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テザーの新規発行「残り10億ドルか」 金や石油ペッグの仮想通貨発行へ計画変更を示唆=Bitfinex大口株主

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

テザー社の発行計画
テザー社が、USDTのドミナンスを抑制で、発行を50億ドルまでに留まらせる可能性があることがわかった。新規発行には、新たに金や石油にペッグするステーブルコインの発行を検討しているという。

テザーがゴールドや石油ペッグのステーブルコインを発行か

USDTの発行を手がけるテザー社が、ゴールド(金)や石油などにペッグするステーブルコインが発行される可能性が見えてきた。Bitfinex社の大口株主Zhao Dong氏がWeibo上で中国メディアの取材で明した内容を投稿した。

Dong氏によると、今後、テザー社が様々な商品を基軸とするステーブルコインを検討しているという。

現在、米ドルペッグで発行されるUSDTだけでステーブルコイン市場のおよそ80%を占めしていることから、現在流通する約40億ドルのUSDTの発行数量は10億USDT増に当たる50億ドルに留め、中国元やゴールドなどの新市場への市場拡大を模索しているとコメントした。

10億ドルがUSDTの新規発行で一定の目処となることは新たに明らかになった情報だ。

今回行われたDong氏の発言は、オフショア人民元(CNH)にペッグする新たなテザーステーブルコインが近いうちにローンチする可能性が高いとした先日の発表に続く発言となる。

関連オフショア人民元のステーブルコイン

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