オンチェーン分析+ステーキング
ブロックチェーン分析企業Nansenは、オンチェーンデータ分析以外の分野で新たなサービスを提供し、収益化を強化するために、トークンのステーキングサービス「StakeWithUs」を買収した。
CoinDeskの報道によると、買収額は公表されていないが、同社の広報担当者によれば7桁(億ドル単位)の金額だという。
StakeWithUsはシンガポール政府のイノベーション・プロジェクトSGinnovateの支援を受けており、複数のブロックチェーンでステーキングを提供している。発表によれば、統合後NansenはSOL、SUI、OSMO、ATOMを含む20以上の銘柄に対して非保管型ステーキングを提供する予定だ。
StakeWithUsのユーザー(ステーカー)数は3万人を超え、合計運用資産は120億円を上回っている。
Nansenの共同創設者であるアレックス・スヴァネヴィック氏は、買収について「Nansenでステーキングを可能にすることで、サービス提供の幅を広げるだけでなく、統合するブロックチェーンエコシステムへのサポートも強化していきます」とコメントしている。
ステーキングとは、仮想通貨を一定期間預け入れることで報酬を得る仕組みやサービスを指す。仮想通貨を預けることで、ブロックチェーンネットワークの運営に貢献し、その対価として報酬を受け取ることができる。
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