はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

コインチェックが2020年利用動向を公開、値上がり率はネム5.8倍、イーサリアム5.3倍

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2020年におけるコインチェックのサービス利用動向

国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所サービスのコインチェックを運営するコインチェック社が、2020年のサービスの利用動向を公開した。

取引人数、取引高が年末にかけて大きく上昇したとして、その要因を分析。また、コインチェックで取り扱っている全14銘柄のうち、最も値上がり率の高かった銘柄を3位までのランキング形式で公開している。

2020年最も値上がりした仮想通貨は?

Coincheckで取扱っている暗号資産(14通貨)のうち、2020年で最も値上がり率が高かったのは「ネム(NEM/XEM)」であったと明かした。

2019年末から1年間で約5.8倍と大幅な値上がりを見せたという。ネムに次いで値上がり率が高かったのは「イーサリアム(ETH)」「ビットコイン(BTC)」で、2020年末の価格はそれぞれ2019年末の5.3倍、3.8倍を記録したそうだ。

ネムの大幅な価格上昇について同社は、2021年2月に控えた、処理速度の向上やセキュリティ強化が見込まれる大型アップデートである「シンボル(Symbol/XYM)」のローンチに対する期待が要因の一つになっていると分析している。

年末にかけて

コインチェックのユーザー登録数、口座数、取引ユーザー数は、米大統領選の投票等があった昨年11月に2020年の年間最大を記録。ビットコイン価格が過去最高値の2万ドルを更新した12月は、取引人数、取引高が年間最大を記録したという。

リモートワークによるスキマ時間投資が拡大か

同社は職業別の販売所取引人数、取引回数や、登録時に「会社員」「上場会社の会社員」を選択した利用者の取引時間割合を集計し、それぞれの数値が急激な増加を見せた要因について次のように分析している。

2020年のCoincheckの販売所では、2019年に比べ会社員の方の利用が大きく増加し、取引回数は2019年比で2.3倍に増加しています。また、会社員の日中(12:00~18:00)の取引は2019年の約30.9%から約49.6%と大幅に増加しています。2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大をうけてリモートワークの導入が進み、通勤中のスキマ時間が無くなった分、仕事の合間の「スキマ時間」での投資が増加しているのではないかと考えられます。

コインチェックは2021年1月14日から、東京、大阪など26都府県でテレビCMの放映を開始した。コインチェックがCMを再開するのは、2017年12月から放映開始した出川哲朗氏の出演CM以来、約3年ぶりとなる。これにより、さらなる利用者拡大を図っていく狙いがあると思われる。

関連:仮想通貨取引所コインチェック、明日よりテレビCM放映へ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/28 金曜日
13:15
イーサリアム「ペクトラ」の実装日が4月30日と仮決定、次期「フサカ」の動向は?
カオスつうかイーサリアムのコア開発者ティム・ベイコ氏が「ペクトラ」アップグレードの実装日を4月30日と仮決定。次期開発に関しても進捗が確認された。
11:30
米司法省、ハマス関連の仮想通貨約3000万円を押収 資金調達を阻止
米司法省が、イスラム系組織ハマスからUSDTなどの仮想通貨を20万ドル相当押収した。ハマスは仮想通貨による寄付募集やマネロンを行っていたとみられる。
10:50
リップル社、アフリカの決済企業Chipper Cashと提携
リップル社は、アフリカの決済企業Chipper Cashとパートナーシップを締結。仮想通貨を活用するリップルペイメントを導入し、アフリカにおける国際送金の速さやコスト効率を向上させる。
10:45
トランプ指名のアトキンス氏が仮想通貨規制方針示す SEC委員長指名公聴会で
米上院銀行委員会が、次期SEC委員長候補ポール・アトキンス氏の公聴会を開催した。ウォーレン議員が利益相反の可能性を追及した他、仮想通貨関連の議題も俎上に上った。
10:10
米政府、12億円相当のビットコイン移動 戦略的準備金に向けた準備か
トランプ大統領の大統領令に基づき、タイの犯罪組織から押収された846万ドル相当のビットコインが米政府によって移動されたことが観測された。
09:35
フランス国有投資銀行、40億円規模の仮想通貨ファンドを設立
2700万ドルのトークンファンド フランス国有投資銀行Bpifranceが3月27日、仮想通貨およびブロックチェーン分野における新たな投資戦略を発表した。仏国内のデジタル資産エ…
08:15
ICEがCircleと提携、USDC活用で次世代金融商品開発へ
米金融大手によるステーブルコイン取り組みが加速中。Intercontinental ExchangeとCircleが提携し、USDCの新たな市場を開拓へ。
07:50
ソニュームとアニモカが提携 アニメファンのWeb3参入を推進へ
アニモカブランズは、仮想通貨イーサリアムのソニーグループのL2ソニュームと提携。IDレイヤーを構築して、アニメファンをWeb3領域に取り込みやすし、ユーザーの関与を強化する。
07:30
ビットコイン大口投資家、3月に約13万BTC買い増し 
Glassnodeの最新レポートによると、大口投資家がビットコインを大量に購入。市場の不確実性にもかかわらず、大口投資家は自信を示している。
06:55
ゲームストップ株価暴落、投資家はビットコイン戦略を懸念か
ゲームストップの株価が27日に暴落した。投資家は同社のビットコイン獲得戦略を嫌気し売りを加速させた。
06:05
ジブリ風アートに因んだミームコインが高騰、 ChatGPT-4o画像生成機能のリリースで
OpenAIのChatGPTがもたらしたジブリ風AI画像トレンドと、急騰する仮想通貨ジブリ・ミームコインの驚きの実態を解説。
03/27 木曜日
17:05
ビットトレード、貸暗号資産の特別募集「ユーピーシーエックス(UPC)」で開始
ビットトレードがユーピーシーエックス(UPC)の貸暗号資産特別募集を開始。14日間で年率100%相当の高利率が魅力。なお、リスクや注意事項の理解も不可欠。申込条件やメリットを解説する。
14:05
イオレ、暗号資産関連事業参入準備へ Web3ファンドから約4.2億円を調達
暗号資産金融事業への参入準備へ 東証グロース上場企業のイオレは26日、投資事業有限責任組合JAIC-Web3ファンドと株式会社ZUUを割当先とする第三者割当増資を実施すると発表…
11:52
ビットコイン8.7万ドル台で推移、Hyperliquidの「市場操作」臨時対応には賛否両論も
ビットコイン価格が前日比3.99%上昇し8.7万ドル台に回復した。CoinShares報告によると、機関投資家から7.2億ドルの資金が流入し5週間連続の流出傾向が反転する。一方、Hyperliquidは市場操作されたJELLYJELLYトークンを上場廃止にし、分散型理念と利用者保護のバランスに関する議論が浮上した。
11:30
ビットコインとともに注目のトップ20銘柄、Grayscale最新リサーチ
グレースケールが最新の仮想通貨市場レポートを公開した。ビットコインの活動レベル、ミームコイン取引の変化、新たなトップ20銘柄などを解説している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧