- コインチェックがOTC取引にETHとXRPを追加
- コインチェックが本日、大口取引向けのOTCサービスにイーサリアム(ETH)とリップル(XRP)を追加、取引が開始(ビットコインを含む3通貨)された事を発表。交換業者が公に提供するOTCでは国内初の事例となる。
コインチェックがOTC取引にETHとXRPを追加
仮想通貨取引所CoinCheckは15日、同社が提供する大口取引向けのOTCサービスにイーサリアム(ETH)とリップル(XRP)を追加したことを発表した。
日本の登録交換業者が公に提供するサービスでは、初めてのイーサリアムとXRPのOTC取引提供となる。(自社の買い付けなどを含むクローズドOTC取引は除く)
これまでのOTCサービスではビットコインの1通貨に対応していたが、合計で3通貨の対応に拡大した。特にイーサリアムとXRPはビットコインと比較して時価総額や出来高が低く、取引板に干渉しないOTC取引への利用者の需要が見込まれる通貨であると考えられる。
14時時点ではすでに公式HP上でOTC取引画面にはETHとXRPの追加が確認されている。具体的な取引金額は、ETHがミニマム500ETH、XRPが250000XRPに設定(約1000万円相当)されているほか、上限金額はETHが10000ETH、XRPは5000000XRPが設定されている。
OTC取引とは
OTC取引とは、取引所の板を介さずに売り手と買い手が直接取引する取引方法のこと(相対する取引先が取引所のトレーダーの場合もある)で、個別に取引上限が設定できる利点がある。特に大口のような投資家が板の流動性に影響されずに適正価格で取引することが可能。
CoinCheckは、2018年4月にマネックスグループ株式会社の完全子会社化を通して新経営体制を構築。2019年1月には資金決済法に基づく仮想通貨交換業者として登録を完了している。
コインチェックが公式で語るように、業登録を通過点として安全安心のサービス展開していく。
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