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複数のデジタルIDを簡単管理できるウォレット「myDid」リリース 主な特徴とメリットを紹介

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「myDid」とは

スイスに本拠を置く「myDid(旧:XSL Labs)」は、分散型IDを中心に新しいテクノロジーを採用したい専門家向けのソリューションを開発しており、検証可能かつ分散型のデジタルIDソリューションを提供します。

IDはパブリックブロックチェーン上のスマートコントラクトにリンクされているため、分散型IDまたは自己主権型アイデンティティと呼ばれます。

「個人情報の制御を取り戻すアプリケーション」とされており、個人情報がローカル保存されるのが特徴。ユーザーは安全に互換性のあるサービスとの連携を(自分で)設定できます。

同ウォレットで使用されるIDは、分散型IDまたは自己主権型アイデンティティとも呼ばれており、パブリックブロックチェーン上のスマートコントラクトにリンクされています。

分散型アイデンティティのメリットは?

このシステムを活用することにより、ユーザーのトレーサビリティ(追跡可能性)を制限することができます。

具体的には、myDidのモバイルアプリケーションは、ユーザーの分散型デジタルIDを作成し、検証可能なクレデンシャルとオープンバッジの形で、ユーザーのスマートフォン(iOS/Android)に、サインインや文章への署名などの個人情報をローカル受信・保存するために使用され、自分自身の「デジタル・アイデンティティ」を効率よく管理することができます。

Web2.0の既存の中央集権型サービスの場合、Webサイトにアクセスする度に、新規アカウントを作成する必要がありました。

その点、分散型アイデンティティを用いることで、さまざまなエンティティから検証可能な資格情報とデジタル証明書を取得することができるようになります。

アプリのメリットと利用方法

分散型ソリューションの活用により、ローカル保存された検証可能な個人情報を互換性のあるサービスとより安全な方法でシェアできるようになります。

具体的には、同様の標準規格(DIDとオープンバッジ)を使用するサービスと互換性を持ちます。

2022年6月にリリースされたばかりの「myDid」アプリの使用方法はとてもシンプル。専用リンクのクリックやスマートフォンのカメラ機能で「QRコード」をスキャンすることで、あらゆる対応サービスと通信を行うことができます。

現在、システム導入に興味のある企業にアプローチしており、さらなる普及が期待されます。デモ版アプリでは、Webサイトからのユーザー登録とサインインのテストを行うことが出来ます。

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