機関投資家の需要を反映
約1,380億ドルの資産を運用する世界的ヘッジファンドMan Groupは仮想通貨ヘッジファンドをローンチする準備をしている。ブルームバーグが報じた。
高インフレやFTXの経営破綻がもたらす影響などを背景に現在の仮想通貨市場は「冬の時代」と呼ばれる中、機関投資家の仮想通貨投機意欲は減退していないようだ。Man Groupの仮想通貨ヘッジファンドは年来にもローンチできるという。
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仮想通貨ヘッジファンドを運用するMan Groupのトレーディング部門は以前から仮想通貨先物を取引していた。Man Groupはあくまで仮想通貨取引に利益をもたらす機会を見出しており、仮想通貨の長期保有に対しては未だ疑問視している格好だ。
Man Groupはイギリス本拠地の大手ヘッジファンドで、6月30日時点で世界のヘッジファンドランキングにおいて2位にランクインした。
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