CoinPostで今最も読まれています

前日比7%上昇のBTC|「ビットコインは次の価格調整まで3万ドルに」大手投資ファンドCEO

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTC強気相場は3万ドル行き?
米大手ファンドのCEOはビットコインが調整する前に330万円に達する可能性を指摘した。ブルームバーグ誌は「GTI VERA」の突破がBTCの大きな値動きを示す重要な指標と分析。

BTC強気相場は3万ドル行き?

ビットコイン(BTC)は昨日の夕方より一時急騰し12000ドル(約130万円)の水準を推移していた。そして、9日朝4時ごろ再び上昇に動き、現在12300ドル(約133万円)のラインで取引されている。

なお執筆時、ビットコインは前日比7%高を記録している。

ビットコインの強気相場を受け、米大手投資ファンド「モルガンクリークキャピタルマネージメント」のCEOを務めるMark Yusko氏はCNBCの番組に出演し、ビットコインの行方について語った。同社はビットコイン提唱者のPomp氏が管理する仮想通貨ファンド「モルガンクリークデジタル」 を傘下に持つ。

Yusko氏は「過去9ヵ月で見ると、ビットコインは最も高いパフォーマンスを見せている資産だ。」と述べた。昨年12月にビットコインが3100ドル(約34万円)の水準にいる時に、その底値について同番組で議論していたが、現在にいたって、Yusko氏は、「ビットコインは今パラボリック的動きをしている。これに沿って行けば、ビットコインが次の価格調整まで、3万ドル(約330万円)に達する可能性も考えられる。」と、強気を示した。

なお同氏によれば、ビットコインがブルトレンドを維持できていれば、「2021年までに10万ドル(1000万円)にたどり着くことも困難ではない」と、Pomp氏の予想と一致する。

「ベラ」上限超え

米有力紙ブルームバーグは日本時間9日1時ごろ、ビットコインがテクニカル指標の1つである「GTIベラ」の上限を超えたため、「急上昇」が近づいていると指摘した。「GTIベラ」はトレンドの方向を指し示すインジケーターである。

当時のベラの上限は11637ドルだったが、ビットコインは12000ドルを推移していた。朝4時ごろの急上昇はそのアップトレンド予測に沿ったシナリオと考えられるだろう。

同誌によると、ビットコインは今年2月には類似したトレンドでベラを超えて当時の年初最高値4189ドル(約46万円)を記録した。さらに、6月中旬に見られた新たな2019年ATHである 150万円もそのGTIベラに相関したものとされている。

さらにブルームバーグの取材に応じた米大手FX「Oanda Corp」の責任者は、ビットコインの強気相場はブロックチェーンに対する企業の確実な関心度と取り組みの表しであると指摘している。

また、ウォレット企業であるBolt GlobalのCCOは「仮想通貨に対するメインストリームの態度の変化に応じた市場の再生は自然な流れだ。フェイスブックやJPモルガンもこの産業に参入してきているため、ビットコインなどの仮想通貨市場には恩恵をもたらすだろう。」と語った。

CoinPostがおすすめする注目記事

ペナント上抜けでビットコイン(BTC)急騰、上昇トレンド継続なるか|仮想通貨市況
仮想通貨市場ではイーサリアム(ETH)やバイナンスコイン(BNB)などが反発を見せる中、”膠着状態”に陥るビットコイン(BTC)がペナント上抜けで急騰した。上昇トレンド継続のシグナルとなるか。
トロンの名を悪用した詐欺の被害者が抗議|トロン財団は公式声明を発表
トロンの名を悪用し行われたネズミ講に対する抗議者が、無関係のトロン関連企業に殺到した事件について、トロン財団が公式声明を発表。被害者への理解を示すも、抗議者の殺到には非難した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア