先読みビットコイン情報|仮想通貨相場に大きな影響を与え得る「重要ファンダ」予定表

重要ファンダ予定表
「ビットコインETF」の審査期限、BTC先物SQなど、仮想通貨市場価格に影響を与える得るイベント情報をまとめている。あらかじめ材料をチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
ファンダメンタルズ分析とは
経済活動や業績を元に企業等の本質的な価値を分析する手法。仮想通貨の場合は、株式市場のような決算発表はないため、国際規制の動向、大手仮想通貨取引所へのハッキング、機関投資家の参入など重要ニュースが相場に影響を及ぼしやすい。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

イベント名 注目度 日程
バイナンス・シンガポール取引所開設 ★★★☆☆ 4月中(予定)
LiquidとGMOでレバレッジ上限変更、それぞれ4倍へ ★★★★☆ 5月15日
ビットコインキャッシュのハードフォーク ★★★★☆ 5月15日深夜予定
BitWise版ETF判断期限 ★★★☆☆ 5月16日
取引所TAOTAO開始予定 ★★★★☆ 5月中旬
VanEck版ETF判断期限 ★★★☆☆ 5月21日
CMEビットコイン先物決済日 ★★★☆☆ 5月31日(日本時間1:00)
取引所「楽天ウォレット」開始 ★★★★☆ 6月
G20福岡 財務大臣・中央銀行総裁会議 ★★★★★ 6月8〜9日
FATF(金融活動作業部会)パリ全体会合 ★★★★☆ 6月16〜21日
大阪 G20サミット ★★★★☆ 6月28〜29日
ライトコイン半減期 ★★★★☆ 8月前後

大手仮想通貨取引所バイナンスが2大発表

仮想通貨取引所バイナンスは4月4日、韓国で開催された大型ブロックチェーンカンファレンス「Deconomy」で新たに2つの仮想通貨取引所を開設することを発表した。

相次いで発表された新規取引所でまず明らかとなったのはバイナンスのDEX(分散型取引所)のメインネットローンチである。

バイナンスは既に2月にも独自のDEX開始に向けテストネットをローンチしており、テストネットの公開直後にバイナンスのCEOであるCZ氏が成功に終わったことをツイッター上で報告していた。

分散型取引所の利点として挙げられるのが、通常の仮想通貨取引所と異なり通貨保有者が秘密鍵の所有権を取引所に預けなくて済むことだ。これにより、万が一ハッキングがあった際に通貨の安全を取引所のセキュリティではなく、自分で管理できることが高く評価されている。

またバイナンスDEXのほかに、バイナンスは同じく4月中にシンガポールにシンガポール/ドルの法定通貨建取引ペアを提供する「Binance Singapore」を新設することを発表した。

バイナンスは2019年の目標として、仮想通貨業界にさらに多くのユーザー参入を促すために「法定通貨建のオンランプ」設置を世界5〜10カ国に設立する方針を示していた。

既にバイナンスはイギリスの王室属領とされているジャージー島や東アフリカのウガンダに法定通貨建の取引を提供している。

また3月上旬には南米アルゼンチンにおいても仮想通貨取引所の設立を示唆する内容をCZ氏が発していた。

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世界最大手バイナンスが重要発表、4月からBinance DEXとシンガポール取引所を開始
最大手仮想通貨取引所バイナンスのCZ氏は、韓国ソウルの大型カンファレンスにて、新取引所「バイナンス・シンガポール」と、BinanceDEXのメインネットに関する重大発表を行なった。

GMOとLipuidがレバレッジ上限を4倍に変更へ

5月15日を目処に、国内大手取引所のLipuidは25倍から4倍、GMOは10倍から4倍へレバレッジ上限を変更する。

金融庁公認の自主規制団体「日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」が、投資家保護の目的のために取りまとめた「自主規制案」に基づく対応措置であり、これまでにはDMM Bitcoinも同様の対応を発表している。

そのような規制に伴う「義務」としてのレバレッジ上限の引き下げへ至った背景には、仮想通貨市場がまだ未成熟であることが挙げられる。

なお米国では、機関投資家などプロのトレーダーでもボラティリティを踏まえて、最大倍率2倍に規定されている。金融庁の研究会では、参加する委員からボラティリティの大きさやこの事例などを踏まえ、4倍でも高いとみる意見が相次いでおり、「最大倍率2倍」が適切であるとの見解もある。

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仮想通貨取引所Quoine、5月15日よりレバレッジ倍率を25倍から4倍に引き下げ
日本で仮想通貨取引所を運営するQuoineは22日、同社の証拠金取引における最大倍率を25倍から4倍に変更する事をユーザー向けのメールを通して報告した。適応は2019年5月15日(水)午前11時より行われる。

ビットコインキャッシュがハードフォーク予定

ビットコインキャッシュが5月15日深夜にハードフォークを予定。スケーラビリティの向上等が見込まれている。

また、トランザクションの署名方式の「楕円曲線デジタル署名アルゴリズム」(ECDSA)から「シュノア署名」(Schnorr signature)への変更も予定している。それによって署名データのさらなる圧縮化が図られる格好だ。

TAOTAO、5月中旬に営業開始予定

ヤフー株式会社の100%子会社であるZコーポレーション株式会社から出資を受けている株式会社TaoTaoは3月25日、新たな仮想通貨取引所TAOTAOの営業開始を発表。

仮想通貨取引所TAOTAOを手がける株式会社TaoTaoは2月初旬、ビットアルゴ取引所東京から社名を変更していた。IT大手のヤフーの傘下企業が仮想通貨交換業に本格的に参入することから、国内の仮想通貨業界が再び盛り上がることに期待が集まっている。

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ヤフー出資の仮想通貨取引所TAOTAO、5月にサービス開始へ|本日より事前登録開始
ヤフー株式会社の子会社が出資を行うTaoTao株式会社は25日、新たな仮想通貨取引所「TAOTAO」の営業を5月に開始を予定していることを発表した。「新しいお金。新しい世界。」をスローガンに、利用ユーザーへ安心安全のサービス提供を目指す。

半減期とは

半減期とは、マイニング報酬が半減するタイミングをさす言葉である。また、半減期を経て通貨の供給量が少なくなることから、一般的には価格上昇を引き起こすイベントとして認識される。

例えば、ビットコインの場合は、半減期が21万ブロックごとに訪れるよう設定されている。

1ブロックあたりマイニングにかかる時間が約10分で、それに21万をかけるとおよそ4年になることから、ビットコインの半減期は4年に1度となる。

なお、最初の半減期は2012年で、マイニング報酬は50BTCから25BTCへ半減。2度目の半減期は2016年7月で、25BTCから12.5BTCとなり、それが現時点でのマイニング報酬となっている。

そして、3度目となる次の半減期は、2020年の5月に訪れることが予想されており、前回の半減期の際は大きな価格変動を伴ったことから1つの注目を集めるファンダメンタルとなる。

前回の半減期の価格推移

2012年の最初の半減期の際は、ビットコインの市場がまだ小さかったため価格に大きな影響は与えなかったが、2度目となる2016年7月の前回の半減期は大きな価格変動を引き起こした。以下はその半減期周辺のビットコイン価格のチャートである。

出典:Tradingview

そこからは、7月初めの半減期の約2週間前に1度価格がピークをつけたことがわかる。そして、半減期直後に一旦価格を落とした形となっている。

また、以下は、半減期の1年前からのビットコインのチャートとなっている。半減期から約1年半前の1月に価格が底を打ち、9月ごろまで低迷してそこから上昇。半減期のおよそ10ヶ月前から価格上昇をはじめた様子が伺える。

出典:Tradingview

半減期直前のピークでは、その1年前と比較して約220%の価格上昇を記録。半減期前後で大きく価格が動く結果となった。

今回の半減期はどうなるか

次の半減期は、ブロック数の逆算から2020年の5月に来ると予想されているが、もし前回の半減期の際の価格推移パターンを踏襲する場合、今年の8月ごろから価格上昇がはじまる可能性もあるだろう。

ただ、半減期には投資家の期待や注目が集まっているものの、前回のパターンを繰り返すとは限らず、誰も正確な予測をたてることはできない。

着々と次の半減期が迫っているが、それが近づくにつれさらにビットコインに注目が集まっていくことになるだろう。

ビットコインETFの最新期限

現在米SEC(証券取引委員会)は主に2つのETF申請を検討している。一つ目はCboeで取引が予定されているVanEck社とSolid X社が提供するビットコインETFで、もう一つはBitWise社が提供する仮想通貨ETFだ。

VanEck版ETFは昨年7月に既に申請されていたが、2018年末にかけて米トランプ大統領が発令した政府閉鎖の長期化で認可発表の期限は最終期限までもつれこみ、VanEck社などは1月中旬、期限の延長切れでの却下を免れる形で申請を一旦撤退する形となっていた。

その後トランプ大統領が政府閉鎖を一時的に解除した際、再びVanEck社とBitWise社が相次いでETF申請を提出。

連邦官報に掲載された後、最初の期限だったBitWise社の期限4月1日とVanEck社の4月6日は延期が発表された。

米SECがETF申請に関する判断を発表する次回の(暫定的な)期限はBitWise社が5月16日、VanEck社が5月21日となっている

米SECは判断を最大3回、連邦官報にETF申請が掲載された日から最長240日まで判断発表の期限を延期することができる

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仮想通貨ビットコインETF申請2社 可否判断延期|影響を専門家が解説
米国SECは、現在申請中の2つのビットコインETFにおける可否判断を初回で延期した。また、仮想通貨・ブロックチェーン関連に詳しい弁護士は「さらに、あと2回延期される可能性が高い」との見解を示している。

楽天ウォレット、仮想通貨取引サービスを開始予定

国内の大手IT企業である楽天グループの連結子会社である楽天ウォレット株式会社は3月29日、今年6月頃に仮想通貨取引サービス「楽天ウォレット」を開始する方針を公式に発表した

また6月のサービス開始を前に、4月15日から新規口座の申し込み受付を開始する方針も同時に明らかにしている

親会社の楽天グループは3月1日、以前買収していた「みんなのビットコイン」株式会社の正式名称を「楽天ウォレット」に名称変更を発表していた

6月に仮想通貨の取引サービスを開始する楽天ウォレットは以前ビットコイン、イーサリアムとビットコインキャッシュの3つの仮想通貨銘柄と17の取引ペアを提供していたが、今後さらに取り扱い銘柄が増えるのかも見所の一つだと言えるだろう。

楽天の仮想通貨事業展開についての詳細はこちらから

【追記あり】日本の仮想通貨業界に「楽天ブランド」誕生|みんなのビットコインが商号を正式に変更
日本の仮想通貨業界に楽天ブランドが誕生した。先日、みんなのビットコイン株式会社の商号変更を発表していた件で、3月1日にHPのロゴや会社概要が変更されていることが確認された。

G20福岡 財務大臣・中央銀行総裁会議

仮想通貨に関する国際的な新規制案が合意される見通し。サイバー攻撃などを含めた流出防止策や顧客保護を主軸にした内容で、盛り込まれる具体的な内容としては以下の3点が明らかになっている。

  • 顧客資産保護で必要な対応方法
  • サイバー攻撃の対策
  • 情報提供のあり方

また、今回のG20の開催に伴う発表で重要な点は、仮想通貨の流出防止策などに係る規制案を国際的(国際規制案)に設けず、あくまでも手引書として各国に規制基準を促す形式が取られたことである。

なお、そのような形で、規制を各国の裁量に任せるような動きもみられる一方、アンチマネーロンダリング(AML)やテロ資金供与対策(CFT)についての規制は全体での新ルール策定の方向に動き出す可能性もあるとされている。

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福岡G20、仮想通貨に係る「顧客保護・流出防止策」で手引書を策定 国際共通規制案は設けず
福岡開催のG20財務相・中央銀行総裁会議で、仮想通貨流出防止策や顧客保護策に係る各国の規制に活用する手引書が策定されることがわかった。注目点は、流出防止策などでは国際共通規制案が設けられない点だ。

米ナスダック、来年上半期「ビットコイン先物」提供

世界No.2の出来高を記録する「証券取引所ナスダック」のコミュニケーション部門のバイスプレジデントを務めるJoseph Christinat氏は、「2019年の上半期で、ビットコイン先物取引を開始する」と発表した。

現在、多くのビットコインETFは米証券取引委員会(SEC)によって非承認とされているものの、ビットコイン先物取引においては、既に米国の規制下に置かれるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)、シカゴ・オプション取引所(CBOE)で取引されている先例から、ナスダック版先物も実現しやすいとされている。

同社のChristinat氏は、仮想通貨市場に多大な人気が生じる5年前より、多くの労力や資金を注ぎ込んできたことを明らかにし、ナスダックの本気度が伺える。

ナスダックのような世界最大の新興企業向け株式市場へのビットコイン先物上場は、活気に欠けている今のビットコイン相場にとってトレンド転換する好材料とされており、Bakktのビットコイン先物開始や、フィデリティの機関投資家向けの取引サービスに加え、より多くの機関投資家の参入に期待感が高まっている。

なお、ナスダックからの発表が行われる前に、11月27日に、ニューヨークで開催された仮想通貨業界の重要会議Consensus Investにて、最注目ビットコインETF申請企業であるVanEck社のデジタル・アセット戦略部のディレクターを務めるGabor Gurbacs氏は、ナスダックと提携を結んだと発表した。

VanEckのインデックスとナスダックがインデックス技術分野で提携し、仮想通貨市場に向けて、ビットコイン先物取引などのデジタル・アセット商品の取引を提供する予定となった。

ナスダック、仮想通貨業界参入の重要性

世界的な取引所であるナスダックが仮想通貨事業に参入する重要点は主に以下の3点にまとめられる。

  1. 仮想通貨業界イメージ向上への貢献
  2. 投資家と規制当局からの信頼獲得
  3. 仮想通貨派生商品における健全な競合

イメージ向上

韓国取引所のUpbitやBithumbなどで、取引量の水増し疑惑が問題視されている。

他にもハッキングや仮想通貨の流出・盗難が世界各国の仮想通貨取引所で相次ぐ中、伝統的な金融業界で定評のある「ナスダック」が仮想通貨市場に進出することは、仮想通貨業界のイメージ向上につながると期待されている。

信頼獲得の可能性

ナスダックの業界参入メリットとして挙げられているのが、機関投資家や規制当局からの「仮想通貨」に対する信頼獲得だ。

先月末にナスダックがVan Eck社と提携を発表する以前から、同取引所は世界でもトップ水準を誇る独自の市場監視技術、「SMART」をSBI、ジェミナイなど複数の仮想通貨取引所に提供しており、相場操縦など、仮想通貨業界で頻繁に発覚する不正行為の抑止・探知することができる。

その為、業界のイメージ向上だけではなく、実際に仮想通貨取引所に対するスタンダードを底上げする可能性もある。

健全な競合

さらにナスダックが今後、ビットコイン先物取引などの仮想通貨商品を提供した場合、仮想通貨商品の取引する選択肢が現状より増えることが挙げられる。

現在、機関投資家がビットコイン先物をポートフォリオに組み込みたいと考えた場合、選択肢にあがるのはCboeとCMEだけだ。しかし、Bakktが1月に先物取引を開始し、ナスダックも来年同様な商品を提供した場合、仮想通貨商品における健全な競合が期待でき、業界自体の発展と向上につながるかもしれない。

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最重要ビットコインETF申請企業責任者が「ナスダック提携に関する詳細」を明かす|仮想通貨市場の展望も
VanEck/MVIS社仮想通貨戦略部門Gabor Gurbacs氏が、正式に発表された仮想通貨先物商品を目的としたナスダックとの提携について語り、注目される詳細が明らかになった。仮想通貨商品市場が20年後には約1100兆円(1000億円ドル)規模になるとデジタル通貨の将来性を大きく見込んでいる。

FATF(金融活動作業部会)パリ全体会合

FATF(金融活動作業部会)は、マネーロンダリング対策の国際協調を進めるために設立された政府間会合である。

仮想通貨がテロ組織や犯罪組織の新たな資金源となりうるといった危惧から、2015年には仮想通貨の規制に関するガイダンスを発表している。

仮想通貨につきまとう問題としてマネーロンダリングが頻繁に挙げられており、その対策機関であるFATFの決定は、仮想通貨業界に影響を与えうることが考えられる。

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FATFの日本審査を控え、国内大手仮想通貨取引所「BITPoint」代表がマネロン対策に言及
日本国際金融フォーラムの場でBITPointの小田氏は「FATFを見据えた内部管理体制」を重点的に構築していると強調。仮想通貨交換業者がしっかり対応することで、仮想通貨全体の信頼向上につながると述べた。

仮想通貨ライトコイン(LTC)の半減期

また今年の8月前後には時価総額上位通貨であるライトコイン(LTC)の半減期が予定されている。

ライトコインは以前にも2015年8月に半減期が起きており、当時はマイニング報酬が50LTCから25LTCに減少した。

今年の夏頃に想定されるLTCの半減期後、マイニング報酬は現在の25LTCからさらに12.5LTCとなる予定だ。(ライトコイン半減期のカウンドダウンサイトはこちら

カウンドダウンサイト上では3月20日現在、「8月7日」頃に半減期到達が見込まれている。

一般的にPoWのコンセンサスアルゴリズムを採用し、マイニングが必要となる仮想通貨において、増加する流通量と価格低下とインフレを抑えるために半減期というシステムは存在する。

供給の部分である発行量を制限することで、需要と供給の関係上価格が上がっていくこととされているが、ビットコインや多くの通貨では半減期の半年前から上昇が起きる傾向が見られる模様だ。

ビットコイン先物限月(SQ)について

ビットコイン市場では、2017年12月から米国のシカゴ・オプション取引所(Cboe)とシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で「先物取引」が提供されている。

先物を利用しない一般投資家にも無関係ではなく、限月(先物期限の満期日)が近付くにつれ、機関投資家などによる「ポジション解消の大量売買」が行われ、仮想通貨市場が動く可能性があるため、注意が必要だ。

先物取引とは、「特定商品を将来の指定日にいくらで売買するかを、予め約束する契約」のことで、デリバティブ(金融派生商品)の一種で、盗難やハッキング被害のリスクがないため、機関投資家にも重宝されてきた。

日本では、江戸時代に盛んだった米(農産物)の売買に関して、天候によって豊作・不作が変動しやすいことから、収穫前に行うリスクヘッジの一環として生まれたとされている。

CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取り扱うビットコイン先物限月(SQ)については、公式サイト上で、

当該限月の最終金曜日に到来し、3月スタートの四半期サイクルから直近の2限月取引が、このサイクルに含まれない暦上の直近2限月取引が上場される。」

と解説している。

つまり、一定の期間が過ぎると、投機取引のほとんどが取引最終日までに反対売買(買建ての場合は売り、売建ての場合は買戻し)を行うことにより、先物契約を解消する必要がある。反対売買が行われない建玉に関しては、ビットコイン参照基準レート(BRR)に基づいて差金決済される。

期日前後の市場への影響

ビットコイン価格の影響について、米調査会社ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのアナリストでCEOのトム・リー氏は、ビットコイン価格下落の原因は6月中旬のCboe先物の期日にあると言及しており、「ビットコイン先物期日前の10日間で、BTC価格は平均18%減少、6日後には回復する傾向がある」と分析している。

実際、8月15日(日本時間16日 午前4時45分)に期日を迎えた、Cboeのビットコイン先物8月物決済日には、直接的な影響こそ軽微だったものの、ビットコインFXで仕掛け売りが入ったことでBTC価格が乱高下するなど、間接的な影響を与えることもあった。

Trading terminates at 4:00 p.m. London time on the last Friday of the contract month.

CMEグループ公式サイト

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