CoinPostで今最も読まれています

Bitrue、ネム新通貨「Symbol(XYM)」の事前取引(IOU)を提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bitrue、「Symbol(XYM)」の事前取引発表

XRP(リップル)基軸を採用する暗号資産(仮想通貨)取引所Bitrueは12日、ネムが21年に控える大型アップデート・新チェーン「Symbol(XYM)」のIOU(借用証書)取引を開始すると発表した。

XYMのIOU取引が発表されるのは、Bitrueが初めて。同社は、XRP保有者向けに実施されたFlare NetworksのSparkトークン(FLR)のIOU取引も実施しており、注目が集まる可能性がある。

Bitrueは、取引所内で保管されるXEMに対し、Symbol(XYM)のスナップショット(権利確定日)に対応。スナップショットの実施後すぐに、将来的にXYMと1:1で交換可能なIOUの取引を開始する。IOU取引はBitrueの取引システムに限定して取引されるが、実際の配布よりも前にXYMを売買できる機会をユーザーは得ることができる。

IOU取引の前例には、上述通り、Sparkトークン(FLR)の事例がある。FLRのケースでは、取引所が主導するIOUの発行は、公式が関与しているものではないとの声明を発表しており、取引所が独自に実施する取引であることが強調されている。

IOU取引のリスクには、実施する取引所の信頼性や流動性も大きなポイントに挙がる。

IOUの場合、取引所内のユーザーのみに限定された閉鎖的な取引となることから、市場流動性が低い可能性がリスクに含まれる。また、ユーザーは、グローバルマーケットに先行して、トークンを取引できる選択肢を得ることができるが、IOUトークンの価値が、グローバルマーケットでのXYM取引が開始された後の取引価格と比較して、高いか安いか判断することは難しい。

一方、投資として高い重要性に位置付けられる「機会損失」を防ぐ意味でも、選択肢として、IOU取引は投資家に注目される。

仮想通貨ネムの新ブロックチェーンSymbolに関するスナップショットは、日本時間9日朝7時に終了したPOI(コミュニティ)投票の結果として、「スナップショット日時を変更」とするオプションAが65.35%の票数で可決。現在、具体的な日程は決定していない状況にある。

スナップショットの日時決定後は、マーケットもそれに向けた取引を活発に行うことが予想されるが、権利確定後に実施されるBitrueのIOU取引は、日本でXYMトークンを受け取るユーザーにも、参考価格としても、注目が集まるだろう。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
14:00
SNS連携のWeb3ウォレット「TIPWAVE」公開
NextmergeがX(旧Twitter)やDiscordユーザーに便利なWeb3ウォレット「TIPWAVE」を発表。SNSとの連携で暗号資産(仮想通貨)とNFTの利用が簡単に。ソーシャルメディアアカウントに対するNFT配布も可能になる。
12:40
ビットコイン投資商品9週連続の純流入、21年11月の「強気相場」以来最大規模に
暗号資産(仮想通貨)市場では、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物OIがバイナンスを上回る規模を拡大。CoinSharesのデータではビットコインETPなどの投資商品に21年11月以来最大の資金流入を観測した。
11:30
Jドーシー氏、ビットコイン採掘分散化推進の「OCEAN」に投資
ムーモリン社のビットコインマイニングプロジェクト「OCEAN」が620万ドル調達。ジャック・ドーシーも支援し、ブロック報酬をマイナーに直接分配する革新的なアプローチを採用。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの分散化と発展に寄与。
10:45
香港の行政長官、仮想通貨取引所Hounax詐欺事件について発言
香港の行政長官や規制当局責任者は、仮想通貨取引所Hounaxの詐欺事件について発言し今後の姿勢を示した。また香港警察が事件概要を説明している。
09:50
チェーンリンク、ステーキング機能をアップグレード
チェーンリンクは、ステーキングの新バージョンを仮想通貨イーサリアムのメインネットにローンチしたことを発表。特化する目標や移行スケジュールを説明している。
08:30
ドル円一時147.3円 コインベース株大幅高、米FOMC理事ハト派転換か
コインベースやビットコイン採掘関連株などはFOMC理事のハト派的な発言を受けて大幅に上昇した。今夜は米7-9月期四半期実質GDP改定値が発表される。
07:45
アニモカブランズ、TONネットワーク最大のバリデータに
香港のWeb3大手アニモカブランズは28日、TONのエコシステムに投資し、L1ブロックチェーン「TON」の最大のバリデータになったと発表した。
06:50
CZ氏、バイナンスUSの取締役会会長を退任
仮想通貨取引所バイナンスの米国部門バイナンスUSは、CZ氏が同社の取締役会の会長を退任すると発表。退任はCZ氏が決断したという。
06:10
米SEC、2つのビットコインETF上場申請でパブコメを募集
米SECは新たに、Franklin TempletonとHashdexの仮想通貨現物ビットコインのETF上場申請について、パブリックコメントを募集すると発表した。承認が近いとの意見も。
05:45
バイナンス、イーサリアムフォーク銘柄のパーペチュアル取引を提供
海外版仮想通貨取引所バイナンスは28日、新たに銘柄のパーペチュアル(無期限先物)取引を開始した。
11/28 火曜日
18:47
JPYCが三菱UFJ信託とProgmat、ステーブルコイン拡張と国内外SC交換業へ連携検討
三菱UFJ信託銀行、Progmat社、JPYC社がProgmat Coin基盤を活用した新しいステーブルコイン「JPYC(信託型)」の発行に関する共同検討を開始。JPYC社は、国内外のステーブルコイン交換業者としての新たな事業展開を目指す。新たな「JPYC(信託型)」は横展開可能なモデルであり、電子決済手段として機能する予定。
16:00
「法定通貨が不可能なことをBTCで実現」Fountain創設者が語る
第9回のGM Radio:Beyond The Priceは10日に公開。ゲストはWeb3ポッドキャストアプリFountain開発企業の共同創設者Nick Malster氏である。
14:45
イーサリアム共同創設者ブテリン「ステーキングメカニズムには大規模な刷新が必要」
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、トルコで開催されたDevconnectで、ステーキングを再設計し、パフォーマンスに影響を与える問題を解決する計画だと述べた。
13:28
オーディナル導入ゲームFarcana、アニモカから投資を獲得
UAEに拠点を置くゲームスタートアップ、FarcanaがAnimoca Brandsからの投資を受け、ビットコイン賞金プール付き戦略シューティングゲームの開発を加速。Web3ゲームの先駆者として、ビットコインオーディナルを導入予定。
12:05
ビットコイン37000ドル台維持、弱含みのアルトコイン相場は大規模アンロック警戒も
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが高値圏を維持する一方、弱含みのアルトコイン相場は6億ドルを超える規模のトークンアンロックへの警戒感も燻る。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア