2025年の価格予想
米大手資産管理会社VanEck(ヴァンエック)が2025年までにビットコイン(BTC)が18万ドルに到達すると予測した。
同社デジタル資産リサーチ責任者のマシュー・シーゲル氏は11月14日のCNBC「スクワックボックス」で、「ビットコインの強気相場はまだ始まりに過ぎない」と語り、上値を阻むレジスタンスがない「青天井の領域」にあると強調した。
11月13日、ビットコインは93,490ドル近くまで上昇し、新記録を達成。11月5日以降、約30%の急騰を見せており、この上昇はドナルド・トランプ氏が当選したことが一因とされている。11月16日時点でもビットコインは91,000ドル前後で取引され、堅調な推移を維持している。
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VanEckによる18万ドルという目標価格は、今サイクルの最安値からの10倍の上昇を意味する。これは過去のサイクルと比較すると、パーセンテージ上昇率では最小規模となるものの、シーゲル氏は「当社が追跡している指標は依然として緑信号を示している」と述べ、上昇モメンタムは継続すると指摘している。
「ビットコイン」に関するGoogle検索量は2021年のピークを下回るものの、11月初旬から3倍近く増加。さらに、コインベースはアップルとGoogleプレイストアの金融アプリランキングでトップに躍り出ており、個人投資家の関心の高まりが示されている。
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