米マイクロソフト「ビットコインの購入計画はない」

マイクロソフトは検討なし

米大手IT企業マイクロソフト社は、仮想通貨ビットコインを財務資産に組み入れる計画は現時点ではないようだ。マイクロソフトのBrad Smith CEOがCNNの取材で明かした。

米電気自動車メーカーのテスラが、ビットコインに総額15億ドル(1,600億円相当)を投資したことを受け、後に続く企業を憶測する向きが強まっている。

そんな中、CNNのアンカーJulia Chatterley氏は、米最大手上場企業の1つであるマイクロソフトのSmith社長にビットコインの購入計画について尋ねた。Julia Chatterley氏は、「ビットコインに関する新しい話題は聞いていないが、もし将来ビットコインの投資方針に変われば、すぐ伝える」と話した。

Windows PCを世界的に普及させたマイクロソフトは、テスラと同じS&P500指数の構成企業だ。時価総額1.8兆ドルに達し、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルと並ぶ「GAMFA」として知られる。

テスラのビットコインの巨額な購入が明らかになって以来、次の購入企業を探る声が強まる中、アップル社やマイクロソフト社、自動車大手のGM社らは「計画はない」とした。一方、仮想通貨関連事業に携わるジャック・ドーシーCEO率いるツイッター社は、新たな可能性を模索している。

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米ウォール街の関心

世界金融の中心地である米ウォール街の投資銀行では、ドイツ銀行やモルガン・スタンレーがビットコイン・仮想通貨関連の投資を計画しており、JPモルガンは「クライアントの需要があれば、ビットコイン取引の提供を検討する」と言及している。

米ナスダック上場企業MicroStrategyは16日、ビットコインの追加購入のために元本総額6億ドル(約600億円)の転換社債の私募提案を発表した。

機関投資家によるビットコイン投資が相次ぐなか、上場企業によるビットコイン需要に関心が集まっている。

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著者:菊谷ルイス

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