はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の仮想通貨市場 個別銘柄の注目材料まとめ|ビットコイン売り圧・BONK焼却・バイナンスの上場廃止など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の銘柄材料情報

前週比騰落率(7/6〜7/12)

  • ビットコイン(BTC):57,386ドル +0.8%
  • イーサリアム(ETH):3,108ドル +1.6%
  • ソラナ(SOL):136.3ドル +6.9%

時価総額上位の銘柄を中心に過去1週間の材料をまとめた。

ビットコイン(BTC)

ドイツ政府の連邦刑事警察庁(BKA)は、今週も仮想通貨ビットコインの売却を続けており、今後の売り圧力となり得る保有分は大幅に減少した。

関連ドイツ政府売り終了か、ビットコイン残高ゼロに

7/12時点で残り9,094 BTCとなり、当初の1/5程度まで減少した。

取引所への入金はほぼ毎日行われていたが、取引所での流動性不足などが原因か、一部のBTCは政府のウォレットに戻されたとされる。

関連ドイツ政府のビットコイン売圧軽減へ、保有量10億ドル下回る

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

イーサリアム(ETH)

仮想通貨イーサリアム基盤のプロジェクト「Golem(ゴーレム)」は、過去1ヶ月で170億円以上のETHを取引所に送金しており、売り圧力になったとの見方もある。

オンチェーンデータによると、過去37日間、36,000 ETHをバイナンス、コインベース、ビットフィネックスなどの取引所に送金しており、未だ231,400 ETH(1,100億円以上)を保有している。

関連過去1ヶ月で170億円以上のETHを取引所へ送金、イーサリアムICO時代のGolem

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

ソラナ(SOL)

ソラナについては今週、期待される独立系クライアントソフトである「Firedancer(ファイアダンサー)」の開発に重要な進展が発表された。

ファイアダンサーの開発担当者@CantelopePeel氏は10日に、ファイアダンサーのフルクライアントが、Solanaテストネットで初めて受理されたブロックを構築したとツイートした。

まだメインネットリリースではないが、夏の間実装される見込みだ。

また、同10日よりファイアダンサーの最初のバージョンにあたる「フランケンダンサー」で、6週間にわたるバグ報奨金プログラムが始まった。

このプログラムは、バグを探る開発者を対象に、最大100万ドル(1.6億円相当)を提供するものだ。

関連ソラナ性能向上「ファイアダンサー」、1.6億円相当のバグ報奨金プログラムを開始

ボンク(BONK)

ソラナ基盤の大型仮想通貨ミームコインBONKについては、保有者たちは12日、約840億トークンを焼却(バーン)する提案を採決した。

83,917,950,070のBONK(約3.2億円)はBONK DAOのトレジャリー(国庫)からバーンされ循環供給量が減少することになる。

関連ソラナミーム仮想通貨BONK、840億トークン焼却(バーン)へ

バイナンスのアルトコイン上場廃止

本家の仮想通貨取引所バイナンス・グローバルは、上場する取扱い銘柄の再評価を定期的に行っており、新たな上場廃止銘柄を発表した。

関連アルトコイン4銘柄を7月22日に上場廃止へ

今回の対象はバーンブリッジ(BOND)、ドック(DOCK)、Mdex (MDX)、ポルカスターター(POLS)の4銘柄。

バイナンスは定期的に上場(リスト)された現物およびデリバティブ(マージントレード)の通貨ペアの評価を見直し、流動性が著しく低下している場合などにおいて、必要に応じて顧客の利益を保護するため上場廃止を決定する。

先週、バイナンス・ジャパン(Binance Japan)は、ネム(XEM)の取り扱いを2024年9月18日をもって廃止する予定を伝えた。

関連バイナンス・ジャパン、ネム(XEM)取り扱い廃止を発表

関連ミームコインの買い方・探し方 PEPEやWIF、BONKをDEXで購入する方法

関連2024年注目の仮想通貨10選 各セクターの主要銘柄と関心を集める理由を解説

7月の大型トークンアンロック予定

暗号資産(仮想通貨)トークンのアンロック(ロックアップ解除)イベントでは、24年7月におよそ30億ドル分の仮想通貨が市場に放出される見込み。

日本国内にも上場している銘柄では、アプトス(APT)、アービトラム(ARB)、イミュータブル(IMX)、アクシー・インフィニティ(AXS)、エイプコイン(APE)が含まれている。

  • アービトラーム(ARB):7月16日 7200万ドル 3.2%
  • ワールドコイン(WLD):7月22日より、730日間毎日約1700万ドル
  • アプトス(APT):7月12日 7800万ドル 2.58%
  • スタークネット(STRK):7月15日 4200万ドル 4.92%
  • アクシー・インフィニティ(AXS):7月16日 1451万ドル 1.68%

出典:CryptoRank

アンロック時期はロードマップなどであらかじめ明示されていたものであるが、市場供給量が増すことで売り圧力となり得るため、相場に影響を及ぼす可能性がある。

関連国内上場5銘柄含む、7月の大型ロックアップ解除予定は 仮想通貨価格の変動要因

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
16:46
Aptos Labs CBOが語る日本戦略|独占インタビュー
Aptos Labs CBO Solomon Tesfaye氏独占インタビュー。日本の大手金融機関との協議、ステーブルコインUSD1の展開、グローバル戦略を語る。
16:32
ビットコインのみ投資へ 欧州初のルクセンブルク国家ファンドがETF経由で1%配分
ルクセンブルク財務相が、国家ファンドFSILが他の仮想通貨ではなくビットコインのみに1%配分したことを明言。欧州初の国家レベルでのビットコイン投資となる。
15:06
ヴィタリック、分散化の原則を強化する「トラストレス宣言」を発表 中央集権化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが「トラストレス宣言」を発表。検証可能性や検閲耐性など6つの核心要件を定義し、利便性優先による中央集権化リスクに警鐘を鳴らした。トラストレスこそがイーサリアムの本質であり、信頼できる中立性を達成する唯一の方法だと強調している。
15:06
JPYC、米サークル社オンチェーンFX網のパートナー通貨に採択
JPYCが米CircleのオンチェーンFX網「StableFX」で日本円パートナーに採択。USDCとの即時交換に対応し、国際送金・決済インフラで円建てステーブルコインの役割が拡大する見通し。
13:35
日本円ステーブルコインJPYC、発行額2億円突破
JPYC株式会社は、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の累計発行額が2億円を突破したと発表。正式発行から約18日間での達成。保有者数は約3.1万人に達し、JPYC EXの口座開設数も6,000件に到達した。
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧