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米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨や予測市場にも使命拡大

米商品先物取引委員会(CFTC)のキャロライン・ファム代理委員長は25日、新たに設置された「CEOイノベーション評議会」への候補者推薦と、優先すべきトピックの提案を一般に呼びかけた。

ファム氏は、CFTCは、暗号資産(仮想通貨)・予測市場など拡大した市場と商品(コモディティ)に関する使命を遂行する準備ができているとして、次のようにコメントしている。

使命を迅速に遂行するためには、業界の専門家リーダーや未来を築く先見者たちの支援を得て、市民の関与を促進することが不可欠だ。

このため、私は本日、様々な企業のCEO(最高経営責任者)の皆様に、米国のイノベーションの黄金時代の基盤を築く、責任ある規制の策定に協力いただくよう呼びかける。

候補者の推薦は12月8日まで受け付けている。

CEOイノベーション評議会は、米国市場のニーズに沿った規制を策定するために、業界幹部から意見を求める組織になると見られる。規制当局と市場参加者の協力を促進する見込みだ。

商品先物取引委員会(CFTC)とは

米国で先物取引・デリバティブ市場を監督・規制する政府機関。

米国では、仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の審議が進められている。この法案は、CFTCと米証券取引委員会(SEC)の管轄を明確にする内容を盛り込んでいる。

この法案が両院で可決される時期はまだ不透明だが、成立すれば、CFTCは仮想通貨の先物に加えて、新たに現物市場も監督するようになる見込みだ。

一方でファム氏は9月、大型Web3カンファレンス「WebX」に出演した際、最初から新たな規則を作り上げるとなると施行が何年も先になる可能性があると指摘。現行の枠組みや権限でも、解釈により新たな対処が可能になると話していた。

関連:「既存の枠組み活用で仮想通貨市場に迅速対応を」米CFTC代理委員長が提唱|WebX2025

こうした背景の下、CFTCは仮想通貨の規則明確化に焦点を当てた「クリプト・スプリント」も立ち上げている。

関連:米CFTC、仮想通貨スプリント第2段階開始 トランプ政権デジタル資産報告書勧告を全面実装へ

仮想通貨支持のセリグ氏を委員長に指名

ドナルド・トランプ米大統領は、仮想通貨を支持するマイケル・セリグ氏を次期CFTC委員長に指名した。米国上院農業委員会は20日、12対11の投票で、セリグ氏をCFTC委員長にする案を可決している。次は上院本会議での投票となる。

セリグ氏は農業委員会で、仮想通貨の明確なルールの必要性について次のように話した。

ルール作りは、ソフトウェア開発者の活動を促進し、投資家を保護し、期待されるような管理体制を備えた新しい取引所を出現させ、適切な情報開示や要件が確保されるような枠組みを構築する絶好の機会となる。

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