ブリッジ機能を実装
メタバース(仮想空間)系NFTゲームプロジェクトのThe Sandboxは29日、仮想土地(LAND)のレイヤー間転送を実現する「PoSブリッジ」対応を発表した。
これにより、イーサリアム(ETH)メインネットからポリゴンチェーンへ、LANDやSANDといったデジタル資産の転送が可能となる。
🌉 We are ready to deploy LAND to @0xPolygon 🌉
— The Sandbox (@TheSandboxGame) June 28, 2022
🔸Each LAND bridged grants a 10 mSAND cashback!
🔸LAND multipliers on both mSAND staking programs are back!
🔸LAND sales and LAND staking features (on Polygon) are coming soon!
BRIDGE NOW ➡️ https://t.co/jlcSKxuBWh pic.twitter.com/1tuAAsqEZP
ポリゴンは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)メカニズムを使用するレイヤー2スケーリングソリューションとして、イーサリアム(ETH)チェーン上に構築されている。
SANDは、ゲーム内のユーティリティ及びガバナンストークン。
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ザ・サンドボックスの公式サイトからLANDのブリッジを行うと、10 mSAND(約1,500円)のキャッシュバックが付与される。これに先駆け4月27日には、ブリッジングに備えて旧スマートコントラクトから新スマートコントラクトへの自動移行が行われていた。
ポリゴンチェーンへの移行でLANDの最大供給数やユーティリティが変更されるものではなく、レイヤー1チェーン(特にETH)の課題であるトランザクション詰まりの緩和につなげ、以下の問題を解消することが目的にある。
- トランザクション速度
- 高騰しがちな取引手数料(Gas代)
LANDのステーキング機能実装へ
今後まもなく、ポリゴン上でのLANDセールやLANDのステーキング機能なども実装される見込み。
ポリゴン(MATIC)では昨年12月より、「SAND/MATIC」通貨ペアを預け入れステーキングを行うことが可能。ステーキングプールに流動性を提供するSAND保有者は、mSAND(ポリゴン上のSANDトークン)の月次報酬を得ることができる。