CoinPostで今最も読まれています

ソフトバンクが欧州キャッシュレス企業と提携、日本などでのシェア獲得を目指す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソフトバンクが欧州キャッシュレス企業と提携
ソフトバンクは東アジアでのキャッシュレス普及に向けて、欧州拠点の電子決済企業に1000億円超を出資。過熱するシェア争奪にどのように勝負を仕掛けるか、今後に注目が集まるだろう。

ソフトバンクが欧州キャッシュレス企業と提携

ドイツを拠点に欧州で電子決済サービスを提供するWirecard社が、ソフトバンクグループとの提携を発表した。日本や韓国といった東アジア圏でのキャッシュレス決済普及において協力していくとしている。

今回の提携に際して、ソフトバンクはWirecardの9億ユーロ(約1116億円)分の転換社債(株式に転換する権利が付いた社債)を取得。株式に換算すると、同社の株式全体のおよそ5.6%に相当する。

また、ソフトバンクとWirecardの両社は、事業覚書(MoU)への署名をもってデジタル決済ソリューションにおける戦略的パートナーシップを締結。ソフトバンクが、Wirecardの日本と韓国への進出をサポートしていくこと、そしてデータ分析やAIなどを活用したデジタル金融サービスの提供において協力していくことが同MoUにて規定されているとする。

今回のソフトバンクとの提携について、WirecardのCEOであるMarkus Braun氏は次のようにコメントした。

グローバルなイノベイターとして、我々はネットワークの拡大、そして画期的なアイデアで企業へ機会を創出することに重点を置いていく。

ソフトバンクは、グローバル規模での新たな技術とイノベーションへの情熱を共有する企業である。今回のパートナーシップをもって、我々のプロダクトを東アジアのマーケットへ拡大し、アジアにおける地位を築いていくことを目指す。

東アジアでのキャッシュレス普及に向けて1000億円超の出資を実施したソフトバンクであるが、現在日本ではキャッシュレス決済プロバイダーのシャア争奪がすでに激化している。今回の提携をもってどのような形で東アジアの市場に勝負を仕掛けるのか、その展開が気になるところである。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/06 水曜日
12:23
ビットコイン45000ドルまで大幅続伸、「ビットコインETF」巡るSECの動きに高い関心
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが45000ドルまで急騰した。ブラックロックや米SEC(証券取引委員会)を巡る動きを受け、ビットコイン現物ETFの承認思惑が加速している。
12:00
ビットコインマイニング企業Riot、マイニングマシンを6万台以上発注
米上場仮想通貨マイニング企業Riotは、MicroBTに6万台以上の最新ビットコインマイニングマシンを発注した。これまで最大規模の注文となる。
10:50
自民党主導の「デジタル先端金融議連」、ビットフライヤー等も参加
自民党がデジタル先端金融議員連盟を発足。暗号資産(仮想通貨)交換業者のビットフライヤー、コインチェックが参加。金融DX推進、Web3技術活用で現行制度の課題克服を目指す。グローバルな金融革新の状況を解説
10:30
新作Web3ゲーム「Apeiron」、Sky MavisのRoninチェーンに登場へ
アクシーインフィニティの開発スタジオSky Mavisはゲーム開発企業Fooni Magusとの提携を発表。新ゲーム「Apeiron」をRoninチェーンで展開する。
09:45
仮想通貨法人税制、2024年度も見直しへ
自民・公明の与党は、2024年度に向けた税制調査会を開催し、各省庁から出されている税制改正要望を査定。仮想通貨の法人税制を見直すことが決定したという。
08:40
ビットコイン続伸でマラソンなど仮想通貨関連株も続伸
主要な仮想通貨関連株はビットコインが44,000ドルに続伸したことを受け、6日にも続伸した。伝統金融では昨夜は10月の米求人件数データが発表され、労働市場が冷え込みつつあることが再び示されている。
08:05
IBM、仮想通貨向けコールド・ストレージ技術を発表
IBMは、仮想通貨などのデジタル資産向けの新たなコールド・ストレージ・ソリューションを発表。リップル傘下のMetacoらと協業し、このソリューションを開発したという。
07:30
コインベース、TikTokやインスタで仮想通貨送金無料に
米国の大手仮想通貨取引所コインベースは、世界で最も利用される通信・SNSアプリを通じて顧客同士が無料で仮想通貨を送金できる新サービスを導入した。
06:25
ブラックロック、ビットコインETF申請で10万ドルのシード資金調達
米資産運用大手ブラックロックの現物仮想通貨ビットコインETFの上場申請について、流動性提供のためのシードファンディングを10万ドル受けたことが判明した。
06:05
米SEC、グレースケールのイーサリアムETF上場申請の可否判断を延期
米SECは5日、グレースケールの仮想通貨現物イーサリアムETF上場申請の可否判断を延期した。今年中にビットコイン・イーサリアムのETF申請に対するSECの承認はされない見込みだ。
12/05 火曜日
19:46
「事業者向けのNFT活用法とは?」web3メディア経営者2名が動画解説|WebX STUDIO
動画コンテンツ紹介 新たにリブランディングした「WebX STUDIO(旧:CONNECTV)」。 「WebX STUDIO」第三弾では、CoinPost代表の各務貴仁と、あた…
18:25
ブラックロックらビットコインETF申請書の修正版提出
ブラックロックとビットワイズが暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物ETFの修正申請をSECに提出。SECの一斉承認に向けた準備と憶測が広がる。新しい監視・マネーロンダリング防止措置など、類似点の指摘も。
16:27
イーサリアムベースのDigiFT、RWA市場展開に向けシンガポールでライセンス取得
イーサリアムブロックチェーン上で展開するDigiFTがシンガポールでCMSライセンスを取得。デジタル証券とRWAトークン化により、革新的かつ安全な金融サービスの提供を目指す。ブロックチェーンと金融の融合が深化する。
13:58
「証拠不十分で仮想通貨企業を提訴した疑い」米連邦判事、SECに理由開示命令を下す
米連邦地方裁判所のロバート・シェルビー判事は、米証券取引委員会に対し仮想通貨企業DEBT Boxの資産凍結について、誤解を招きかねない不十分な証拠提示で提訴に踏み切ったと指摘。理由を説明するよう命じた。
12:15
ブラジル最大手銀行イタウ、ビットコインなど仮想通貨取引サービス開始
ブラジル最大手銀行イタウ・ウニバンコは仮想通貨の取引サービスを開始した。まずビットコインとイーサリアムを取り扱うとしている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア