YESGO上場へ
暗号資産(仮想通貨)取引所XT.comは25日、ソーシャルメディアにNFTと金融要素を組み合わせたWeb3.0アプリ「Yesgo(YESGO)」について、取り扱いを開始したことを発表した。
XT.comの「メインゾーン」にて、テザー(USDT)建の通貨ペアの取引が開始されている。併せて出金対応が開始された。
Yesgo(YESGO)とは
Yesgo(YESGO)は、「Sing-to-Earn(歌って稼ぐ)」と「Share-to-Earn(シェアして稼ぐ)」モデルを採用した、ソーシャル・ファイ(Social+Finance)プロジェクトである。主にショート動画の作成と拡散に適しており、ユーザーはプラットフォームでオリジナルコンテンツを配信し、収益化することができる。
最近では、Yesgoはニューヨークのタイムズスクエアに位置するナスダックの大型電光掲示板で動画マーケティングキャンペーンを展開。9月10日には10時間にわたって動画が同時放送され、YESGOトークンとYesgoプロジェクトの認知度向上が図られた。
プラットフォームのネイティブトークンであるYESGOは、BNBチェーン上でBEP-20規格に基づき、最大で96.4億YESGOが発行される。YESGOトークンは、ガバナンス投票の他、エコシステム内でのガス決済(ネットワーク手数料)、バイバック、ゲーム報酬、DeFi運用など、多岐にわたる機能で利用される。
XT.comのCEO、Albin Warin氏は、YESGOトークンがXT.comに上場したことに対し、大きな期待を寄せている。
YESトークンがXT.comに上場したことに感激している。YESGOプロジェクトは、中国初のオープンプラットフォームであり、Web2.0をWeb3.0にトランスフォームさせるものだ。私たちは、XT.comは、Yesgoとそのコミュニティとのパートナーシップが、大いに成功することを楽しみにしている。
Yesgoは、2023年第3四半期以降に、外部プロジェクトとの共同プロモーションや、欧米メディアへの露出を含む様々なマーケティング活動を控えている。これにより、世界中からのユーザーを引き込み、プラットフォーム上のショッピングモール、ライブ配信、ソーシャルネットワーキングなどへの動画トラフィックの提供、及びエコシステムのさらなる拡大が期待される。
特に、Yesgoはショート動画プラットフォームに留まらず、ゲーム分野にも進出する計画だ。将来的に、Yesgoエコロジーパブリックチェーンの開発や、Bloodbath Arenaというシューティングゲームの立ち上げ、さらにはYesgoゲーミングクラブの設立を通じて、世界のゲームプレーヤーと競い合う場所を設置し、ブランドの影響力を高める予定だ。
XT.comとは
XT.comは2018年に設立された暗号資産取引所であり、600万人の登録ユーザーと50万人の月間アクティブユーザー、エコシステム全体では4,000万人以上のユーザーを誇る。
現物取引や先物取引のほか、マージン取引などにも対応しており、500以上の銘柄と800以上の取引ペアに対応。独自のNFTマーケットプレイスも2022年にローンチした。