はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【Vol.2】Lisk日本人開発者の遠田秀説氏に独占インタビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本のブロックチェーン業界について
日本はブロックチェーン産業の大きなマーケットとして注目されているものの、日本発のプロダクトがもっと出てくるようになるといいと遠田秀説氏は語ります。
これからブロックチェーン業界で働くには
遠田秀説氏によれば、ある程度技術力があればブロックチェーンの技術に突出していなくとも働けるのではないかということで、そこでLiskがそういった方の助けになればというお話もいただけました。

Lisk日本人開発者 遠田秀説氏に対するCoinPost独占インタビュー記事のvol.2です。

vol.1「日本人開発者の遠田秀説氏の経歴やLiskでの役割、Core1.0の話題を含むLiskの今とこれから」についてはこちら↓

【Vol.1】Lisk日本人開発者の遠田秀説氏に独占インタビュー
Lisk社の日本人開発者である遠田秀説氏にCoinPostが独占インタビュー。Liskの開発者の中で唯一日本人である遠田さんの経歴やLiskでのお仕事、また注目されるCore1.0の詳細を含む今後のLiskについて伺いました。

世界から見た日本ブロックチェーン業界

日本のブロックチェーンの進展度合いは世界的に見てどう思われますか。

開発以外の業界全体としてはマーケットとしてやはり注目されています。

アジアで韓国中国日本と一番大きいマーケットといっても過言ではないですね。

お金以外の面、プロダクトでいうと他国と比べて日本発の大きなプロジェクトはあまり多くはないと思います。

プロダクトを作っているチームがたくさん日本から出てくることが大切ではないかなと思っています。

これから業界で働くには

完全なブロックチェーンエンジニアとして実際に働いている人は日本には二十人くらいと伺いましたが実際そうなのでしょうか。

知っている限りブロックチェーンのプロジェクトはあまり多く日本にはないですが、一番有名な取引所で働く方々はブロックチェーンの関連ですよね。

やはり日本からももっと多くのプロダクトが出て来てほしいなというのはあります。

ただ、ある程度技術力があればブロックチェーンの技術に突出していなくとも働けると思います

これまでのスタートアップの流れであったり、ウェブの業界であったりIT業界でやってきた開発者であれば活躍できるフィールドなのではないかと思います。

将来ブロックチェーン業界で働きたい人向けに、今は何をやっておくべきといったことや、必須条件などはありますか。

ポジションにもよりますがブロックチェーンの理論部分、アルゴリズム部分をやりたいのであれば学術的な知識、暗号関連の知識が重要です。

クリプトグラフィとかですね。

プロダクトとして考えるのであれば、Liskはブロックチェーン界隈に入ってきたい、ブロックチェーンを用いてプロダクトを作っていきたいという開発者、起業家や企業の参入を手助けするものですので、入ってくる側はこれまで通りのITやスタートアップの知識があれば十分になると思います。

Lisk、Ethereum各プラットフォームの開発言語の違いと開発者の付き合い方

Liskの開発言語について伺います。 独自言語を用いているEthereumと違ってLiskではJavaScriptを使っていますが、このメリットとデメリットを教えてください。

まずメリットとして一番大きいのは使っている人が一番多いというところですね。

Githubのランキングでも一番コミットされているのがJavaScriptです。

Liskとしては、デベロッパーを促進していくというのが一番大きいビジョンだと思いますが、そのためにはいろんな人たちに使ってもらったり、開発やコミュニティに参加してもらったりというのが重要です。

JavaScriptの採用はそのような点でメリットがあります。

デメリットに関してはJavaScript一般の話になりますが、自由度が高いというのが挙げられます。

自由度が高いからこそ、うまく制約を付けていかないと容易に読みづらいコードやバグが生まれますし、それに気づきにくいです。

これに関しては、現在パブリックになってると思いますが、リスクテンプレートという、コード規約であったり、こういう風に書いていきますよという指針であったりを含むレポジトリがGithubに上がっています

まだ適応は完全ではありませんが、順次プロジェクトに適用されていっており、これを守っていくことと、Githubのレビューを積み重ねていくことでデメリットを解除していこうというのが目的になっています。

遠田さんはEthereumの独自コードを扱うことは可能なのですか?

いえ、Ethereumのコントラクトはソリリティで書かれていると思うのですが実際僕はそんなに触っていません。

ただ、ソリリティではなく最近Ethereumのgolangで書かれているコード自体は読み進めています

Ethereumの独自コード採用のメリットとデメリットは何でしょうか。

僕もちゃんと分かっているわけではないですが、メリットとしては、独自コードで書くと一番親和性高いコードが書けるというのが挙げられます。

一方で、新しい言語ですから参入障壁は高いですし、使われていない言語ということでメンテナンスや、コミュニティからあがってくるバグ・質問が多いというのはデメリットなのではないでしょうか。

Ethereumの独自言語は現在は参入障壁が高いということですが、今後開発者が増えていけば将来的には一般化すると思いますか?

Ethereumは一番大きいプラットフォームですのでそうなることもあり得るかもしれませんが、それ以外のコミュニティが占める部分も大きいので断言はできませんね。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/09 土曜日
13:15
トランプ・メディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持
トランプ・メディアが2026年1~3月期決算を発表。仮想通貨などの含み損が響き大幅な純損失を計上。一方、金融資産は前年比3倍に拡大し営業キャッシュフローは黒字だ。
11:00
ジーキャッシュ、量子コンピュータ耐性ロードマップを公表 クロスチェーン流入も好調
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発企業CEOは、量子回復性ウォレットを1か月以内に展開し、18か月以内に完全なポスト量子化を目指すと表明した。
10:20
米上院銀行委員会、クラリティー法案を5月14日にマークアップ予定
米上院銀行・住宅・都市問題委員会が5月14日の正式会合で注目の「クラリティー法」のマークアップを実施する予定だ。利回り条項は妥協済みだが、トランプ一族の仮想通貨利益をめぐる倫理条項が新たな焦点に浮上した。
08:10
コインベース、サービス障害発生後に取引再開
仮想通貨取引所コインベースは、サービス障害が発生したと発表。その後、主要な問題は完全に解決したと説明しており、停止していた取引サービスを再開している。
07:55
アプトス、機関取引・AIエージェント向け基盤に78億円超を投入
アプトス財団とアプトス・ラボが8日、機関投資家向け取引と自律AIエージェントの2分野に特化した5000万ドル超のエコシステム投資を公表。自社プロダクト、研究、プロトコル基盤、戦略ファンドに資金を配分する。
07:10
IRENがエヌビディアと戦略的提携、最大5GW規模の次世代AIインフラ構築へ
仮想通貨マイニング大手のIRENがエヌビディアとの戦略的提携を発表。最大5GWのAIインフラ構築を目指し、エヌビディアは約21億ドルの出資権利を取得した。バーンスタインのアナリストは、GPU供給の確保とAIデータセンターへの転換を高く評価している。
06:35
テラウルフ、HPC事業がBTCマイニング売上を初逆転
ビットコインマイニング企業テラウルフが8日に2026年第1四半期決算を公表。2100万ドルのHPCリース収益が1300万ドルのデジタル資産収益を上回り、AI向けデータセンター事業への転換が業績面で初めて鮮明となった。
06:05
Arbitrum DAO、凍結済みの111億円相当イーサリアム放出を承認 
アービトラムDAOは、Kelp DAOの不正流出被害を補償するため、凍結されていた約30765ETH(111億円相当)の放出を承認した。DeFi United主導の救済策が前進する一方、北朝鮮に関連する米裁判所の差し押さえ命令が資金移動の障壁となっている。
05:45
米SEC委員長、オンチェーン金融に「規制の道筋」明示
SECポール・アトキンス委員長が5月8日のSCSP AI+ Expo講演で、オンチェーン市場に対する4つの規制方針を提示。取引所定義、ブローカー・ディーラー定義、清算機関定義、暗号資産ボールトに関するルールメイキングへの意欲を示した。
05:00
ウォーレン米議員、メタのステーブルコイン統合を追及 
ウォーレン米上院議員が5月6日付でメタのザッカーバーグCEOに書簡を送付。USDC連携など同社のステーブルコイン統合計画について「透明性の欠如は深く憂慮すべき」と批判し、5月20日までの回答を要求した。
05/08 金曜日
17:47
韓国、2027年1月から仮想通貨課税を開始へ 税務当局が方針を正式確認
韓国財政経済部が2027年1月からの仮想通貨課税を初めて公式確認。年間約27万円の利益に22%課税、対象投資家は約1,326万人の見込み。
14:30
国際通貨基金、AIによるサイバー攻撃の高度化に警鐘 「マクロ金融ショック」リスク指摘
IMFは、AIの進化がサイバー攻撃を強化しており、金融システム全体の安定性を脅かすリスクが高まっていると警告した。さらに、今日の金融システムは高度に接続された共通のデジタル基盤を持つため、サイバー攻撃が「マクロ金融ショック」に発展する可能性も指摘した。
13:45
米クラリティー法案、来週にも上院銀行委でマークアップか コインベース政策担当者が予想
米仮想通貨取引所コインベースのカラ・カルバート氏が仮想通貨市場構造法案「クラリティー法案」が来週にも上院銀行委員会でマークアップを迎える可能性があると予想。ホワイトハウスは7月4日成立を目標と立てた。
13:30
ポリゴンが性能向上、毎秒3200件の取引処理を実現 プライベート決済も導入
ポリゴンはブロック生成時間を1.75秒に短縮し、毎秒3,260件超の取引処理を実現した。「Hinkal」との連携で機関投資家向けプライベート決済にも対応している。
12:00
日本JCBAがステーキング事業の運営指針を策定、業界の健全化と利用者保護を推進
一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は、国内で拡大するステーキング市場の健全な発展を目的とした「ベストプラクティス」を公表した。手数料体系の透明性や資産管理のあり方など、事業者が実務で参照すべき指針を明文化し、利用者保護の強化を図る。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧