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電通、バーチャル試着「ALT SKIN」を発表 スタートバーン社主催の展示会に出展

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

試着システム「ALT SKIN」を発表

電通のR&D組織であるDentsu Lab Tokyoは4日、オリジナルアバター試着システム「ALT SKIN(オルトスキン)」を発表。経済産業省と連携するスタートバーン社主催の、NFT(非代替性トークン)ファッション展示会「SIZELESS TWIN」に展示を予定する。

オルトスキンの「ALT」とはAlternative(オルタナティブ)に由来。「もう一つの選択肢」という意味がある。制作側は、「メタバース(仮想空間)時代のあたらしい自分を体験」できるシステムの実現を意識したという。

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

同システムは、タッチ操作可能な大型ディスプレイを通して、オリジナルアバター生成と、バーチャルウェア試着体験が可能。アーティストの岸裕真氏と共同制作したAI(人口知能)アルゴリズムによる、オリジナルアバター生成が為される仕組みとなっている。

出典:Dentsu Lab Tokyo

試着したアバターは、NFTとして購入ができ、ツイッターを始めとする各SNSプラットフォームにて、利用可能にする事も検討中だとしている。

関係者コメント

Dentsu Lab Tokyo代表の田中直基氏は、以下のようなコメントを残している。

メタバースへの期待が世の中的に広がっていますが、今回「メタバースおよびデジタルファッション試着システム」のお話をいただいて、最初に思ったのは、「人は、メタバース空間で、どんな自分を求めるんだろう」という疑問でした。そして、それは人によって全然違うとも。現実世界同様の見た目を望む人、現実世界とは違う自分になりたい人、また、障がいを持っている人からすれば、自由に動き回れる世界とも考えられます。今回の仕組みを通して、普段は考えないようなアイデンティティについて考えるきっかけを作れたらと思い、制作しました。(中略)

関連:ブロックチェーン企業Kyuzan、電通子会社と提携でメタバース活用へ

SIZELESS TWIN

「SIZELESS TWIN(サイズレス・ツイン)」とは、スタートバーン株式会社が主催する、NFTを活用したファッション展示会のこと。

スタートバーンは、アートとブロックチェーンを融合させたインフラを提供する企業。

経産産業省が公募を行った、令和3年度「展示会等のイベント産業高度化推進事業(展示会等における流通・取引の高度化実証事業)」を実施する委託先として採択。すなわち、NFT実証実験をするにあたって、業務委託された格好だ。

関連:経産省、初のNFT実証実験を22年2月より開始

同展示会は、2022年3月4日(金)から13日(日)の間、PARCEL(パーセル、東京都日本橋馬喰町)を主会場として開かれる予定。ANREALAGE(アンリアレイジ)やTOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)など5つのファッションブランドが、作品の提供をする見込みとなっている。

スタートバーンが構築するブロックチェーンインフラ「Startrail(スタートレイル)」を活用し、以下の項目を展示・販売をする様子だ。

関連:アート×ブロックチェーン スタートバーン、ICチップ連動型の証明書発行サービスをローンチ

  • 一点物作品とブロックチェーン証明書
  • 各ブランドおよびデザイナーが制作した物理的なユニークピース(一点物)を販売し、StartrailのNFT(ブロックチェーン証明書)を発行。

  • メタバース用3DCGデータとNFT
  • ユニークピースをもとに3DCGデータを生成し、それぞれにStartrailのNFT(ブロックチェーン証明書)を発行の上、NFTマーケットプレイスにて販売。購入作品は、メタバース空間上で使用が可能となっている。

  • プロフィール用合成写真データとNFT
  • 作品の3DCGデータを自身のポートレート写真に合成させた画像データを販売し、それぞれにStartrailのNFT(ブロックチェーン証明書)を発行。ポートレート撮影をした人には、後日合成写真が送付される。

入手した作品は、NFTとして発行するため、二次流通が可能となっており、ブランドやアーティストとコレクターの双方に、金銭的メリットを提供できるという。

出典:スタートバーン

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