はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ちぃたんコイン、仮想通貨(CTAN)|価格の見方・Raydiumの使い方

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
※このページには広告・PRが含まれます

人気キャラクター「ちぃたん☆」が仮想通貨市場に進出

アクロバティックな動画でSNSを賑わす「ちぃたん☆」。可愛らしい見た目と対照的な大胆な行動、そして「ちぃたんです☆」の決め台詞で多くのファンを魅了しています。

この記事では、Chiitan☆Coinの概要についてご案内します。

Chiitan☆Coin(CTAN)の基本情報

公式ツイートを参考に。Chiitan☆Coin(CTAN)で覚えておきたい点を以下にまとめました。順番に、用意していきましょう。

Chiitan☆Coin(CTAN)のポイント

  1. Chiitan☆Coin(CTAN)は、ソラナ・ネットワークで流通している仮想通貨
  2. CTANの価格動向は、DexScreenerで確認できる
  3. CTANは、Raydiumというソラナ系DEXで取引されている

「ちぃたんコイン:Chiitan☆Coin(CTAN)」とは

Chiitan☆Coin(CTAN)は、「ちぃたん☆」の仮想通貨プロジェクトで、Dapps(分散型アプリケーション)の開発やコミュニティの構築を目指しています。

「ちぃたん☆」は、Xでは197万以上のフォロワーを持つ人気キャラクター(8月19日現在)、Chiitan☆Coinのフォロワーも34万人以上です。

出典:Slash Fintech

Chiitan☆Coin(CTAN)はソラナ(SOL)ネットワーク上で発行されています。総発行枚数は10億トークンで、2024年9月時点の時価総額は約9100万ドルです。

今後の注目点:Slash Vision Labsの支援

Slash Vision Labsは24年8月に「Chiitan☆Coin(CTAN)」とのパートナーシップを発表。ソラナ上でのエコシステム開発や、国内外でのマーケティング活動を通じて、ちぃたんコインのグローバルな展開を支援します。

Slash Vision Labsは、4000を超える加盟店が利用する決済プラットフォーム「スラッシュペイメント」と、暗号通貨担保型クレジットカードである「スラッシュカード」という2つの主力製品を提供している日本のプロジェクトです。

独自トークン「Slash Vision Labs Token(SVL)」を中心にエコシステムを構築しており、これまで、Bybitなど海外取引所へ上場しています。さらに、同社の決済ビジネスにおいて発生した収益を活かしたバイバックなど、トークノミクスの設計でも実績があります。

CTANのトークノミクス(市場形成、エコシステム成長、マーケティングへの割り当て)出典:chiitan-world

Slash Vision Labsは、ちぃたんコインのトークノミクにも助言していると見られます。今後はCTANの時価総額の向上や、有力なCEX(中央集権型取引所)への上場支援と同時に、エンターテインメントやIP関連のプロジェクトと連携させることで、独自の経済圏を形成し、ユーザーに新しい体験を提供することを目指しています。

Chiitan☆Coin(CTAN)投資のリスクと対策

Chiitan☆Coin(CTAN)は2024年に市場を席巻する「ミームコイン」カテゴリーに数えられ、投機的な側面を期待する投資家が注目しやすい要素もあります。Slash Vision Labsも、「マスコットMeme」という新たなジャンルの開発と構築を目指すとして、グローバルな展開へ熱意を示しています。

MEME(ミームは、インターネット上で広く共有される画像や動画、キャッチフレーズなど。仮想通貨市場では、シバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)に追従する形で、BONK、WIFといった動物をモチーフにしたミームコインの時価総額が急上昇しています。

拡大しているミームコインには、情熱的なコミュニティがありますが、プロジェクトの誕生ストーリーや偶発的な出来事、インフルエンサーの支持なども組み合わさって拡大に成功することがあります。そのため、トークン価格は、SNSでのFOMO(見逃しの恐怖)によって影響されやすい部分(ボラティリティリスク)があります。

その他、DEXを使った暗号資産の取引には、多くのリスクが伴います。これらのリスクを理解し、適切な安全対策を講じることが重要です。

以下に、主要なリスクとそれに対する対策を説明します。

1.価格のボラティリティ

暗号資産は特に価格の変動が激しく、短期間で大きな価格変動が起こり得ます。これは投資家にとって大きな利益を生む可能性もありますが、大きな損失をもたらすリスクもあります。

対策: 投資額を慎重に決定し、全資産を一度に投入しないように分散投資を行う。投資対象の価格動向を常に監視し、必要に応じて迅速に対応できるようにします。

2.詐欺やフィッシング

ミームコインの中には、実際には価値のない詐欺プロジェクトも存在します。これらのプロジェクトは、投資家から資金を騙し取ることを目的としています。

対策:プロジェクトの公式サイトやSNSアカウントから最新情報を確認し、信頼できる情報源を利用します。また不審なリンクやメールをクリックしないようにし、公式チャネルからの情報のみを信頼します。

3.ハッキングリスク

DEXやウォレットがハッキングされるリスクがあります。これにより、ユーザーの資産が盗まれる可能性があります。

対策: 強固なセキュリティ対策が施されたウォレットを使用し、2段階認証(2FA)を有効にします。可能であれば、ハードウェアウォレットの使用を検討します。

4.プライベートキーの管理

プライベートキーはウォレット内の資産にアクセスするための重要な情報です。これを適切に管理しないと、資産が失われるリスクがあります。

対策: プライベートキーはオンライン環境で保存せず、紙に書いて安全な場所に保管します。また、バックアップを複数作成し、異なる安全な場所に保管します。

これらのリスクと安全対策を理解し、実践することで、ミームコイン取引の安全性を高めることができます。適切な知識と慎重な判断をもって取引を行い、リスクを最小限に抑えましょう。

1.Phantomウォレットを準備

それでは、具体的なChiitan☆Coin(CTAN)の取引方法をご案内します。

Phantom(ファントム)ウォレットはソラナで人気の高い仮想通貨ウォレット、2021年からのサービスの運営実績、月間アクティブユーザーは320万件(24年1月)、大手VCから資金調達などで、一定の信頼を得ています。

SOLを含む仮想通貨を保管できるだけでなく、Web3アプリの検索や、スワップを含む各種機能の使い勝手で優れていること。エアドロップなど最新情報へのアクセス性が高いなどの特徴があります。

検索機能を使用してSTEPN関連のDEX「DOOAR」にアクセスしている例 出典:Phantom

日本のユーザーも、SBI VCトレードのような仮想通貨取引所でソラナ(SOL)を買って、Phantomウォレットに移して使えます。

Phantomのインストール方法は以下のページで紹介しています。ステップバイステップで図を交えてご案内したので、初めての方はこの機会にご用意してください。

関連:Phantomウォレット使い方・作成方法(PC/スマホ)

4.RaydiumでCTANをスワップ

「Show Chart」をタップすると、SOL建のCTANのチャートが確認できます 出典:Raydium

ウォレットにSOLを準備できたら、Raydiumの公式サイトにアクセスし。いよいよ、ソラナ(SOL)を使ってCTANをスワップします。

①左下の「SWAP」画面で「Connect Wallet」をタップ。

②Phantomを選択してウォレットを接続します。

出典:Raydium

③「FROM」タブでSOLを選択し、交換する数量を入力します。

④「TO」タブを選択しCTANのコントラクトアドレスを入力、選択します。

⑤「SWAP」ボタンをタップします。

出典:Raydium

トランザクションの詳細を確認し、「Approve」をタップしたらSWAP完了です。

5.Raydium使用時のポイント

Raydiumでの取引手数料は、0.25%と安価ですが、市場が未成熟なため、一度に高額注文を出すと思わぬ価格変動(スリッページ)を引き起こすことがあります。

対策としては、注文は小分けに、数日かけて約定させるなどの工夫が必要です。

確実にスリッページを抑制したい場合、調整バー(上記の赤丸)からスリッページ範囲の指定が可能です。デフォルトでは「0.5%」に設定されていると思いますが、適切に設定されていないと、思わぬ高値で取引が約定するリスクがあります。

もし最終的な取引価格が設定したスリッページの許容範囲を超えた場合、その取引は自動的にキャンセルされる、または差し戻される仕組みになっています(取引が差し戻された場合でもガス代はかかります)。

またウォレット上でトランザクションを確認する際にも、ガス代の推定値が表示されます。高いガス代の場合は、トランザクションのタイミングを調整することも検討してください。

Phantomウォレットでの取引方法

CTANのスワップは、Phantomウォレットを使って簡単に行うこともできます。

Phantomのスワップ機能は、Solanaの分散型取引所(DEX)であるRaydiumなどを巡回して、最適な取引レートを自動で選び出す優れた仕組みを備えています。DEXの操作が不安だったり、利便性を求める人におすすめです。

ただし、Phantomウォレットを利用する際の手数料は一律0.85%がかかり、加えて少量のSOLをネットワーク手数料として支払う必要があります。一方、Raydiumを直接利用する場合の手数料は0.25%に抑えられます(ネットワーク手数料は別途必要)。

より高額な取引を行う方、コストをできるだけ抑えたい方は、Raydiumで直接取引することを検討すると、より手数料を節約できるかもしれません。

①PhantomウォレットにSOLがあることを確認し、「SWAP」をタップします。

②「You Receive」のコインタブをタップします。

出典:Phantom

③公式サイトからコピーしたCTANのコントラクトアドレスをペーストして選択。

④交換したいSOLの数量を入力します。

出典:Phantom

「Review Order」の画面で、手数料の確認をして「SWAP」をタップし完了です。

⚠️ 重要な注意事項:

〈注意事項: 海外の取引所は日本の法規制の管轄外にあるため、トラブルが発生した際に金融庁からの保護を期待することができません。
また、ウォレットのセキュリティ強化やハッキング対策の知識も極めて重要です。海外のNFTゲームを利用する際には、これらのリスクを充分に理解し、慎重に行動することが必要です。〉

本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/17 木曜日
16:03
アークインベストのキャシー・ウッドCEO、トランプ関税を「ショック療法」と評価
アークインベストのキャシー・ウッドCEOがトランプ関税政策を"ショック療法"と評価。アート・ラッファー博士の最新論文に言及し、一見逆進的な増税が自由貿易への道筋となる可能性を示唆した。
15:39
カルビー、ブロックチェーン活用のIP管理「かるれっと」でWeb3展開を加速
カルビーがブロックチェーン技術を活用したIP管理プラットフォーム「かるれっと」を発表。DIDと生体認証を組み合わせた認証システムで契約の透明性を確保し、クリエイターとの協業を促進。過去2年間のNFTキャンペーンやWeb3ゲームとのコラボ経験を活かした新戦略で、食品メーカーによるWeb3活用の先進事例として注目される。
13:50
米SECの第三回円卓会議、仮想通貨カストディがテーマに 25日開催予定
米SECが仮想通貨カストディをテーマとした第三回円卓会議を4月25日に開催。Kraken、Fidelity Digital Asset Services、Fireblocksなどが参加し規制枠組みを議論。パース委員は「仮想通貨規制で最も困難な課題」と位置付け。
13:05
仮想通貨リスク(LSK)、Web3企業Binary Holdingsと提携 東南アジアでdApps普及へ
仮想通貨Lisk(リスク)が東南アジアのWeb3企業Binary Holdingsと提携。通信事業者経由で分散型アプリを大規模ユーザー層に向けて提供予定だ。
11:52
様子見基調のビットコイン、市場シェアは右肩上がりで2021年来の高水準
CoinGeckoの四半期レポートでは暗号資産(仮想通貨)市場の総時価総額が18.6%減の2.8兆ドルに縮小し、ビットコインドミナンスが59.1%に上昇した。イーサリアムは市場占有率が3.9%ポイント減の7.9%まで下落。マクロ経済と仮想通貨市場の最新動向を解説。
11:25
ビットコイン、回復力向上でイーサリアムをアウトパフォーム|Wintermuteレポート分析
仮想通貨マーケットメーカーWintermuteは、ビットコインは市場下落局面で回復力を示していると指摘した。好材料がなければイーサリアムをアウトパフォームし続けると述べている。
10:45
バイナンス第二回上場廃止投票、FTTが最多票 JASMYやZECも上位に
仮想通貨取引所バイナンスが第二回上場廃止投票結果を発表した。FTTが11.1%で最多票を獲得し、ZEC、JASMY(共に8.6%)、GPS(8.2%)、PDA(7.6%)が上位に。
10:22
パナマシティ、ビットコインやイーサリアムによる公共料金支払い方法を導入へ
中米パナマの市議会が仮想通貨による公共サービス料金の支払いを可決。税金、罰金、許可証発行料などがビットコイン、イーサリアム、USDC、USDTで支払い可能に。
10:10
米SECゲンスラー前委員長「BTCなどの仮想通貨は長期的に生き残る可能性」
米SECのゲーリー・ゲンスラー前委員長は、仮想通貨は投資資産として選別が進むとの見方を示した。ビットコインなど一部の銘柄は長期にわたって生き残る可能性があると主張している。
09:20
米VanEck、仮想通貨エコノミーに投資する新ETF『NODE』を5月上場へ
大手運用会社VanEckが新ETF『NODE』を発表した。仮想通貨取引所、マイナー、データセンターなどデジタル資産エコノミー関連企業30〜60銘柄に投資。
08:10
コインベース「仮想通貨は弱気相場入りの可能性」
コインベースのアナリストはレポートを公開し、仮想通貨は弱気相場入りした可能性があるとの見方を示した。見方の根拠を説明し、今後の市況も分析している。
08:00
ビットコイン下落、利下げ慎重発言と半導体市況悪化で売り加速|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは17日、パウエル米連邦準備制度理事会議長が早期の利下げに慎重な姿勢を示したことを受けて下落した。
06:59
金価格3300ドル突破、ビットコインの強気と弱気相場の分岐点は? Glassnodeの市場展望
不確実な世界経済環境の中、金は3300ドルの史上最高値を記録し、ビットコインは調整後も8万ドル台を維持。投資家動向と今後の市場展望をGlassnodeが分析。
06:25
中国、押収仮想通貨の処分ルール整備へ 報道
中国で押収された仮想通貨の処分方法をめぐり規制整備の議論が活発化。地方政府による民間企業を通じた換金が横行する中、犯罪資金は前年比10倍急増している。
05:55
和解に向けて最終調整へ 裁判所がSECとリップルの控訴審理を一時停止
米控訴裁判所が仮想通貨XRPをめぐるSECとリップルの訴訟控訴を一時停止。両者の原則合意を受け、最終和解に向けた調整が進行中。6月9日までにSECが進捗報告書を提出予定である。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧