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Startale Labs、ソニーネットワークコミュニケーションズとWeb3起業支援事業共催へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソニーネットワークコミュニケーションズのWeb3展開

日本発のパブリックブロックチェーンAstar Networkファウンダーの渡辺創太氏の新会社「Startale Labs」は17日、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社との提携を発表した。

23年3月中旬から6月中旬にかけて「Web3 Incubation Program Powered by Sony Network Communications and Astar」を共同開催する。

また、2月17日よりインキュベーション参加企業の募集を開始した。Web3スタートアップのフェーズを問わず世界中から応募可能だが、ソニーネットワークコミュニケーションズとAstarとのシナジーや技術力、チーム力、プロダクトの魅力などを考慮し、15-20プロジェクトをインキュベーションプログラムに採択する。

Startale Labsは、マルチチェーン対応のアプリケーションやインフラを開発するWeb3テック企業。これまでAstar Networkで培ってきた実績や繋がりを元に研究開発やインキュベーションを行う。

また、日本子会社Startale Labs Japanは1月31日に設立されており、日本発パブリックブロックチェーンという強みを活かして日本でのWeb3事業開発と事業コンサルティングを展開している。

ソニーネットワークコミュニケーションズは、エンタメから金融まで多様な事業を展開するソニーグループの事業会社。主にIoT事業、AI事業やソニーグループ内のアセットを活用した新規事業等を推進している。

ソニーネットワークコミュニケーションズとの協業について、Startale Labsの渡辺CEOは以下のように述べている。

この度、ソニーグループの事業会社であり、グループ内でNFTをはじめとするWeb3の取り組みを推進しているソニーネットワークコミュニケーションズとWeb3インキュベーションプログラムを開始することができ嬉しく思います。両社の知見やリソースを共有しながらプログラムに採択された参加者の方々に価値提供を行い、新しいユースケースやプロジェクトを生み出していきたいと思います。

ソニーネットワークコミュニケーションズは22年4月、NFT(非代替性トークン)に関する開発受託事業、コンサルティング事業を行う Sony Network Communications Singaporeを設立していた。

関連:ソニーとSun Asterisk、NFT企業をシンガポールに設立

インキュベーションプログラムの特徴

3月中旬から行われるインキュベーションプログラムでは、世界的なVCやWeb3企業からのセッションや事業戦略や技術戦略におけるメンタリング、ソニーネットワークコミュニケーションズが持つリソースとのマッチングなどを行う。6月中旬の日本ブロックチェーンウィーク期間には、日本でオフラインでのデモデイを開催する。

本プログラムには以下のような特徴がある。

  • Web3 FoundationやAlchemyなど世界トップレベルのWeb3企業と直接コネクションとフィードバックや有益なセッションを無料で受けることができる。
  • ソニーネットワークコミュニケーションズやAstarのリソースを活用することができるだけではなく、テックサポートやファイナンスのサポートが提供される。有望な企業にはソニーネットワークコミュニケーションズからの出資も検討される。
  • インキュベーションプログラム後はソニーネットワークコミュニケーションズとの実証実験やAstarチームにおけるプロダクト成長サポートなどが行われる予定。

関連:Astar渡辺創太が「Startale Labs」設立、アジアを代表するweb3企業目指す

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