
250万ドルの資金提供
米ナスダック上場のサムザップ・メディア・コーポレーションは9月30日、ドージハッシュ・テクノロジーズに対して250万ドル(約3.7億円)の融資を実行したと発表した。この資金はドージコイン(DOGE)のマイニング能力拡大と、次世代ASICマイナーの配備加速に充てられる見通しだ。
今回の資金提供は、サムザップによるドージハッシュの買収完了前に行われたもので、新たに500台以上のASICマイナーを追加する計画を支援する。これにより、ドージハッシュの稼働マシン総数は年内に4,000台を超える可能性があるという。サムザップのロバート・スティールCEOは、ドージコインエコシステムの発展に期待を示し、一流のマイニング企業構築を目指すと述べた。
ドージハッシュのパーカー・スコットCEOは、買収完了前の資本提供に謝意を表明した。最先端のマイニング機器の配備を加速させ、ドージコイン市場にとって重要な時期に効率と規模を拡大できるとコメントしている。ドージハッシュは現在2,500台のマイニングマシンを保有し、年内にさらに1,000台を追加予定だ。
サムザップはソーシャルメディアマーケティング事業を展開する企業で、トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏も大株主として約35万株を保有している。同社は流動資産の最大90%をビットコインで保有可能な戦略を採用し、現在19.106BTCと750万DOGEを保有。9月18日には公開市場で750万DOGEを200万ドルで購入した。
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