- ネム財団のSPプログラムにおける最初の提携企業が決定
- ネム財団のSPプログラムにおける初のRFPが発表された。カタパルトの機能をより幅広いユーザーに利用可能とするウォレット開発を、インド拠点のブロックチェーン企業と提携して行う。
ネム財団のSPプログラムにおける最初の提携企業が決定
ネムSP(サービス・プロバイダー)プログラムにおける、最初のRFP(提案依頼書)が発表された。
同RFPでは、ネムのアップデート「カタパルト」実装に向けたウォレット開発の最初の提携企業が規定されている。
The contract winner for the inaugural project of #NEM Service Providers has been concluded🏅
— NEM (@NEMofficial) 2019年5月10日
The 3 finalists were:
🔹@elipticaio
🔹#Hatio Innovations
🔹@He3Labs
Check out which company scored the highest and the winner of the bidding here 👉 https://t.co/Nqi1CVeycZ pic.twitter.com/ArZVtzEX5e
RFP(提案依頼書)とは、情報システムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の事業者に具体的な提案を依頼する文書を指す。
発表によると、今回提携が決定した企業は、インド拠点のブロックチェーン企業Hatio Innovations Private Limitedとなった。申請のあった12の企業から、度重なる審議とレビューを経ての決定であるという。
なお、同社はインドの大手決済企業BillDeskの100%子会社にあたる。
また、開発予定のウォレットについては、カタパルトの機能をより幅広いユーザーに利用可能にするものであるとしている。このウォレットの開発は、カタパルトの採用と達成には不可欠な要素であると主張した。
なお、「カタパルト」の実装や今後の展望では、以下のロードマップを予定している。
- 2019年Q3(7〜9月):カタパルトのテストネット公開
- 2019年Q3後半〜Q4初期:カタパルトのメインネットでの公開
- 2019年Q4(10〜12月)カタパルトのローンチ後:STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等
- 2020年以降:IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコイン(支援)