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Web3.0時代の人材プラットフォーム「WAVEE」創業者独占インタビュー 仕組みの背景や今後の展望は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CEO独占インタビュー

Web3時代の革新的人材マッチングプラットフォーム「WAVEE」が注目を集めています。

今回、WAVEEの創業者である早川氏に、創業の背景から具体的な仕組み、法務対応、そして今後の展望まで詳しく伺いました。

関連:人材の採用活動に革新を起こすWeb3.0時代の人材プラットフォーム「WAVEE」の魅力とは

プロフィール

2010年より東大・慶應でAIを研究。楽天で複数の新サービスを立ち上げ。TECHFUNDでCTOとして数々のスタートアップや大企業の新規事業を支援。2018年にBlockchain as a Serviceもリリース。AgeTechのファミトラを創業しCTO/CSOとして計17億円を資金調達。エッグフォワードでCGO(最高事業成長責任者)。㈱WAVEEを設立、代表に。

1. WAVEEを立ち上げた背景

もともと8年以上前に新規事業支援を行っていた際に、新規事業支援人材をリファラルで採用していたのですが、さらにより採用を拡大させたいときに、彼らの周りにいる人にも広げていけないかという思いがありました。そのための仕組みがなかったのが一つ目の背景です。

二つ目には、数年前に、自社のカルチャーにフィットするような人材の採用が、その会社、特にスタートアップにおいては非常に重要であると感じたことがあります。

こうした課題を解決するためのソリューションとしてWAVEEを立ち上げるようになりました。

2. どのようなソリューションを提供しているか

知人から知人に招待を広げていく仕組みを構築しています。具体的には、WAVEEに人を招待した時に、招待した相手に関するNFTを招待主に付与します。そして招待した相手が仕事とマッチングした時に採用企業からWAVEEに支払われるマッチング報酬をNFTの保有者にも分配します。これにより身の回りの知人友人をWAVEEに招待しようというモチベーションが生まれています。さらに、このNFTは永続する価値を持っており招待相手が何回仕事を獲得しても毎回マッチング報酬がNFTの保有者に分配されるようになっています。

また、招待相手が招待した相手が仕事とマッチングした時にも元の招待主に一定報酬が分配されます。そのため転職意向を持っていない人も招待でき、さらに人脈が多い人ほどその先の広がりが大きいため、より招待されやすくなっています。結果としてハブとなる人が招待されやすくその周りを巻き込みWAVEE全体としてもより拡大していくモデルになっています。拡大すると生じることとして、同じ人材を複数人が招待しようとするケースがあります。この時には、先に招待した方がNFTを得られるため、より早く知人を招待しようというモチベーションが高まる仕組みとなっています。

こうした仕組みを採用企業は従業員起点で招待を広げていくことにより、類は友を呼ぶ的に自社のカルチャーにフィットしやすい方から順にタレントプールを拡大させられる構造になっています。

3. Web3業界ならではの雇用ハードルは

1つ目は、技術を表面的に理解しただけだと思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあり事業側の方としても一定の技術理解を求められるという点です。

例えば耐改ざん性があるという点が一般にブロックチェーンの要素の一つに挙げられますが、それを持ってトレーサビリティ系のプロジェクトに適用しようとしても、実際にはブロックチェーンに入力する前に改ざんが行われてしまうと対策がしづらい、といった例があります。

2つ目は、Web3が暗号資産の市況の影響を受けやすくボラティリティがやや高めなため、市況が悪くなった時に採用がストップしたり業務委託の方が契約終了となったりするため、至極安定的な会社を求める方にとってはまだ二の足を踏んでしまう可能性があります。ただ、実際には大手企業やそのグループ会社でWeb3に取り組むことも多く、その場合には比較的安定したポジションとなることもあるため、一概にWeb3だからアグレッシブな方でないと無理ということは全くありません。

3つ目は、人材のマッチングを支援するエージェント側としても、Web3専門でない場合はWeb3への理解が限定的であり、適切なマッチングが実現できないという点があります。

実際にWAVEE 内のヘッドハンターも、以前クライアントから「15人ほどのエージェントと話して初めてきちんとWeb3を理解している人に会えた」と受けたことがあります。

その点、WAVEEでは完全招待制でWeb3 に知見や関心がある方が前提となっており極めて濃度の濃い採用ができるとクライアントから評価いただいています。また、Web3・ブロックチェーン領域で長年経験を積んできたメンバーたちで運営しており、Web3への理解も非常に高く適切なマッチングを実現しやすいサービスとなっています。

4. 二次招待インセンティブも魅力的だが、報酬例は

仮に年収1000万円の方を1人招待したときのことを考えます。

そして、スタートアップの平均勤続年数が2年であることを踏まえると、およそ10年で100万円程度のマッチング報酬が招待主に分配されます。

また、この方を起点に5人ずつ招待されるとして、彼らがやや条件を緩めて平均年収800万円、5年に一度転職するとした場合でも、2次と3次のマッチング報酬によって250万円以上のマッチング報酬が招待主に分配されます。すなわち合計して1人の招待から10年間で350万円程度の報酬が得られることになります。

この点は多くの方から「想像以上に大きな価値がありますね!」と評価をもらっています。

報酬シミュレーション

フィー分配

5. NFT化した狙いは(NFT自体の売買も可能か)

2つあり、1つ目としては、NFTという「全世界共通のフォーマット」とすることにより、流動性を圧倒的に拡大することができる点です。

Web2のサービスでも、自社に閉じて権利の取引をできますが、Web3であれば全く関係のないグローバルのNFTマーケットプレイスや取引所などでも売買することができるため流動性がWeb2とは比べ物になりません。流動性が高いほど価値は安定し、また必要な時にすぐに売却もできるため、よりその権利の価値が高まりやすくなります。

2つ目としては、ユーザー体験を大きくアップデートし招待といったアクションを加速させやすい点にあります。

その背景として、人には「ドーパミン報酬作用」というものがあり、特定のアクションを行った後にすぐにその報酬をフィードバックするとそのアクションがより促進されやすくなります。そうした際、Web2的にサービスを展開しようと思うと課題があります。具体的には、「招待した相手が仕事を獲得した時にそのマッチング報酬を分配します」というWeb2サービスは可能ですが、この場合招待してから転職するまで数年かかる場合もあり報酬の分配が招待アクションよりだいぶ後になります。するとドーパミン報酬作用が刺激されず招待が促進されづらくなります。一方でWeb3的に、招待した時点でNFTを付与しこれが売却もできることによって、即座に100万円程度を得ることもできます。結果として招待しただけで100万円程度の価値が得られたということでドーパミン報酬作用が刺激され、より招待アクションを加速させようという力が働くようになります。

他にも、一般にビジネスSNSなどで経歴を詐称する人もいますが、そうした職歴やスキル・資格などを検証可能な形で示す仕組みも実現しやすくなり、こういった点もメリットと言えます。

6. さまざまな法律が絡む事業に思えるが法務面は

その通りで、金商法や資金決済法、職安法などが絡んできます。

まず、この人材NFTが有価証券に該当しないことが重要となります。この点も整理できており、本NFTは集団投資スキームなどにも該当せず有価証券には当たらず債権となっております。理由としては、招待という”役務”を提供した対価としての報酬を得る権利となっているためで、ユーザーとWAVEEの間では「他のユーザーを獲得する」という「マーケティングに関する業務委託契約」を締結しているような形となっています。

続いて、本NFTは暗号資産にも該当しないものとなっています。なぜならば、このNFTは価格が100万円程度となるため、金融庁が暗号資産とみなさない条件として設定した「1トークン1000円以上」という条件を満たし、また、決済手段としても利用できないものとなっているからです。

加えて、人を招待する個人が職業紹介事業や募集情報等提供事業といった、一般に人材関連事業者が求められる許認可を求められるとサービスとして成り立たなくなります。この点も明確にクリアされています。

その他、特商法で定められる連鎖販売取引を想起する方もいるかもしれませんが、根本的に異なるモデルとなっています。理由としては、そもそもWAVEEでは物品の販売を行っておらず、また、誰一人として損失を被らないためです。

そのため、著名な弁護士の方々からもホワイトなモデルになっているとの評価をいただいています。

7. すでに大手企業の導入実績もある

はい。東証プライム上場企業なども導入しています。今日も大手SIerの導入が決まったばかりです。SBIグループや博報堂グループ、DMMグループ、セプテーニグループなど一般にも認知のある企業も利用いただいています。他、Web3 領域で第一線の企業も軒並み導入くださっています。ご支援させてもらえてありがたい限りです。

8. 今後の展望について

国内Web3領域ではかなり広範にカバーでき評価も頂けたため、「Web3.0時代の仕事マッチングプラットフォーム」としてのブランドは確立できてきたと思っています。これをもって、2025年度はWeb3以外のスタートアップ領域にも解放していく予定です。その際に、すでにAIやロボティクス、メタバースといった業界で高額の資金調達をしたりIPOしたスタートアップ等もすでに裏側で契約締結済みであり、Web3を含め「先端テック領域に強い」ブランドも確立していこうと考えています。

時機が来たら、WAVEEのDiscordコミュニティ内の方には先行して非Web3の方を招待可能とする案内をする予定なので、ぜひ先にご参加ください。

また、まだ具体的にお伝えできませんが、人材業界において一定のパラダイムシフトとなりうる新たな技術も特許出願しており、この技術をリリースした時にWAVEEに入られていた方は今までにない面白い体験ができる予定です。

9. CoinPost読者へのメッセージ

CoinPostの読者の方はWeb3リテラシーの高い方が多いと思っています。

そうした時、業界内の方はもちろん、まだWeb3業界に参入していない方も、まずは副業や業務委託から活動を広げていくのもリスクがなく効果的なので、是非WAVEEでどんな仕事・案件があるか確認し、ネクストキャリアを考えるきっかけとしていただいたり、純粋に知人やその先にさらなる機会を提供するためWAVEEに招待してあげたりすると、皆にとって価値のある状態が実現できると考えています。

まだWAVEEに入られていない方は、本来完全招待制ですが、期間限定で本CoinPost記事からも招待を受けられるURLを特別に発行していますので、是非この機会にご参加ください。

関連:人材の採用活動に革新を起こすWeb3.0時代の人材プラットフォーム「WAVEE」の魅力とは

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