LINE子会社の仮想通貨取引所にTRON上場:2000万円相当のエアードロップ実施

LINE社の仮想通貨取引所にTRON上場
LINEのシンガポール子会社が運営する仮想通貨取引所BITBOXにて、仮想通貨トロンを取引リストに追加することを発表、900万TRON(2000万円相当)のAirdropも行われる。
スマホアプリで移動時も簡単取引
交換業者 通貨 特徴
スマートフォンで急激な価格変動時も即座に取引可能。
BTCFXに定評、下落相場も利益を狙える。
全ペア取引手数料0%キャンペーン実施中。
アルトコインのレバレッジ取引で最多通貨ペア(14種類)。
ETH,XRPの板取引も対応。BTC取引高No.2

LINEの取引所にトロン上場

出典:linecorp.com

8月15日に、日本のメッセージアプリにおいて圧倒的なシェアを誇るLINEの子会社が運営する仮想通貨取引所「BITBOX」が、世界有数の仮想通貨トロン(TRON)を取引リストに加えることを発表しました。

LINEおよび、仮想通貨関連事業に取り組むグループ会社であるLVC社は、シンガポール基盤で両社の子会社に当たるLINE Tech Plus社を通じて、7月16日から仮想通貨取引所BITBOXのサービス提供を開始しています。

取引所BITBOXでは、日本およびアメリカを除く国際的な取引を可能にし、現時点で20種類以上の仮想通貨を取り扱っています。さらに、世界的に有名なアメリカ基盤のブロックチェーンセキュリティ会社BitGoのマルチシグ技術を採用することで、セキュリティを高めています。

TRONの取り扱いを追加

そして8月15日に、LINEは自社公式ウェブサイト上で、同取引所BITBOXが現時点で12億ドル(約1,330億円)と仮想通貨業界で時価総額上位15位に入っているトロン(TRON)を取引リストに追加することを発表しました。

取引リストへの追加に伴って、アジアのソーシャルメディア大手企業と提携し、BitBoxユーザー全員に対する「8月22日までのプロモーションイベント」の一環で、900万TRON(2000万円相当)のAirdropを行うことも明らかにしています。(ただし、日本居住者はBITBOXを利用できません)

シンガポールのLINE子会社の「LINE Tech Plus」のCEOを務めるYoungsu Ko氏は、今回のトロンの取引所への上場に関して以下のようにコメントしました。

「トロンは、安定した技術プラットフォームを有し、BitTorrent社(ファイル共有を高速化するための通信プロトコル)も買収して傘下に加えている。私たちは、トロンとの戦略的な共同での取り組みを行なっていければと考えており、仮想通貨業界において、最高の顧客体験をユーザーに提供していきたい。」

そして、TRON Foundationの創業者であるJustin Sun氏も、自身の公式Twitterで「私たちは、商品インテグレーションなどにおいて、LINEとのさらなる共同での取り組みを期待している」と発言していることから、今後のさらなる関係が注目されています。

LINE子会社のトークンベンチャーファンド

この仮想通貨トロンを取引リストに追加する発表に加え、同じく公式ウェブサイトにて、LINEの子会社unblock社が、ブロックチェーンスタートアップエコシステム全体の前進を目的とした1,000万ドル(約11億円)規模のトークンベンチャーファンド「unblock ventures」社を設立することを明らかにしました。

現時点で、その初期予算は1,000万ドル(約11億円)であるものの、ブロックチェーン業界がさらに発展していくに連れて、投資額も引き上げていくことを示唆しており、以下のように記述しています。

「この新しいコーポレート・トークン・ファンドを設立することで、LINEは仮想通貨および、ブロックチェーン技術の普及、そして発展を促進したいと考えている。」

さらに、国内の美容エステ市場において売上高や店舗数が最大で、国内最大の女性向け美容サロン「ミュゼプラチナム」などを運営するRVH社も、8月15日の取締役会でブロックチェーン企業のマイナーガレージ社を子会社化し、ブロックチェーン技術および、仮想通貨関連の知見を同社のサービスに活用しようと考えていることを発表しました。

このようにIT関連企業のLINEだけでなく、畑違いの美容エステ業界のRVH社など、日本でも馴染み深い会社が仮想通貨業界に積極的に進出してきていることは、メインストリームへの進出が着実に行われてきている証拠であると言えるでしょう。

CoinPostの関連記事

LINEが仮想通貨取引所「BITBOX」を展開|日本とアメリカは除外
シンガポールで7月から参入する計画で、対応通貨としては、BTCやETHを含む30種類以上の通貨が挙げられており、また法定通貨の取引は行わず、取引手数料は0.1%と非常に安くなっています。しかし今回のサービスは、日本とアメリカを覗く15カ国に向け提供されます。
LINEが独自ブロックチェーン開発を計画|dApps推進へ向け本格始動か
先日、仮想通貨事業への本格参入を発表した「LINE」社が、独自のプラットフォームを活かしたブロックチェーン開発も視野にあることを明かしました。トークンエコノミーを活用することで、dApps開発を促進します。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用