先読みビットコイン情報|仮想通貨相場に大きな影響を与え得る「重要ファンダ」予定表

重要ファンダ予定表
当ページでは、Cboe版「ビットコインETF」の審査期限、BTC先物の満期日、IMF年次総会のポイントなど、仮想通貨市場価格に影響を与える得るイベント情報をまとめている。あらかじめ材料をチェックしておくことで、投資判断に役立てることができる。
ファンダメンタルズ分析とは
経済活動や業績を元に企業等の本質的な価値を分析する手法。仮想通貨の場合は、株式市場のような決算発表はないため、国際規制の動向、大手仮想通貨取引所へのハッキング、機関投資家の参入など重要ニュースが相場に影響を及ぼしやすい。

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注目イベントと通貨

イベント名 注目度 日程
Cboe ビットコイン先物限月 ★★★☆☆ 9/19(水) *日本時間9/20 4時45分
CME ビットコイン先物限月 ★★★☆☆ 9/28(金) *日本時間9/29 0時
Cboe版ビットコインETF審査期限 ★★★★★ 9/30(日)
国際通貨基金(IMF)年次総会 ★★★☆☆ 10/12(金)〜10/14(日)

ビットコイン先物限月について

ビットコイン市場では、2017年12月から米国のシカゴ・オプション取引所(Cboe)とシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で「先物取引」が提供されています。

先物を利用しない一般投資家にも無関係ではなく、限月(先物期限の満期日)が近付くにつれ、機関投資家などによる「ポジション解消の大量売買」が行われ、仮想通貨市場が動く可能性があるため、注意が必要です。

先物取引とは、「特定商品を将来の指定日にいくらで売買するかを、予め約束する契約」のことで、デリバティブ(金融派生商品)の一種で、盗難やハッキング被害のリスクがないため、機関投資家にも重宝されてきました。

日本では、江戸時代に盛んだった米(農産物)の売買に関して、天候によって豊作・不作が変動しやすいことから、収穫前に行うリスクヘッジの一環として生まれたとされています。

CEM(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取り扱うビットコイン先物限月については、公式サイト上で、

当該限月の最終金曜日に到来し、3月スタートの四半期サイクルから直近の2限月取引が、このサイクルに含まれない暦上の直近2限月取引が上場される。」

と解説しています。

つまり、一定の期間が過ぎると、投機取引のほとんどが取引最終日までに反対売買(買建ての場合は売り、売建ての場合は買戻し)を行うことにより、先物契約を解消する必要があります。反対売買が行われない建玉に関しては、ビットコイン参照基準レート(BRR)に基づいて差金決済されます。

期日前後の市場への影響

ビットコイン価格の影響について、米調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのアナリスト、トーマス・リー氏は、ビットコイン価格下落の原因は6月中旬のCBOE先物の期日にあると言及しており、「ビットコイン先物期日前の10日間で、BTC価格は平均18%減少、6日後には回復する傾向がある」と分析しています。

実際、8月15日(日本時間16日 午前4時45分)に期日を迎えた、CBOEのビットコイン先物8月物決済日には、直接的な影響こそ軽微だったものの、ビットコインFXで仕掛け売りが入ったことでBTC価格が乱高下するなど、間接的な影響を与えることもありました。

なお、CBOEの「ビットコイン先物」9月SQは、日本時間9/20 5時(4:45頃)、CMEの「ビットコイン先物」9月SQは、日本時間9/29 0時頃に予定されています。

Trading terminates at 4:00 p.m. London time on the last Friday of the contract month.

CMEグループ公式サイト

IMFの見解

国際通貨基金(International Monetary Fund,IMF)は、国際金融、並びに、為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関であり、アメリカの首都ワシントンD.C.に位置。IMFの加盟国は、2018年時点で189ヶ国に上ります。

公式サイトによると、年次総会には、世界銀行と国際通貨基金の加盟国の代表団約3,500名、報道関係者約1,000人、民間企業、銀行、NGO関係者などのビジター参加者や特別参加者を含めて、約10,000人が参加する大規模な会合になります。

IMFは、「仮想通貨が金融の安定に危機をもたらさない」との見解を示しているほか、IMFトップのクリスティーヌ・ラガルド専務理事は2017年、「ビットコインをはじめとした仮想通貨を軽視すべきでない」と肯定的な発言を行ったことで、仮想通貨市場からも大きな注目を浴びました。

このような要人発言は、機関投資家やヘッジファンドの判断に影響を及ぼす可能性があり、注視すべきイベントの一つだと言えるでしょう。

Cboe版ビットコインETFの審査期限

SEC(米国証券取引委員会)は8月8日、ビットコインETFについて公式文書で言及。最短で8月中旬承認の可能性があるとして、思惑先行で急騰を見せていたビットコイン相場は、大幅反落を余儀なくされました。

SECの公式文章では、以下のように表記され、初めて具体的な日程が明示されました。

「Securities Exchange Act of 1934(証券取引法)」に基づき、審査可否に関するルールを「Cboeへ申請を開示・提案された取引所のルール変更を十分に審議するための必要日数」を45日間、また必要に応じて45日を追加して90日間と定めており、審査結果の公表日は期限一杯となる「2018年9月30日」とする。

ただし、9月30日までに必ず可否判断が下されるという訳ではありません。市場関係者からは、SECの規定に基づき、再延期(最終延期)が発表される可能性も高いと見られており、注意が必要と言えるでしょう。

ETFは元来アメリカの連邦証券法に入っていなかったため、個別に免除申請する必要があり、ビットコインETFの申請日である「7月2日」から起算して、最大240日(2019年2月頃)まで可否判断を延長する事が可能だということになります。

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