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中期トレンド局面のビットコイン、上昇への休止符は打たれるのか|仮想通貨市況(クリプトキツネ)

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中期トレンド局面のビットコイン、上昇への休止符は打たれるのか|仮想通貨市況(クリプトキツネ)
先週続伸したビットコインは、直近最高値を更新し調整を挟んだ後再び上昇を見せている。4時間、8時間足レベルのダイバージェンスが継続する中、直近最高値の更新ができるのか、あるいは調整を被るのかの局面に接近している。

前回記事の後ビットコインは続伸し、お伝えしたターゲット価格60万3000円から若干オーバーシュートしたものの、60万9000円で最高値を付け下落。現在再び直近最高値付近で推移している。早速、現在のビットコインが置かれてる状況を確認してみることにする。

また今回も前回記事同様に、マルチタイムフレーム(MTF)分析を行う。MTF分析における注意事項は前回記事を参考にされたい。

MTFでのBITFINEXBTCJPYの値動き

MACD観測

4時間足、8時間足共にMACDダイバージェンスが継続している状態であるが、日足レベルではMACDが逆行を開始、調整を挟んだあと上昇トレンドが継続する可能性はかなり低くなっている。

前回記事でも触れたが、8時間足のMACDダイバージェンス解消に伴って日足MACDが下に引きずられた場合はかなり大きな調整が入るものと考えられるため、現在の兆候(日足MACD逆行)は上昇トレンド継続にとっては喜ばしいものではない。さらに、調整いかんに問わず、4時間足MACDはゼロライン付近まで収束しているため、4時間足レベルでの大きな動きに警戒すべき水準に達していると言えるだろう。

MACDダイバージェンス

ダイバージェンス(Divergence)とは、「相違、乖離、逸脱」の意味で、値動きとMACDラインの推移が逆行している現象のことを指す。

RSI観測

4時間足のRSIは直近最高値更新後の下落によって、一度50ラインを割り込んだが、50ライン下に定着することはなく、再び50ライン上に回帰し推移している状態である。

今後、RSIの50ライン下で定着する動きが見られた場合は、初期の下降トレンド再び形成されていると考えることができる。また、50ライン付近でRSIがもつれている場合はトレンドレス(レンジ相場)であるといえるだろう。

RSI(相対力指数)

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎであると一般的には言われている。

しかし、実践的には30%70%ライン自体はあまり重要ではない。RSIとは、「値動きに対する上昇幅の比率」である。従って、50%ラインを基準に上下の推移でトレンド判断が可能である。

読者の皆さんも一度計算式を見て、インジケータが実際何を表しているのか、ということを自分なりに解釈してみて欲しい。

OBV観測

4時間足レベルでのOBVを確認してみると、18日間程度続くサポートラインを割り込んでいるため、相場のにおける買いがかなり不健全な方向に傾いているという見方ができる。トレンドラインが形成される期間が十分に経過したので次回記事以降も定点的に観測する。

OBV(オンバランスボリューム)

出来高系インジケーターのひとつ。出来高を指数化して、その方向性と資金の流れを捉えるための指標。

今後のシナリオ

上昇トレンド継続の場合

更なる上昇トレンド継続(ないしは暴騰)の場合は、2018年11月19日の大陰線の始値付近である63万3000円(5360ドル)付近がターゲット価格になりうる。前回記事同様、4時間〜8時間足レベルのMACDはダイバージェンスを示唆しているため、ブレイクアウトでの安易な買い入れは危険である。

また、日足MACDを引きずらない形で上昇トレンドの大きな調整が入り、上述ダイバージェンスを解消する場合、55万3000円(4970ドル)付近までの下げは見込んでおくべきであろう。

初期の下降トレンド発生の場合

こちらについては、前回記事と目線にほぼ変わりない。ただし前回記事とは状況がかなり変わってしまったため、下落のターゲット価格は51万3000円(4640ドル)がまず第一に挙げられるであろう。これは日足のSMA200の価格水準である。

総括

上値に対して健全な上昇がかなり困難になってきているビットコインであるが、直近高値更新がないと断言することはもちろんできない。記事内で解説した、上値のターゲット価格である63万3000円付近での値動きや、下落により調整に入った際の値動きを見て、「対応するトレード」を読者の皆さんには心がけていただきたい。

ただし、MACDダイバージェンスによる上値への息切れは観測されているので、4時間足レベルでの安易な買いが危険水準に達しているのは事実である。

適切な資金管理下でのストップ設定のもと、今後の値動きに注目されたい。

Twitter:(@crypto_kitsune

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