はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

DeFi大手Aave、機関投資家向けサービスをリブランディング

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Aave Proの名称を変更

大手DeFiレンディングプラットフォームのAaveは、機関投資家向けのサービスの名称を「Aave Pro」から「Aave Arc」に変更すると発表した。Stani Kulechov CEOによレバ、当初、今月中に予定されていた同サービスのローンチは、数週間後になる予定だという。

レンディングとは

レンディングとは、保有している仮想通貨を一定期間貸し出すことで、利息を得る仕組みのこと。

▶️仮想通貨用語集

「Arc=円弧」という名に込められた願いは、分散型金融分野に機関投資家の参入を促すためゲートウェイとなることだと説明した。

Arcの大きな特徴は、貸し手と借り手ともに顧客確認手続きを必要とする、許可型の流動性プールであること。そのため、一般ユーザー向けのパーミッションレス(許可は不要)の流動性プールとは別個に設置・運営される。

Arcは機関投資家の需要を考慮し、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、AAVE、USDCの4銘柄に対応する。

関連:DeFiレンディングAave、機関投資家向けの機能を提供へ

厳正な監査を受けたスマートコントラクト

ArcはAave v2を基盤としている。機関投資家への提供を前に、ArcのスマートコントラクトはCegiN社、ConsenSys社、Diligence社、PeckShield社、Sigma Prime社による厳格な監査を受けたという。さらにCertora社により正式な検証も完了。

また、市場リスクのストレステストの結果、同プロトコルは、イーサリアムブロックチェーン上の混雑なども含め、耐性があることが報告された。

ホワイトリスト化のプロセス

Arcでは、厳格な規制遵守が求められる機関投資家のニーズに合わせ、「ホワイトリスター」と呼ばれる規制に準拠した仲介者が、ユーザーの身元確認およびマネーロンダリング対策面でのコンプライアンスを監査した上で、ユーザーの入会審査、および参加できる活動に対する許可を行う。ユーザーは、流動性の提供、流動性の借入、精算のいずれにも参加できる。

さらに、ホワイトリスターには、ユーザーの入出金に関連した許可/拒否権限、および、顧客を退会させる権限があり、規制リスクとコンプライアンスに対する監督業務を担う役割が与えられているという。

一方、ガバナンスの面において、Arcに関するプロトコルおよび流動性プールレベルの決定は、Aaveガバナンスが行うことに変わりはない。現在、Aaveガバナンスには7万以上のトークン保有者/代理人が参加しているとのことだ。

利回りの差

参加者の制限により、プライベートプールのArcと一般の流動性プール(パブリックプール)では利回りに差が生じる可能性が考えられる。この点についてCEOのKulechov氏は、両方のプールにアクセス可能な参加者は、その差を利用して裁定取引を行うこともできると主張した。

同氏は、分散型金融へ機関投資家の参入を促すには、まず、機関投資家が安心できるリスク許容度に合わせた方法を提供することが重要だとコメントしている。

Aaveについて

Aaveは分散型のレンディングプラットフォームで、フラッシュローン(Flash Loan)や信用委任(Credit Delegation)といったユニークなDeFiサービスを提供している。

DeFi Pulseのデータによると、Aaveプラットフォームにロックされている仮想通貨は、現在122億ドル(約1.35兆円)の規模で、プラットフォーム別の預け入れ金額(TVL)ランキングで1位となっている。

そのガバナンストークンであるAAVEは、現在、仮想通貨の時価総額27位に居座る。

関連:AAVEとは|有望DeFiプラットフォームの特徴と将来性を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/30 土曜日
13:45
ルミス米議員「今国会を逃せば次は2030年」、クラリティー法案成立促す
米上院のルミス議員は5月30日、仮想通貨市場構造法「クラリティー法」の今国会での成立を逃せば次の立法機会は2030年になると警告した。JPモルガンCEOのダイモン氏は現行案に反対を表明。
13:25
スイ、ユーザー取引を一時停止 三日連続で断続的なネットワーク障害
仮想通貨スイ(SUI)のメインネットが5月30日、エポック移行処理の失敗によりユーザー取引を停止した。v1.72リリースを起点とする障害が3日連続で発生し、バリデーターが修正を実装して復旧した。
10:25
ストラテジー、48億円相当のビットコインをコインベースへ送金 目的は不明
ビットコイン保有企業最大手ストラテジーが約400枚のビットコインをコインベースへ送金し、売却やウォレットシャッフルする可能性が浮上。セイラー会長の発言など最新動向を解説。
10:10
FBI、詐欺拠点摘発で1.2兆円相当の仮想通貨を押収 米政府史上最高額
FBIはアジア・中東に展開する詐欺拠点の一斉摘発で127000BTC超を押収した。カンボジア企業CEOの逮捕など約300人を拘束し、米政府史上最高額の没収となった。
08:30
CFTCがビットコイン無期限先物を解禁、米国機関投資家のオフショア依存に終止符
米CFTCは29日、KalshiEXのビットコイン無期限先物(BTCPERP)を先物契約として承認した。CoinbaseもDeribit経由の仮想通貨デリバティブ提供でノーアクションレターを取得し米国内でのパーペチュアル取引が正式に解禁された。
08:00
Base、Azulアップグレードをメインネットで実施
仮想通貨取引所コインベース支援のイーサリアムL2のBaseは、アップグレードBase Azulをメインネットで実行したことを発表。処理速度や安全性が向上した。
07:30
米財務省、イラン関連仮想通貨の押収累計額が1600億円相当に
米財務省ベッセント長官は、イラン政権に関連する仮想通貨の押収総額が約10億ドルに達したと明らかにした。4月末時点の約5億ドルから倍増しており、ウォレットを直接差し押さえた事例もある。
06:55
NYSE親会社ICE「ハイパーリキッドと相互学習中」 ナスダックより大規模と評価
米インターコンチネンタル取引所(ICE)のスプレッチャーCEOが、Hyperliquidと双方向で協議中と明かした。規制対象取引所での24時間無期限先物提供を認めるよう当局に求めている。
06:15
JPモルガンのダイモンCEO、「銀行界はクラリティー法案を拒否」と明言
JPモルガンCEOジェイミー・ダイモン氏が5月29日のフォックスビジネス出演でクラリティー法の現行案を批判し銀行は受け入れないと発言。上院では複数の優先案件が競合しており、投資銀行TDコーウェンは8月前の成立を困難とみている。
05:00
ステーブルコイン発行企業PaxosがSEC清算機関に登録、仮想通貨関連企業として米国初
Paxosの子会社PSSCが米SECより清算機関として正式登録を受け、仮想通貨関連企業として唯一の中央証券保管機関に認定された。2019年から続く規制当局との7年越しの協議が実を結んだ。
05/29 金曜日
16:14
NTTドコモビジネス、Carbontribe Labsと水資源データアセットの投資活用で共同検討
NTTドコモビジネスとCarbontribe Labsが水資源データアセットの投資活用に向けた共同検討を開始。AIとブロックチェーンで構造化した水資源データを投資判断に接続、2027年前半の商用化を目指す。
15:14
ツルハHDら9社、DCJPYで企業間決済自動化の実証実験が成功
ディーカレットDCPが事務局を務めるデジタル通貨フォーラムが、ツルハHD・イオンスマートテクノロジーら計9社と実施した実証実験の結果を公表。流通業界の標準EDI規格「流通BMS」の受発注データからDCJPYによる支払い・照合までをワンストップで処理し、数人月分の業務削減効果を確認した。
13:50
グレースケール・リサーチがハイパーリキッドを高評価、「デジタル資産分野の傑出した成功事例」
グレースケール・リサーチは最新レポートで、ハイパーリキッドを「現代のデジタル資産業界における傑出した成功事例」と高く評価した。2025年に約2.9兆ドルの永久先物取引高を記録した同プラットフォームが急成長した5つの要因とHYPEトークンの経済モデル、今後の展望とリスクを解説する。
13:15
米司法省、グーグル社員を起訴 ポリマーケットにおけるインサイダー取引容疑で
米司法省は、予測市場ポリマーケットでグーグルの社内データを悪用しインサイダー取引を行ったとして、同社エンジニアを商品詐欺などの罪で起訴したと発表した。
11:30
シークアンス、77億円相当のビットコインを売却へ
米上場シークアンス・コミュニケーションズは、仮想通貨の財務戦略を継続しないことを公表。77億円相当の保有ビットコインも売却していくと述べている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧