先着枠なお受付中
Japan Open Chain(JOC)のIEO(新規暗号資産公開)で実施されている大口優先販売が、募集開始から予想を上回る反響を示している。
日本ブロックチェーン基盤株式会社が26日に発表したところによると、11月20日の募集開始日から、1口500万円の優先販売枠で予定していた100口を大幅に上回る申し込みが集まった。現時点での着金率は約80%に達している。
総額15億円規模となる今回のIEOでは、その3分の1以上にあたる5億4000万円を大口優先販売枠に配分。投資家に対しては購入額の20%相当のJOCトークンを無償付与する特典を設けており、この施策が投資家の関心を集める要因となっている。
「日本で初めて」(ビットトレード)となるIEO先行優先販売は12月3日まで継続される。1JOCあたり30円で、最低購入単位は約166,668JOC(手数料込み525万円)となっている。
先着方式を採用しているため、着金率は約80%だが、購入検討者は入金のタイミング次第でまだ先行優先枠に間に合う可能性がある。なお、先着に間に合わなかった申込者も、一般抽選での当選時には同様の特典を受けられる仕組みだ。
申し込みにはビットトレードの口座開設が必要、専用フォームでの申し込みを受け付けている
Japan Open Chainについて
JOCは、ソニーグループのコーギアや電通、NTTコミュニケーションズなど国内大手14社がバリデータとして参画する、Ethereum互換のパブリックブロックチェーンプロジェクトだ。総発行可能枠10億枚のうち、今回のIEOでは5000万枚(5.0%)が提供される。
一般投資家向けの販売は12月4日から17日にかけて実施される予定で、最低購入額は6000円に設定。その後、2024年12月23日以降に世界初となる複数取引所への同時上場を計画している。
このプロジェクトは、日本発のブロックチェーンインフラとして、ステーブルコインやNFTなど、デジタル資産取引の基盤構築を目指している。最終的には21社のバリデータによる運営体制を確立する計画だ。
銀行によるステーブルコイン・プロジェクトやNFTなどの資産のデジタル化を通じた未来の金融インフラの構築を通じて、世界中にデジタル金融革命を起こすことを目的としている。
関連:Japan Open Chain、ネイティブトークン「JOCトークン」のIEO募集を2024年11⽉20⽇より開始
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