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週刊仮想通貨ニュース|リップル社CEOの対SEC裁判終結宣言やトランプ大統領のカンファレンス発言に高い関心

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週のニュース

この一週間(3/15〜3/21)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。

今週は、英大手銀行スタンダードチャータードによるイーサリアム(ETH)価格予測の下方修正、リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOによる米証券取引委員会(SEC)との裁判の終結宣言、トランプ米大統領のカンファレンスでの発言に関するニュースが最も関心を集めた。


目次
  1. 今週の注目ニュース
  2. 金融相場
  3. アジア特集

今週の注目ニュース

スタンダードチャータード、イーサリアム価格予測を1万ドルから4000ドルに下方修正 L2の台頭が主因(3/18)

スタンダードチャータードは、イーサリアムの2025年価格予測を従来の1万ドルから4,000ドルへと大幅に下方修正。同行のデジタル資産調査部門グローバルヘッドであるジェフリー・ケンドリック氏は、レイヤー2、特にコインベースが開発したBaseの台頭がイーサリアムのエコシステムから価値を奪っていると指摘した。(記事はこちら

SECとリップル社の法廷闘争終結へ ガーリングハウスCEOが「勝利宣言」(3/19)

SECがリップル社に対する控訴を取り下げることが明らかとなった。同社のガーリングハウスCEOは19日、Xアカウントで法廷闘争が終結したことを宣言し、「待ち望んでいた瞬間だ」と主張した。(記事はこちら

トランプ大統領がカンファレンスで発言、「米国が仮想通貨と次世代金融技術を支配する」(3/21)

トランプ大統領は木曜日夜、仮想通貨関係者が集まるサミットで「米国を議論の余地のないビットコイン(BTC)超大国および世界の仮想通貨の首都にする」と再び誓約した。現職大統領として初めて仮想通貨カンファレンスで演説。一方、新たな政策関連発言や大統領令署名に関する新しい発表はなかった。(記事はこちら

金融相場

ビットコイン、米株連動で約50万円上昇も冬入りに警戒|仮想NISHI(3/18)

ビットコインは、前日比で約50万円超の上昇となった。17日に発表された2月の米小売売上高が市場予想を大幅に下回ることはなく、米国経済の景気後退懸念が後退したことが背景にある。これを受け、米国株式市場が上昇し、それに連動する形でビットコインも買われた。(記事はこちら

ビットコイン50万円上昇、FOMC・トランプ演説・SEC動向が影響|仮想NISHI(3/20)

ビットコインは前日比で50万円以上の上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)において、年内2回の利下げ見通しが据え置かれたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを再開するとの期待が強まり、市場はリスクオンの流れとなった。(記事はこちら

ビットコイン50万円下落、トランプ大統領演説で失望売り発生|仮想NISHI(3/21)

ビットコインは前日比で50万円以上の下落。20日に開催されたデジタル資産サミットにおいてトランプ大統領が演説を行ったものの、新たな政策関連の発言や大統領令の署名に関する具体的な発表はなかったことで、市場では失望売りが広がった。(記事はこちら

アジア特集

ロシア、中国・インドとの石油貿易で仮想通貨を使用 ビットコインやイーサリアムなど=報道(3/15)

ロシアは、中国とインドとの石油の取引で仮想通貨を使っていることがわかった。石油会社の一部が、法定通貨の両替をスムーズに行うために、ビットコイン、イーサリアム、USDTなどのステーブルコインを使用しているという。(記事はこちら

韓国中銀「ビットコインの準備金保有は議論も検討もしていない」(3/18)

韓国銀行(中央銀行)は、ビットコインを外貨準備金として保有しない意向であることがわかった。価格変動(ボラティリティ)が大きく、国際通貨基金(IMF)が求める外貨準備金の要件を満たしておらず、ビットコインを含めることを議論も検討もしていないと説明している。(記事はこちら

仮想通貨投資で世界との情報格差解消へ AI多言語プラットフォーム「CoinPost Terminal」アルファ版ローンチ(3/18)

CoinPostは、新規事業の一つとして開発中の「CoinPost Terminal」のアルファ版をリリース。AI(人工知能)を駆使したCoinPost Terminalは、世界中のWeb3情報をリアルタイムで収集・翻訳・要約し、信頼性の高い情報を一元的に提供するプラットフォームである。(記事はこちら

メタプラネット、150BTCを追加購入(3/19)

株式会社メタプラネットは18日、150BTCのビットコインを新たに追加購入したと発表。同社のビットコイン保有量は3,200BTCに到達した。(記事はこちら

メタプラネット株価高騰、トランプ大統領の次男を戦略アドバイザーに起用(3/21)

メタプラネットは21日、トランプ大統領の次男であるエリック・トランプ氏をストラテジック・ボード・オブ・アドバイザーズの初代メンバーとして迎えると発表。この取り組みを通じて、ビットコインの普及および世界的なビットコイン経済のリーダーとしての地位強化を目指す方針だ。(記事はこちら

大谷翔平選手らのNFT、東京シリーズを記念してSorareで販売 17万円超のカードも(3/21)

プロスポーツ選手のNFT化したデジタルカードを取引できるブロックチェーンゲーム「Sorare」は、米メジャーリーグの東京シリーズに関連したNFTカードを販売。ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の100枚限定のカードの価格は本記事執筆時点で、即座に購入できる「Instant Buy」の電子市場で1,194ドル超である。(記事はこちら

SBI北尾会長が語る仮想通貨市場の未来と戦略|FIN/SUM2025(3/21)

SBIホールディングス代表取締役会長兼社長の北尾吉孝氏が、日本経済新聞社と金融庁が主催するフィンテックをテーマにしたイベント「FIN/SUM(フィンサム)」にて単独講演を行った。北尾氏は創業以来のSBIグループの成長を振り返りながら、今後5年間で企業グループを3〜4倍に成長させる野心的な目標とその実現戦略を語った。(記事はこちら

関連なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー

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注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/01 月曜日
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
17:01
政府・与党、暗号資産の分離課税導入を検討へ 調整開始─NHK報道
政府・与党が暗号資産投資の分離課税化を巡り調整に入ったとNHKが報道。現行は最大55%の総合課税で、制度見直し議論が年末の税制大綱へ進む見通し。
16:26
「チェーンリンク」の将来性は?トークン化市場に必須インフラ
チェーンリンク(LINK)の将来性を解説。2030年に16兆ドル規模が予測されるトークン化市場で、既存金融とブロックチェーンを接続するオラクルとして80%超のシェアを獲得。SWIFT・J.P.Morganとの提携事例も紹介。
16:00
スイ(SUI)のステーキングで高利率なのは?自分で行う方法と取引所比較
SUIのステーキング方法を徹底解説。取引所(年利最大4.28%)、ウォレット、リキッドステーキングの3つの運用方法を比較表付きで紹介。初心者向けのOKCoin Japanから、Slushウォレットでの自己管理、Haedalでの高度な運用まで、リスクと利回りを考慮した最適な選択をサポート。
15:55
ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説
ワールドコイン(WLD)がマイナンバーカードでの本人確認に対応。World Appでの認証手順を画像付きで解説。所要時間約5分で完了し、Orb認証済みの方も追加のWLDを獲得可能。受け取ったWLDの現金化・運用方法も紹介。
15:43
ソニー銀行、米ステーブルコイン事業化に向けBastionと業務提携 子会社設立も視野に
ソニー銀行が米Bastionと業務提携し、米ドル建てステーブルコインの事業化を推進。日経報道によると2026年度の発行を計画し、ソニーグループの「経済圏」での決済活用を目指す。米国子会社設立とOCC銀行免許取得も視野に。
15:35
Ginco、Babylon Labsと提携「BTCFi 2.0」を推進
GincoがBabylon Labsと提携し、第三者への預託なしでBTCを活用できる「BTCFi 2.0」を日本で推進。業務用ウォレットGEWからBTCステーキングが可能に。
14:26
カザフスタン中銀、仮想通貨投資を計画 最大約470億円規模
カザフスタン国立銀行(中銀)のティムール・スレイメノフ総裁は、金・外貨準備ポートフォリオの一部として、仮想通貨へ最大3億ドルの投資を検討していると発表した。
11:47
テザー社CEO、S&PによるステーブルコインUSDT格下げに反論 余剰資本を強調
テザー社CEOがS&PによるステーブルコインUSDTのドルペッグ機能評価の格下げに反論した。余剰資本や米国債利回りを考慮していないと指摘している。
11:07
ヤーン・ファイナンスのyETH製品に攻撃、約4億5000万円相当が流出
イールド・ファイナンスのyETH製品が攻撃を受け、約4億5000万円相当のETHが流出。攻撃者は無限ミントの脆弱性を悪用し、約1,000ETHをTornado Cashに送金。V2・V3ボールトは影響を受けず、yETH保有者は安全に引き出し可能に。
09:15
中国人民銀行、仮想通貨取引の厳格取締を改めて要請、ステーブルコインも警戒対象
中国人民銀行が仮想通貨取引の取締強化を改めて各当局に要請した。仮想通貨関連活動の再活発化が背景にあるとみられ、ステーブルコインも警戒対象としている。
09:03
コインシェアーズ、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げ
欧州大手のコインシェアーズが、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げた。米国市場での大手運用会社への集中により、差別化や利益率確保が困難になるとの懸念を示し、ナスダック上場を控え、仮想通貨関連株式やアクティブ運用戦略など新商品の投入を計画している。
11/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、金持ち父さん著者キヨサキのBTC売却やソラナとXRPのETFの好調など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
DeFiで株式市場はどう変わる? Progmat齊藤達哉氏が語るオンチェーン金融の未来|独占インタビュー【後編】
Progmat齊藤達哉氏インタビュー後編。議決権付きトークン化株式で日本が世界初となる理由、2028年施行を目指すトークン化法のロードマップ、DeFi・AIエージェントを見据えた将来ビジョンを聞いた。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|個人マイナーのビットコイン採掘成功に高い関心
今週は、個人マイナーのビットコイン採掘成功、JPモルガンによる仮想通貨業界関係者の口座の連続閉鎖、アップビットの約48億円の不正流出に関する記事が関心を集めた。
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