Securitizeと提携
米大手投資会社KKR&Coは、投資ファンドの一部をL1ブロックチェーンのアバランチ(AVAX)に移行する計画だ。
KKRはトークン化証券プラットフォームSecuritizeと提携。SecuritizeはKKRが運用する第二の「Health Care Strategic Growth Fund」の一部をアバランチでトークン化し、個人投資家にアクセスを提供する。13日の発表によると、KKRのようなプライベートエクイティ大手がファンドをブロックチェーン上で管理するのは今回が初事例だという。
関連:BCG「トークン化可能な固定資産は2030年までに2千兆円規模に到達」
一方、トークン化されたファンドに投資するために、個人投資家には最低500万ドル(7.2億円)の投資可能な資産を保有する条件が設けられており、参入ハードルは依然として高い。
KKRは米ニューヨークを拠点とする大手投資会社で、プライベートエクイティファンドや、不動産投資信託、インカムファンドなどの商品を提供。昨年12月には米大手仮想通貨カストディ企業Anchorage Digitalの400億円規模のシリーズDに参加し、今年の1月にはWeb3大手のAnimoca Brandsに追加で160億円を出資していた。
関連:米大手投資会社KKR、NFT関連企業Animoca Brandsに160億円出資=報道