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仮想通貨の税金、申告漏れ調査する専門チーム発足【米国】

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米IRS、仮想通貨納税の取締を強化

米国内国歳入庁(IRS)詐欺取締部門のディレクターが6日、米連邦弁護士協会で暗号資産(仮想通貨)の税金申告の取り締まりを強化していく方針を表明した。暗号資産の申告漏れをトラッキングする専門のチームを発足していくことをフォーブスが報じた。

「Operation Hidden Treasure」(秘密の財宝・作戦)は米国内国歳入庁(IRS)の詐欺取締部門と犯罪捜査部門の共同プロジェクト。IRSは日本の国税庁に相当する米国の連邦政府機関だ。

仮想通貨企業や、ブロックチェーン捜査に特化した職員らが米国納税者の未滞納となっている仮想通貨を発見、およびトラッキングすることで仮想通貨やブロックチェーン上の取引の匿名化解除(De-Anonymization)を目指す。「民事や犯罪捜査の際に仮想通貨を追い、差し押さえる」などを目的に掲げる。

IRSの詐欺取締部門ディレクターDamon Rowe氏によれば、Operation Hidden Treasureを通じて、申告されていない仮想通貨関連の収入の特定が可能になるという。仮想通貨保有者の税金未滞納の解消を目標として述べた。

またIRSの詐欺相談役などを務めるCarolyn Schenck氏によれば、送金を1万ドル以下の複数の振り込みに分けるなど、摘発を免れる手法(Signature)の攻略手法を計画していると発言した。

IRSは過去数年間で仮想通貨の課税を強化してきた。2019年からは仮想通貨に関する質問が所得税確定申告書に加えられている。その後、仮想通貨取引で得た収入に対する税金を納めなかった米国納税者宛てに、1万通以上の督促状を送付した。

また20年5月には仮想通貨取引の税務申告ソフトを開発する企業等の専門家と業務委託契約を締結している。その後同年7月には匿名通貨(モネロ、ジーキャッシュ、ダッシュなど)の捜査体制を強化する姿勢を明かしていた。

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