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ウィズダムツリー、米SEC認可でトークン化ファンド「WTGXX」の24時間取引を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

即時決済機能を開始

米デジタル資産運用企業ウィズダムツリーは24日、傘下のトークン化マネーマーケットファンド「ウィズダムツリー・トレジャリー・マネーマーケット・デジタルファンド(WTGXX)」において、24時間365日取引と即時決済機能を開始すると発表した。

1940年投資会社法の規制下にあるSEC登録済みトークン化ミューチュアルファンドとして、この形式の取引が認可されたのは米国で初めての事例となる。

今回の仕組みでは、ウィズダムツリー証券がブローカー・ディーラーとしてファンドの在庫から直接取引する「ディーラー・プリンシパルモデル」を採用し、決済はステーブルコインのUSDCを通じてブロックチェーン上で即時完了する。

従来の投資信託では取引価格が1営業日の終値基準(NAV)でのみ決定されていたが、WTGXXは終日1ドル固定価格での取引が可能となった。2月23日時点の運用資産残高は7億3,000万ドルで、経費率は年0.25%、年率換算利回りは3.5%となっている。

この機能の実現には、複数のウィズダムツリー関連会社がSECから免除命令(エグゼンプティブ・リリーフ)を取得したほか、子会社のウィズダムツリー証券がFINRAからプリンシパル取引の拡大承認を受ける必要があった。ウィズダムツリーは今回の規制面での構造的革新を、ETF導入以来最大の変化と位置づけている。

即時決済の導入により、従来のT+1決済に伴うキャッシュドラッグ(待機コスト)が解消され、投資家はリアルタイムで利回り資産へ移動できるようになる。また、ブロックチェーンのタイムスタンプを活用した「継続的な配当発生」機能も同時に導入され、ウォレット間でトークンが移動した場合も、各ウォレットの保有時間に応じた日次利息が分配される仕組みとなった。

トークン化国債の市場規模はすでに100億ドルを超えており、WTGXXはその中でも主要なファンドの一つとなっている。

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