はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル(XRP)を基軸通貨とした仮想通貨取引所XRP Unitedが始動

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所XRP Unitedの始動
10月23日に世界初となる全ての取引ペアが仮想通貨XRP基盤になっている仮想通貨取引所XRP Unitedのサービス提供が開始された。同社はエストニア基盤で認可されており、今後さらなる法定通貨、仮想通貨に対応していくとされる。
高まるXRPへの注目
XRP Unitedだけでなく、カナダの仮想通貨取引所CoinFieldでも仮想通貨XRP基盤の取引ペアを提供することを検討している。Coinbase Custodyも先日NYDFSから認可され、XRPのカストディサービスの提供が許可された。

仮想通貨取引所XRP Unitedの始動

10月23日、世界初の全ての取引ペアがXRP基盤となっている仮想通貨取引所が公開された。

そのXRP Unitedと称されるエストニアの仮想通貨取引所は、公式に認可され、ライセンス取得済みの取引所である。

XRP Unitedの創業者のハンドルネームであると考えられるP3T3RIS氏は、コミュニティサイトであるXRP CHATで以下のように記述している。

私たちは、XRP基軸の仮想通貨取引所を7月に公開できる予定だったが、ソフトウェア提供者に約束した水準のものを納品してもらえなかったのだ。

どん底を経験した。そして、新たなスタートを切って、やっとここまでこれた。

現在公開されているのは、下記のビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの3つの取引ペアであり、モネロのウォレットが対応し次第、モネロ(XMR)とXRPの取引ペアが近日中に追加される予定であるとされている。

  • BTC/XRP
  • ETH/XRP
  • BCH/XRP
  • XMR/XRP(追加予定)

そして現時点では、仮想通貨XRPの購入の際に法定通貨ユーロ(EUR)しか対応しておらず、仮想通貨取引ペアも数が限られているが、P3T3RIS氏は、以下のようにコメントし、今後さらに多くの法定通貨、仮想通貨ペアに対応していくことを示唆した。

現在、私たちが対応している法定通貨は、ユーロ(EUR)だけである。しかし、今後も対応する法定通貨を増やしていく計画である。

そして、まず少数のXRP基盤の取引ペアでサービスを開始し、徐々にそのペア数を広げていきたいと考えている。

XRP Unitedは、公式ビデオも公開しており、仮想通貨XRPを価値のインターネット(Internet of Value, IoV)のスタンダードと称し、24時間、世界中のどこにいてもわずか4秒で送受金を行えることを強調した。

ビデオ内では、仮想通貨XRPが、法定通貨、仮想通貨はもちろん、不動産、株式、土地、ゴールド、原油、コーヒー豆、小麦など、あらゆる通貨、資産、コモディティの取引における仲介手段として用いることができるとし、P3T3RIS氏も

最終的なゴールは、ビデオ内にもある通り、全ての仲介手段を提供することだ

と言及している。

高まるXRPへの注目

仮想通貨XRPに注目する取引所は、XRP Unitedだけではない。

カナダの仮想通貨取引所CoinFieldも仮想通貨XRPを30以上の仮想通貨取引ペアにおいて基盤通貨として使用する計画を公式に発表しており、今後69以上の国々での展開を見据えている。

そして、XRP United が公開された同日10月23日に、Coinbaseのカストディ特化会社Coinbase Custodyは、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から公式に認可を受けたことを発表した。

そのニューヨーク州金融サービス局の公式サイトにて同社が、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサクラシック、ライトコインに加え、リップル(XRP)のカストディを認可したことが注目された。

このように、仮想通貨XRPの関心が高まってきており、XRP UnitedのようなXRP基盤専門の取引所やCoinFieldのようなXRPを基盤とした取引ペアを扱う取引所が今後も増えていくことで、その関心の高まりは加速していくのではないかと考えられている。

CoinPostの関連記事

日米の前向きな規制の動きに、ビットコインやリップル価格が反応|仮想通貨市況
仮想通貨市場は、日経平均が反発するのを確認すると、価格が上向いた。日本仮想通貨交換業協会の認可は業界における長期的なプラス材料との見方も強く、相場にも反映された。
投資メディアが報じた2019年の仮想通貨5大予想|機関投資家はビットコインよりXRP(リップル)を好む
投資情報メディアのInvesting Havenが、2019年の仮想通貨・ブロックチェーン投資に向け5つの重大予想を公開した。2018年の荒波によって、価値ある仮想通貨がふるいにかけられ、その結果として今後の市場大躍進が予想されるという。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧