はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

政府の新たなRWAトークン化事例、フィリピンがデジタル国債発行へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

政府のRWAトークン化事例

フィリピン共和国の政府は16日、適格機関投資家を対象に、トークン化した国債を発行することを発表した。

発表には「ある分散型台帳」を活用すると記載しているが、一部の海外メディアは具体的にブロックチェーンを活用すると報じている。フィリピンがトークン化した国債を発行するのは初めてだという。

国債は1年債で、発行は22日の予定。同国政府は、最低で100億ペソ(約270億円)の資金調達を目指している。金利については、遅くても現地時間20日14時までに公表すると説明した。

「ブルームバーグ」によれば政府の担当者は、「今後も定期的にトークン化した国債を発行するのか」という質問に対し、「今後も技術を研究し、試験的に取り組みを行なっていく」と回答している。

関連現実資産トークン化に投資家の関心が集まる理由、リアルワールドアセット(RWA)とは

RWAトークン化のメリット

国債のような現実資産(RWA)をトークン化する動きは、最近加速してきた。先月には、2023年に金利上昇が続く中で、米国債のトークン化市場が注目を集めている実態が明らかになっている。

関連米国債トークン市場が2023年に急成長、金利上昇の影響で

こういった取り組みには暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン業界の企業だけでなく、従来の金融大手企業や中央銀行、政府も関心を持っている。

フィリピンと同様の政府の事例としては、香港特別行政区政府が今年2月に、8億香港ドル(当時のレートで約136億円)のトークン化されたグリーンボンド(環境債)の発行に成功したと発表した。

関連香港政府、世界初のトークン型グリーンボンド(環境債)発行に成功

今年8月には香港金融管理局(HKMA)が、債券トークン化の利点を報告。分散型台帳技術(DLT)を活用した資産のトークン化に関する報告書を公表し、債券市場の効率や透明性を高める可能性があるとの見解を示している。

関連香港金融管理局、債券トークン化の利点を報告

DLTとは

「Decentralized Ledger Technology」の略。ブロックチェーン技術はDLTに含まれる。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:52
イーサリアムやドージコインに資金流入、週間騰落率でビットコインを大きく上回る
暗号資産(仮想通貨)市場では、時価総額2位のイーサリアムが前週比でビットコインを大きくアウトパフォームした。近年では珍しい現象であり、ETH/BTCが反転すれば2021年の過去最高値更新が視野に入るか。
10:20
米財務省、ビットコインは『デジタルゴールド』としての役割があるとの認識示す
米財務省がビットコインは「デジタルゴールド」としての役割を持つとの認識を示した。ビットコイン(BTC)を大量保有するマイクロストラテジー会長は、政府の準備金は金(ゴールド)ではなくビットコインの備蓄を推奨した。
12/08 日曜日
13:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、スイ(SUI)価格高騰やイーサリアムへの再注目
ビットコイン、イーサリアム、XRP、スイなどの主要仮想通貨が注目。価格のボラティリティ、重要なニュース、2025年に向けた仮想通貨の展望を解説。
11:30
短期調整警戒も、今週高値を「大天井」断定は時期尚早か|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、1400万円台で推移する今週のビットコイン(BTC)相場を分析。10万ドルの壁を突破できれば、FOMOによって相場が走ると想定するも、CMEのビットコイン先物では7.8万ドル〜8万ドルの間に窓が開いている点にも言及した。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|モルガン・クリークCEOのアルトコイン5選に高い関心
今週は、モルガン・クリークのCEOによる仮想通貨ビットコイン・アルトコインの市場分析、ヘデラやXRPの高騰、a16zの2025年トレンド予想に関するニュースが最も関心を集めた。
12/07 土曜日
13:25
中欧チェコ、長期保有の仮想通貨に対する免税へ
チェコ共和国で、3年を超えて保有の仮想通貨によるキャピタルゲインを非課税とする法案が成立した。一定額以下の取引も免税となる。
11:40
仮想通貨と株式市場は割高か、米バンカメのアナリストが警戒
米主要株指数のS&P500は6日に史上最高値を更新し6,090ポイントの値を記録した。一方、仮想通貨ビットコインは5日に10万ドルの大台を突破し6日にはフラッシュクラッシュが発生したものの、7日には再び10万台を回復した。
10:05
米NY連銀元総裁、トランプ新政権のビットコイン準備金構想を批判
米国のトランプ次期大統領のビットコイン準備金構想に対し、NY連銀元総裁が批判的見解を表明した。代わりに規制を整備すべきとしている。
08:50
リップル社のシュワルツCTO、ステーブルコインRLUSDの課題を語る
米仮想通貨関連企業リップルのデビッド・シュワルツCTOは、年内のステーブルコイン「RLUSD」ローンチに対する希望を依然として持ち続けているようだ。The Block主催の仮想通貨カンファレンス「Emergence」に登壇し見解を語った。
07:45
米フロリダ州、25年1Q開始の議会でBTC準備金創設か
フロリダ・ブロックチェーン・ビジネス協会の創設者は、同州の仮想通貨ビットコイン準備金計画について説明。2025年第1四半期からの議会で戦略準備金を創設できるようになる可能性が十分にあるとした。
07:10
アルトコインとビットコインの相関性が低下 アナリスト分析
仮想通貨市場において、昨日ビットコインの急激な変動(フラッシュクラッシュ)に対し、主要アルトコイン銘柄が安定性を示す状況が確認され、アルトシーズンの継続が示唆されている。
06:25
イーサリアム4000ドル突破、3月以来の高値
仮想通貨イーサリアムの価格は昨日のビットコイン主導のフラッシュクラッシュから堅調に回復し、現在4,042ドルで取引されている。
12/06 金曜日
18:22
国税庁、日本居住者による米国ビットコインETFの譲渡所得は「分離課税」の認識示す
米国ビットコインETFの売却益に対する国税庁の見解が明らかに。申告分離課税(20%)適用の判断が、日本の仮想通貨課税制度の見直し議論に波紋を呼ぶ。国内ETF解禁への課題も検証する。
18:00
仮想通貨を種類別に解説|アルトコイン、ミームコインまでわかりやすく
仮想通貨の基本的な分類と代表的な銘柄を初心者向けに解説。決済通貨(BTC・XRP)、プラットフォーム通貨(ETH・SOL)、ユーティリティトークン、ミームコインの特徴や違いがわかります。
14:04
メルコイン、メルペイ残高から暗号資産つみたての自動引き落としを開始
メルカリの売上金(メルペイ残高)から暗号資産の自動つみたてが可能に。メルコインが新機能を追加し、ビットコイン・イーサリアムへの投資がより簡単に。渋谷で記念イベントも開催、最大1万円分のビットコインが当たるキャンペーンも実施中。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧