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週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|マイクロストラテジーのBTC買い増しや金持ち父さん著者の見解に高い関心

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今週のニュース

今週(11/25〜12/1)に注目が集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。

前回から、Web3政策やデジタル証券(ST)関連事業を推進する日本国内を始め、香港やシンガポールなどアジア圏における仮想通貨のプレゼンスが世界的に高まりつつあることや、CoinPostが運営に携わるアジア最大級のカンファレンス「webX 2024」がザ・プリンスパークタワー東京で開催することを決定したのを受け、「アジア特集」を新設した。

関連なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー

今週は、米マイクロストラテジーがビットコイン(BTC)を買い増ししたニュースや、ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏がビットコインなどの資産への投資を推奨していることを書いた記事が関心を集めている。


目次
  1. 今週の注目ニュース
  2. 金融相場
  3. アジア特集

今週の注目ニュース

海外版バイナンス、仮想通貨4銘柄上場廃止へ(11/28)

海外版仮想通貨取引所バイナンスは27日、不適格として4つの仮想通貨の上場廃止を通告。上場廃止を受け、対象銘柄は全て暴落した。(記事はこちら

金持ち父さん著者キヨサキ氏「手遅れになる前に金・銀・ビットコイン投資を」(11/28)

ロバート・キヨサキ氏は26日、金(ゴールド)、銀(シルバー)、ビットコインに遅れる前に投資するよう改めて呼びかけた。同氏は以前から、この3資産への投資を推奨している。(記事はこちら

約6億ドル分の仮想通貨ビットコイン買い増し、マイクロストラテジー(12/1)

米マイクロストラテジーは30日夜、再びビットコインを買い増ししたことを発表。今回は5.93億ドルの金額で16,130BTCを取得した。(記事はこちら

金融相場

ビットコイン供給量の83.6%が含み益に、過去最高値を記録した21年11月以来の水準(11/27)

この日のビットコイン価格は前日比1.03%安の1BTC=37,348ドルに。Glassnodeのデータによると、足元の相場上昇を受け、市場に流通するビットコインの総供給量の内、83.6%の1636万BTC以上が含み益となっている。(記事はこちら

ビットコイン投資商品9週連続の純流入、21年11月の「強気相場」以来最大規模に(11/29)

資産運用会社CoinSharesの週次レポートによれば、機関投資家の資金フローは総額3億4600万ドルに達し、9週連続の純流入となった。ビットコインの上昇と資金流入が重なり、運用資産総額(AUM)は過去1年半の最高値となる453億ドル規模にまで拡大した。(記事はこちら

ビットコイン38000ドル台復帰で年初来高値更新うかがう、ビットコインETF巡る報道続く(12/1)

ビットコイン価格は前日比0.38%高の1BTC=38,000ドルに。ビットコイン現物ETF(上場投資信託)の上場思惑の高まりを受け、21年11月にローンチした「プロシェアーズ・ビットコイン先物ETF(BITO)」の運用資産額が過去最高値の14億7000万ドルに達した。(記事はこちら

アジア特集

SBI、米Circleと基本合意書締結へ ステーブルコインUSDC取り扱い目指す(11/27)

SBIホールディングスは27日、世界最大の規制対象ステーブルコインであるUSDCを発行するCircle Internet Financialとの包括的業務提携に向けた基本合意書の締結を発表。日本におけるステーブルコインの利用拡大に向け、Circle社が発行するUSDCの日本国内における流通を目指す。(記事はこちら

香港で仮想通貨詐欺相次ぐ 規制当局はライセンス猶予期間据え置き(11/28)

香港証券先物委員会(SFC)のジュリア・リョン最高経営責任者(CEO)は、相次ぐ詐欺事件に関わらず、仮想通貨規制条例の猶予期間は予定通りとすると述べた。「猶予期間が明日終了しても、詐欺は依然として発生するだろう」と話している。(記事はこちら

JPYCが三菱UFJ信託、Progmatと手を組みステーブルコイン拡張と国内外SC交換業進出を計画(11/28)

三菱UFJ信託銀行、Progmat社、JPYC社は28日、「Progmat Coin(プログマコイン)」基盤を利用したステーブルコイン「JPYC(信託型)」の発行に関する共同検討を開始したことを発表。さらにJPYC社は、Progmat Coinで発行された様々な国産ステーブルコインや海外ステーブルコインの「仲介者」として機能することを計画している。(記事はこちら

Web3ゲーム「Big Time」など、韓国Bithumbに新規上場(11/30)

韓国の仮想通貨取引所大手Bithumbは30日、ERC-20基準のトークン「Big Time(BIGTIME)」、及びStormX(STMX) の新規取扱を発表。BIGTIMEは10月に、米Coinbase、オフショア取引所OKXやBitgetにも上場しており、時価総額は79億円、出来高も80億円程となっている。(記事はこちら

韓国Upbit、仮想通貨「SPACE ID」新規上場 一時30%高(12/1)

韓国最大手仮想通貨取引所Upbitは、SPACE ID(ID)をBTC建て通貨ペアで新規上場。上場を受けてSPACE IDは一時30%急騰した。(記事はこちら

注目のWeb3カンファレンス日程

Web3および仮想通貨・ブロックチェーン関連カンファレンスが世界的に活性化しつつある。本記事では、アジア圏を中心に直近開催予定の大型カンファレンス情報も紹介する。

TAIPEI BLOCKCHAIN WEEK

まず、「TAIPEI BLOCKCHAIN WEEK(台北ブロックチェーンウィーク=TBW)」は12月11ー16日の間、台湾の台北市で開催される予定だ。

このカンファレンスは「2000人以上の参加者を集めた初回イベントの大成功」を受け、2年目の開催となる。今年は、5000人以上の参加者が想定される。

TBWは公式サイトで「Web3・ブロックチェーン分野の世界各国の業界専門家を集め、台湾がWeb3イノベーションの成長拠点となるよう教育し力を与える」と掲げており、業界の「スケール」をテーマとして、多くの著名Web3企業のリーダや有識者を登壇させる予定だ。

また、通常のスピーカーイベントのほか、「十字路」というAIとブロックチェーン融合のハッカソンも12月11ー13日に開催し、特別賞金を獲得するチャンスを提供するという。

TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024

次に注目されるのは、Web3とAIをテーマとした「TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024」というイベントで、4月13ー14日に東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催予定だ。

TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024は、今年の「TEAMZ WEB3 SUMMIT 2023」に続くものだが、OpenAI・ChatGPTの台頭によって注目されるAI分野とブロックチェーン領域の相乗効果の可能性にフォーカスしたイベントである。

公式ページによると、来年の登壇スピーカーは120名超で、VC・投資家や出展企業が併せて200以上となる。なお、出席者は5000人に及ぶ試算だ。

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

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