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米大手信託銀行BNYメロン、USDCの準備資産を保管

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CircleとBNYメロンが提携

米大手信託銀行のBNYメロンは31日、米ドルステーブルコインUSDCの発行関連企業Circleと提携し、USDCの米ドルなどの裏付け資産を保管しているこが明らかになった。Circle側が発表した。

BNYメロンは運用資産総額が約4,200兆円に及ぶ世界最大手の信託銀行。今回、BNYメロンはCircleの「プライマリー・カストディアン」になった。

USDCはステーブルコイン時価総額ランキングで2位に位置する大型銘柄で、約6.3兆円に相当するUSDCが流通している。USDCの裏付け資産には、昨年7月に開示された書類によると、現金と現金同等物や米国債、譲渡性預金などの資産が含まれている。

CircleはBNYメロンと提携し、裏付け資産を預けることでUSDCの透明性と安全性を強化することを目的としている。BNYメロンのアセットサービシングCEOを務めるRoman Regelman氏は発表で、「USDCの裏付け資産のカストディアンとしての私たちの役割は、より広い市場をサポートし、お客様に価値をもたらすことだ」とコメントした。

BNYメロンは現在、仮想通貨業界への事業進出を進めているところだ。2月に、大手仮想通貨カストディ企業Fireblocksと提携し、機関投資家にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の保管サービスを提供する計画をしていることが報じられた。

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