懸念を払拭しました。

彼は、決済完了がほとんどの場合数秒で完了することから、仮想通貨の価格の上がり下がりは売り上げに直接影響しないと言及しました。

サンタンデール銀行は、2月にリップル社の国際決済システムを採用しました。そして、同時に4ヵ国でサービスを提供開始し、手数料及び、為替の完全な透明化を実現しました。

Ripple Invests In Startups That Adopt XRP

Mar 13, 2018 by RICARDO ESTEVES

参考記事はこちらから
リップルニュース一覧
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介
17:36
月2万円で始めるイーサリアム 35歳会社員の積立シミュレーション
月2万円のイーサリアム積立投資で5年後の資産はどうなる?35歳会社員が実際の数字でシミュレーション。頭金50万円のケースや価格変動パターン別の詳細な試算結果、始め方の3ステップまで具体的に解説します。
13:55
「ミームコインは仮想通貨への入り口として重要」=ギャラクシーデジタル考察
米仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは最新レポートで、ミームコインはもはや単なるブームではなく、仮想通貨市場への新規参入者誘致に重要な役割を果たしていると指摘した。一方、ごく少数のトークンのみが生き残り、大半は衰退するなど、ギャンブル性が高いことには注意を促した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧