はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ビジネスの実現性などを検討する「デジタル通貨フォーラム」新たに4領域の分科会発足

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル通貨フォーラム全体会の報告

暗号資産(仮想通貨)交換業の運営を行う株式会社ディーカレットは9日、事務局を務める「デジタル通貨フォーラム」の全体会の報告を行った。民間主体で発行する日本円に準拠した二層構造のデジタル通貨」の概念実証(PoC)など、具体的な利用に向けた議論を4つの分科会に分かれる形で始動したことなどが分かった。

「デジタル通貨フォーラム」は、昨年11月に終了した「デジタル通貨勉強会」から再スタートしたばかりで、銀行や、小売、運輸、情報通信など広範な分野にわたる50社以上の企業の他、オブザーバーとして金融庁や財務省などの関係省庁も参加している。

また昨年11月以降、新たにSBIホールディングスやHashPort、野村総合研究所など17の企業や団体の参加が表明された。

さらに昨年12月には4つの分科会が新たに発足され、「電力取引」、「小売り・流通分野」、「地域通貨」、「ウォレットセキュリティ」などより具体的な領域での検討が行われていく。

  • 電力取引分科会
  • 小売り・流通分科会
  • 地域通貨分科会
  • ウォレットセキュリティ分科会

電力取引分科会では、関西電力株式会社が幹事を務め、「電力取引」のユースケースを想定、対価の支払いや決済にデジタル通貨を用いるPoCを通じて、ビジネスの実現性などを検討していく。

また小売り・流通分科会では株式会社セブン銀行が幹事を務め、小売り・流通分野におけるデジタル通貨のユースケースや課題を明確化していく。また先行事例の共有を行いつつ、スマートコントラクトの導入できる部分を検討していく予定だ。

地域通貨分科会では地域経済圏活性化を目的としたデジタル通貨の利用、及び仕様を統一した地域通貨の検討を行う。三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社とTIS 株式会社が幹事を務め、その他29社が参加する。

ウォレットセキュリティ分科会ではセコム株式会社が幹事を務め、デジタル通貨プラットフォームにおけるセキュリティの基本要件の課題と対策を検討していく。

昨年11月に公表された最終報告書では銀行や運輸、電力等の様々な業界から30社以上の企業や団体が参加企業として掲載されていた。今回新たに17社が追加された為、同フォーラムには50社以上が参加している。

デジタル通貨フォーラムは、デジタル通貨のユースケースの検討や分科会の開催、及び二層構造デジタル通貨の「設計・開発・実験」を行う業界団体。元日本銀行決済機構局長であるフューチャー株式会社の取締役である山岡 浩巳氏が座長を務める。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
12:55
メタプラネット支援コンソーシアム、タイ上場企業買収でビットコイン戦略を東南アジアに拡大
メタプラネット支援者らが筆記るコンソーシアムがタイ上場企業DV8の買収計画を発表した。日本で成功したメタプラネットのビットコイントレジャリー戦略をタイで再現し、さらに東南アジアに展開する第一歩として注目される。
12:36
オルタナ信託、BOOSTRY・ALTERNAと連携しデジタル証券の管理体制を強化
デジタル証券特化の「オルタナ信託」設立。BOOSTRYとALTERNAが協業を深化し、STの取得から販売まで一貫した新たな枠組みを構築する。
11:35
米雇用統計好調でビットコイン一時11万ドル超、アーサー・ヘイズが下落リスクを警告する理由は?
米国6月雇用統計が予想を上回る14万7000人となり、ビットコインは一時11万500ドルまで上昇した。しかしBitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は、米財務省がステーブルコインを国債購入の受け皿として活用することで市場から流動性が奪われ、8月開催のジャクソンホール会議前に9万ドル水準へ下落すると予測した。
11:00
アルトコイン取引の増加傾向続く 仮想通貨OTCレポートが公開
Finery Marketsは、仮想通貨のOTC取引に関する2025年上半期のレポートを公開。ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインの他にアルトコインの取引が増加傾向を継続していると指摘した。
10:35
「1兆ドル予測は楽観的すぎた」、 JPモルガン ステーブルコイン時価総額の2028年予測を下方修正=報道
JPモルガンはステーブルコイン市場の2028年予測を5000億ドルとし、他社の1-4兆ドル予測を否定。決済利用は6%に留まり、主用途は仮想通貨取引と指摘。
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧