- 下落の真因は4年サイクルやAIへの資金移動
- 陰謀論を排し現物需給に注目
ビットコイン価格の抑制疑惑を一蹴
米大手トレーディング企業ジェーン・ストリートが、ビットコイン(BTC)の指定参加者(AP)としての地位を利用し、価格を意図的に抑制しているという黒幕説がSNS上で過熱している。
一部の投資家は、米株市場開場時の急落「10AM ダンプ(大量売り)」を証拠として挙げているが、背景には同社が過去にテラ(UST)崩壊に関連して提訴された経緯があり、不信感が憶測を増幅させている側面がある。
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これに対し、ビットコインETF発行企業Bitwiseのマット・ホーガン氏は「犯人探しは仮想通貨の冬の恒例行事だ」と一蹴し、下落の真因は4年周期のサイクル、量子コンピュータへの懸念、AIスタートアップへの投資資金捻出といった現実的な理由による現物売却であると指摘した。
指定参加者がETFのヘッジに現物ではなく先物市場等を利用する場合、記録的な流入があっても現物市場に直接的な買い圧力が伝わらないというETF独自の制度的要因がある。
具体的には、指定参加者はETFの需要増に対して反射的に先物をロングしてリスクを抑え、実際の現物調達をOTC(相対取引)などの非公開市場で時間をかけて行うことが可能だ。この「決済のタイムラグ」や「調達ルートの分散」により、ETF市場での公開された買い需要が、現物市場の価格チャートに即座に反映されない構造的な乖離が発生しているという。
また、オンチェーンアナリストのチェックメイト(Checkmate)氏は、現在の価格停滞はデータ上、長期保有者(LTH)による大規模な利得確定が主な要因であり、巨大な市場を一社が操作することは不可能であると語った。

出典:Checkmate
また、専門家らは、ETFの不透明な裁定取引プロセスが「黒幕」を求める投資家心理と結びついているが、事実として短期勢から長期投資家への資金ローテーションが起きているに過ぎないと分析している。
結論として、今回の騒動はビットコインが伝統的金融に組み込まれる過程での摩擦に過ぎず、投資家の関心は再びマクロ経済要因や現物の純流入といった市場本来の流動性動向へと収束していくことになるだろう。
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