
NFT購入ルールを緩和へ
Appleは、Epic Games訴訟の差し止め命令に応じて、App Storeガイドラインを更新した。米国ストアフロントのアプリ開発者は、ユーザーを外部決済サイトへ誘導するボタンやリンクを含めることが可能となり、アプリ外での購入に対してAppleが手数料を徴収することも禁止された。
ガイドライン改定では、特にNFTコレクション閲覧アプリに関する制限が緩和された。米国内のアプリでは、外部購入メカニズムへ誘導するボタンや外部リンクの掲載が許可され、アプリ内購入以外の決済方法を推奨することも可能になった。
この変更は今週水曜日にYvonne Gonzalez Rogers判事が下した判決に基づくもので、Appleは控訴しながらも命令に従うとしている。この緩和措置は米国内のアプリにのみ適用されるという。
仮想通貨・Web3業界にとっても朗報となり、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスの機能性が向上する可能性がある。ただし、アプリ内機能やプレミアムコンテンツ購入には適用されず、仮想通貨に関する厳しい制限は依然として残っている。
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