CoinPostで今最も読まれています

国内大手取引所QUOINE運営のLiquidグループが米国市場進出を発表、新会社Liquid USAを設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Liquidが米国市場進出を発表
リキッドグループ株式会社はVirtual Currency Partnersと共に新会社Liquid Financial USA Inc.を設立し、米国市場への進出を行うことを発表した。

Liquidが合弁会社Liquid USAを設立し、米国市場への進出を発表

日本で仮想通貨取引所のサービス展開を行っているQUOINE株式会社の親会社であるリキッドグループ株式会社は15日、プレスリリースにて、Virtual Currency Partners(VCP)と共に、合弁会社Liquid Financial USA Inc.(Liquid USA)を設立したことを発表した。

同新会社は米国市場への進出の第一歩となる。現在は米国の規制当局の認可を取得中で、具体的には2020年1月までにサービスを開始することを目標にしているという。

同プレスリリースによると、Liquid USAは米国で金融サービス事業を展開するIQX社を買収し、IQX社を通じて米国市場に参入するという。

リキッドグループ株式会社はシリーズCラウンドでの資金調達実施により、評価額が10億米ドル(約1,110億円)を超えたことで話題となった。これにより、未上場ながら評価額が10億ドル以上且つ設立から10年以内というユニコーン企業の定義に当てはまり、日本国内ではメルカリに次ぐ2社目となるユニコーン企業となっている。

CoinPost関連記事

仮想通貨QASHを発行するLiquid、メルカリに続く「国内2例目」のユニコーン企業に
投資ラウンドは、米Ripple等の仮想通貨部門をポートフォリオに持つ「IDG」がリード、Bitmain Technologiesも参加する。CoinPostの取材に対し、代表取締役Head of CEO Officeの紺野氏は「グローバルでの仮想通貨取引所の横展開を加速する」などと言及した。

リキッドグループCEOの栢森加里矢氏は、以下のようにコメントした。

米国は仮想通貨業界にとって世界最大の市場のひとつであり、米国市場でのサービス提供については我々のコミュニティや取引先企業・機関投資家から広く関心を寄せられている。

今回の合弁会社設立とIQX社の買収は、我々の米国における事業展開を約束するものであり、プラットフォームの成長を加速するためにVCPと協力できることを楽しみにしている。

2003年からGlobespan Capital Partnersで働いていた時代の私のメンターであり、Globespan Capital Partnersの共同創設者で元エグゼクティブマネージングディレクターであるBarry Schiffman氏と再び一緒に働けることを、個人的に大変光栄で嬉しく思っている。」

VCP会長のBarry Schiffman氏は以下のようにコメントした。

仮想通貨とその領域における多くのプレーヤーを研究して1年近く経った後、私たちはLiquidと、Liquidが日本で最初に金融庁登録を受けた世界でトップ5の仮想通貨取引所として、これまでに構築した強力な基盤に非常に感銘を受けた。

Globespan Capital Partners時代からの関係を基に、再びMike(栢森)と働けることを嬉しく思う。Liquidファミリーに参加し、米国進出をリードすることを楽しみにしている。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/20 土曜日
12:30
コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供
レイヤー1ブロックチェーンInjectiveは、Jamboテクノロジーと提携してWeb3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能を提供すると発表した。
12:00
知らずに損しているかも?取引所選び 3つの注意点
ビットコインなどの投資初心者に大事な暗号資産(仮想通貨)取引所選びと、後悔しがちな代表的な失敗事例3つを解説。手数料、価格、取扱銘柄の違いを比較し、最適な仮想通貨取引所を見極めるポイント、賢い投資戦略と失敗回避のためのチェックリストも提供。
10:30
ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
ブロックチェーンゲーム「Nyan Heroes」はEpic Games Storeで最もプレイされたゲームでトップ30以内に入った。今後NFT機能や独自の仮想通貨も導入する予定だ。
09:15
ビットコイン、4度目の半減期完了 報酬が3.125 BTCに
直近の米経済指標(3月の雇用統計やCPI等)が景気の堅調さを改めて示しているため、FRBが利下げを急ぐ必要がなくなりつつあるとの観測が高まってきており、仮想通貨や株のようなリスク資産をさらに押し上げる力は弱まってきたようだ。
08:25
BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観
19日のアジア時間はイスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧