はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

『ビットコインは世界中でブレークアウト寸前』マルタのサミットでdeVere CEOが言及

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

deVere CEO、市場の盛り上がりが近いと予測
deVere CEOのNigel Green氏は、ビットコインやその他の仮想通貨はいままさに世界中でブレークアウトをみせる寸前まできており、これは主にはFOMOによって起こると話した。
FOMOの拡大
Green氏は、ビットコイン価格が昨年の急騰時ほどの推移を見せなかったとしても、仮想通貨に取り組む機関の間では、これを手放してしまうと他の機関に遅れをとってしまい追いつくのが難しくなるという感覚が拡大していると話した。
FOMOとは
fear of missing outの頭文字をとった言葉で、周囲に取り残される・何かを見逃してしまうといった恐怖を意味する。情報化が加速するここ数年で現れたバズワードの一つ。

▶️ CoinPost:仮想通貨用語集

deVere CEO、市場の盛り上がりが近いと予測

ビットコインは今年紛れもなく苦しい時期を過ごしており、ボラティリティの高さや規制の強化の可能性があるため、今後の仮想通貨市場は未だ不明瞭なままです。

こうした状況にも関わらず、deVere CEOのNigel Green氏は、投資家たちが競い合って投資を行うに連れ、ビットコインの市場拡大も加速するだろうと予想しています。

同氏は、マルタでのブロックチェーンやデジタル関連のテーマに関するDELTAサミットに先立って、以下のように語りました。

ビットコインやその他の仮想通貨は、今まさに世界中でブレークアウト寸前まできていると私は考えている。

これは、主にFOMO(周囲に取り残されてしまうのではないかという恐怖や焦燥感)によって起こると予想している。仮想通貨は日々拡大しており、金融業界だけでなく、テック企業や小売業でもその採用が相次いでいる。

FOMOの拡大

ビットコインの市場全体におけるシェアは、ここ数ヶ月低下の傾向にあります。

Green氏は、ビットコイン価格が昨年の急騰時ほどの推移を見せなかったとしても、いくつかの機関はこの市場への注力をやめないだろうと話しています。

Green氏は、以下のように続けました。

仮想通貨を採用・保有する機関の中で、これを手放してしまうと他の機関に遅れをとってしまい、追いつくのが難しくなるという感覚が拡大していると感じている。

特に、一般のユーザーが仮想通貨への意欲を高めるにつれ、この傾向は顕著になっている。昨年ほどの価格急騰が起こるかはわからないが、仮想通貨がお金の未来の形だという認識の拡大に伴い、また年末にかけて価格が上昇しても不思議ではないと感じている。

また、Green氏は、マルタのJoseph Muscat首相の「マルタをブロックチェーン国家にしたい」との発言に伴う同政府のビットコインへのアプローチについても、以下のように述べました。

革新的で前向きな、マルタ政府の仮想通貨とブロックチェーンへの取り組みによって、マルタはこの成長著しい市場におけるグローバルリーダーとなっていくだろう。

こうした今後の市場に関しては、Galaxy DigitalのCEOであり有名投資家のMike Novogratz氏が、以前、ヘッジファンドや銀行などの機関が今後一斉に仮想通貨市場へ参入してくるだろうと話していました。

同氏は、以下のように述べています。

既存の投資家が仮想通貨への投資を始めるインフラが整うようになれば、強気相場が訪れるだろう。今後3〜6ヶ月のうちに巨大な投資機関が参入し、そうした状況が訪れるようになると考えている。

こうした予測を踏まえ、同氏は2019年1月には仮想通貨市場におけるFOMOが始まり、これによって市場は新たな成長を迎えることになるだろうとしています。

CoinPostの関連記事

半年以内に新たなクジラ到来か、仮想通貨資産は指数関数的な成長が見込める|米経済番組
Novogratz氏はBTCの目先10,000ドル(約110万円)予想を堅持。VCの巨額投資を列挙し、機関投資家のFOMOが始まると言及。半年以内に大口投資家や年金基金運用機構などが投資し、指数関数的な成長が見込まれるとした。
英仮想通貨関連企業CEO「ビットコインの潜在投資家は約1億人存在、1.3兆円の需要」
英仮想通貨関連企業CoinSharesのCEOは、世界銀行の人口データを元に、世界各国における仮想通貨業界の潜在投資家を約1億人と算出。1,900,000BTC(約130兆円)もの需要になり得ると分析した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:20
「ストラテジー社は株価指数から除外されてもBTCを売却しないだろう」Bitwise
Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、ストラテジー社は株価指数から除外されてもビットコインは売却しないだろうとの見方を示した。その根拠を説明している。
10:15
XRPレジャーの流通速度が年間最高値を記録 オンチェーン活動が急増=CryptoQuant分析
XRPレジャーの流通速度流通速度が12月2日に年間最高値0.0324を記録。大口保有者による2100億円規模の買い増しや取引所準備金の減少など、オンチェーン活動の活発化が確認された。CryptoQuant分析。
10:05
年末にかけての下落リスクを軽減する価格帯は? ビットコイン最新市場分析=Glassnode
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新週間レポートを発表。需要低迷と含み損拡大の中、年末の下落リスクを抑える価格帯などを分析している。
08:55
JPモルガンがストラテジーのビットコイン売却回避能力を評価、「マイナーの動きより重要」
JPモルガンのアナリストが、ストラテジーのビットコイン売却回避能力がBTC価格の短期見通しにおいてマイナー活動より重要だと分析した。
08:20
21シェアーズ、米国初のスイ(SUI)連動2倍レバレッジETFを上場
21シェアーズが米国証券取引委員会の承認を得て、スイ(SUI)の価格に連動する初のレバレッジETFをナスダックに上場した。日次リターンの2倍を提供する商品で、スイエコシステムに関連する初のETFとなる。
08:10
「政府系ファンドは相場下落時にBTCを買い増し」ブラックロックのCEO
ブラックロックのラリー・フィンクCEOは、複数の政府系ファンドが仮想通貨ビットコインを購入していると明かした。相場下落時に買い増ししている様子も伝えている。
07:25
ソラナとベース間ブリッジが稼働開始、チェーンリンクとコインベースが安全性確保
レイヤー2ベースチェーンがソラナとのブリッジをメインネットで正式稼働。チェーンリンクCCIPを採用し、両チェーン間でのトークン移動と取引が可能になった。
07:02
メタがメタバース予算を最大30%削減検討、VR・ホライゾン・ワールズが対象=報道
ザッカーバーグのメタ社がメタバース関連事業の予算を来年最大30%削減する検討を進めている。投資家から歓迎され株価が上昇した。
06:25
ロシアが仮想通貨マイニング収益の公式統計反映を検討、隠れた輸出として年間数千億円規模か
ロシア大統領府のオレシュキン副長官が仮想通貨マイニング収益を貿易収支に計上すべきだと提案した。マイニング収益は1日約10億ルーブルに達し、隠れた輸出として外国為替市場に影響を与えているという。
06:02
ソフトバンクなど出資のビットコイン企業「21キャピタル」、12月9日から「XXI」で取引開始
ビットコイン特化企業の21キャピタルとカンター・エクイティ・パートナーズの事業統合が株主承認を得た。ティッカーシンボル「XXI」として株式の取引を開始。
05:35
CFTCが仮想通貨現物取引を連邦規制市場で初承認、米国で取引開始へ
米CFTCが仮想通貨現物商品取引の許可を発表した。CFTC登録先物取引所で初めて取引が可能となり、厳格な監督と投資家保護の下で安全に取引できる環境が整った。
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場に追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧