「エチオピアでもビットコイン活用を」 ジャック・ドーシー氏も注目のプロジェクトとは

エチオピアもビットコイン活用を

アフリカ北東部に位置するエチオピアの政府に暗号資産(仮想通貨)ビットコインを活用するように働きかけているプロジェクトがある。

エチオピアが国家としてビットコインで収益を得られるようにするもので、「マイニング」、「長期保有」、「法定通貨の裏付け資産として利用」という3つの活用方法を導入するサポートを行う。ツイッター社と米決済企業スクエアを率いるジャック・ドーシー氏が16日に、このプロジェクトをリツイートする形で紹介し、注目も集めている。

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プロジェクトの名前は「Project Mano」。15日のプロジェクト公式アカウントによると、これまで約6カ月間、格差やインフレの対策として、ビットコインのマイニングと保有を行うように政府に働きかけてきた。エルサルバドルの事例で、こういった活用がより現実的なものにもなってきている。

エチオピアは、日本の外務省のホームページでも、「経済成長を続けながらも、慢性的な食料不足に加え、高度経済成長に伴って生じたインフレや、世界金融不安等の影響が顕在化している」と説明。1人当たりの国民総所得(GNI)は最貧国の水準だと紹介されている。

Project Manoは、例えば、巨大水力発電用ダムを建設する現在のプロジェクトが計画通りに成功すれば、その電力の一部を利用して国家がマイニングを行うことによって、何十億ドル(何千億円)というマネーを生み出すことができると主張。またマイニングで獲得したビットコインを、DeFi(分散型金融)で運用することも提案している。

DeFi(分散型金融)

DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。

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今後については、このプロジェクトは成功する自信があるとしながらも、多くの計画があり、段階的に取り組みを進めていく必要があると説明。これから政府や関心のある民間団体らに、詳しい計画を公開するとした。

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