第15回 GM Radio開催
第15回GM Radioは、3月24日(金)の27:00から「CP_Global」のTwitterスペースで配信予定。今回はゲストに、Masa Financeの共同創設者Brendan Playford氏を招待する。
Masa Financeは、分散型IDのプロトコルを開発しているプロジェクト。Web3のネットワークで、分散型IDを提供できるように取り組んでいる。企業のミッションは「次の10億人をWeb3の世界に招待すること」。同社は、このミッションを実現するために公平な金融システムの構築を目指している。
昨年5月には、プレシードラウンドで350万ドル(現レートで約4.6億円)の資金を調達したことを発表。この時は、Unshackled VenturesやGoldenTree Asset Managementの幹部らが出資を行った。
また、公式ウェブサイトの出資者とパートナーの項目には、暗号資産(仮想通貨)コングロマリット企業のデジタルカレンシーグループ(DCG)や、ブロックチェーンプロジェクト「Celo」の名前も掲載されている。
プレシードラウンドの発表でPlayford氏は、現在の金融システムは公平ではないと課題を指摘。教育機会やツール、金融商品へのアクセスが不平等であると述べていた。
そして、Masa Financeは、富を築く機会は全ての人々に平等に与えられるべきだと考えていると説明。包摂的な信用システムの構築において重要な役割を果たし、10億ユーザーがDeFi(分散型金融)に参加できるようにしたいとコメントしている。
具体的な取り組み
Masa Financeのサービスで最も大きな特徴の1つが、Soulboundトークン(SBT)を活用していること。SBTとは、譲渡できないNFT(非代替性トークン)のことで、イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が仮想通貨の次のテーマとして提唱したことで、大きな注目を集めている。
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SBTは一度受信すると他のデジタルウォレットに送信することができないため、個人のIDとして活用することが可能。教育資格や職歴やプロジェクトへの貢献、ユーザー認証に用いられるクレデンシャル情報、過去のローン履歴といった個人の信用に関連するデータを組み込むことができる。
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他にもMasa Financeは、人間でも読むことができるアドレス「Masa Soulname NFT(MIN)」や、イーサリアムブロックチェーンの活動をもとにした信用スコアを表す「Masa Web3 Credit Score SBT(MCR)」なども開発。MINはNFT電子市場「OpenSea」で取引も可能だ。
今回の配信のタイトルは「SBTとWeb3時代のアイデンティティ」。分散型IDの重要性やトークンの発行、今後の計画などについてゲストに質問していく。
視聴者に限定NFT配布へ
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