- バイナンスが顧客情報漏洩『FUD』に対応
- テレグラムのチャネルでバイナンスのユーザーと称されるユーザーの個人情報が拡散。バイナンスの代表者はいくつかの「不一致」を指摘、現在情報の真偽を検証していると伝えた。
バイナンスが顧客情報漏洩『FUD』に対応
匿名機能が特徴なテレグラムの1つのチャネル上で、取引所バイナンスのユーザーとされる人物の個人情報(KYC情報:写真、パスポートのコピー、ID)が拡散されている。いわゆる個人情報が流出したとされる指摘が行われている。
本日で数千人がそのチャネルに参加した。
仮想通貨メデァイTheBlockはバイナンスに連絡を取り、このKYC情報漏洩が内部漏洩なのか、KYCのフィッシング被害なのか、あるいはKYCの情報を売るサービスの仕業なのか聞いてみた。
バイナンスのグローバルPRマネージャーを務めるLeah Li氏はTheBlockにこのように答えた。
テレグラムに流れているKYC情報は、我々のシステムにあるKYCとは不一致が見られる。
現在、写真など明かされた写真にはバイナンス特有のウォーターマークが付いていないため、バイナンスから取得された情報を証明するものはない。
なお、Li氏は「それらの情報の流出源が不確かであるため、我々のセキュリティチームは情報のソースを検証している。」と述べ、TheBlockに対して、「バイナンスのホームページでじき最新の発表を行う。」と伝えた。
バイナンスのCEOであるCZ氏はツイッター上で、「KYCリークというFUDには要注意だ。我々は現在捜査している。わかり次第また最新の状況を届ける。」と言及した。
最新情報:バイナンスの公式発表によると、正体不明な個人がバイナンスに対して、300 BTCを要求し、バイナンスKYCに似た10,000もの写真との交換を求めている。
なお、犯人は写真における確実な証拠を見せていない。
バイナンス側は法的機関に通報しており、犯人の特定および告訴に貢献したユーザーには25 BTCの懸賞を提供すると発表した。
Binance responds to an alleged KYC breach on Telegram, saying there are “inconsistencies” involved
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