TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨の有価証券性を数値化 米コインベースら、BTC・ETH・XRP含む20銘柄対象のシステムを開発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の有価証券性を評価
コインベースなどの大手仮想通貨関連企業は、銘柄の有価証券性を評価する独立のシステムを発表。取引所上場を検討する判断をサポートする。

仮想通貨の有価証券性を評価

コインベース、クラーケン、CircleやBittrexらの米大手仮想通貨関連企業が、仮想通貨の有価証券性を評価する「独立したシステム」を開発し、公開した。

コインベースの発表によると、このシステムは仮想通貨関連企業が、どの銘柄を取引所に上場するか判断する際に活用することができるという。また、このシステムの開発には、アンカレッジ、DRW HoldingsのCumberland、Genesis Global TradingやGrayscale Investmentsなどの投資ファンドやカストディ企業も参加している。

新たに設立された仮想通貨評価協議会(Crypto Rating Council)は仮想通貨を「1」から「5」で格付けし、その結果をオンライン上で公表する仕組みになっている。「5」は、その銘柄の有価証券性が最も高いことを意味する。

格付けの方法についてコインベースは「本協議会が公表する格付けは、メンバー企業の技術者と外部の法律の専門家が協力し、事実に基づいて分析した結果だ」と説明している。なお、仮想通貨の発行体は銘柄の情報は提供しているが、格付けに協力することはないという。格付けの公平性を保つための取り組みである。

なお、独立の格付けに関して、SECやCFTCなどの規制当局によって是認されておらず、法的アドバイスに該当しないと説明した。

本協議会の判断ではBTCのスコアは「1」で、有価証券に当たる可能性が極めて低いと評価されている。ビットコイン以外では、ライトコイン(LTC)、モネロ(XMR)、DAIも「1」だった。

また、ETHのスコアが「2」で、XRPのスコアは「4」。イオス(EOS)、ステラ(XLM)、テゾス(XTZ)が「3.75」。以下が、現在公表している全20銘柄の評価だ。

出典 : The Block

ビットコイン、イーサリアム、XRPに関するスコアや判断基準は以下のように説明されている。

BTCの判断基準

  • トークンの販売やマーケティングをしていない
  • 非中央集権的に開発・利用されている
  • プロジェクトチームの匿名性

ETHの判断基準

  • 現在のプラットフォームの機能性
  • 投資的な要素がなくマーケティングをしていない
  • 非中央集権的に開発・利用されている

XRPの判断基準

  • 有価証券のような言語を使用
  • トークンの実用性よりも販売や利益が先立つ
  • 利益を得る機会を示唆するマーケティング
  • 非中央集権的に開発・利用されている
CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOL史上最高値更新やXRP高騰、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧