はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社Xpring、開発者向けのプラットフォームを公開 「価値のインターネット」の実現へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

開発者向けプラットフォームをローンチ
米リップル社の投資部門「Xpring」が、開発者向けのプラットフォームをローンチ。XRPレジャーとインターレジャープロトコルを利用し、開発者がアプリに決済手段を取り入れる際の苦労や摩擦を解消することが狙いだ。

開発者向けプラットフォームをローンチ

米リップル社の投資部門「Xpring」が、開発者向けのプラットフォームをローンチした。

本プラットフォームは開発者に、XRPレジャーとインターレジャープロトコルを容易にアプリに統合できるツールを提供する。本プラットフォームを利用することによって、XRPだけでなく米ドルやビットコイン(BTC)など、どんな通貨でも全てのネットワークを通してシームレスにユーザーが送金できるようになると、Ripple社の吉川絵美氏もツイートした。アプリでお金を取り扱う時の苦労や摩擦を取り除くのが狙いだ。

リップル社は「リップルネットが金融機関のグローバルなネットワークであるのに対し、本プラットフォームは、開発者のグローバルなネットワークだ」と説明している。

本プラットフォームの活用で、支払いにかかる時間を減らし、何十年も前に作られた従来の決済システムよりもシンプルなネットワークを構築する。リップル社は「現在の決済システムは時代遅れで、現代のユーザーの要求を満たしていない。インターネットが情報を民主化して経済成長を促したように、お金をデジタル化することによって、『価値のインターネット』が経済的な価値を提供する」と意欲的だ。

「価値のインターネット」が実現できれば、世界中の何十億という人々が即座に金銭的な取引ができ、銀行に口座をもたない何百万という人が経済圏にアクセスできるようになる。それによって、最終的に新しいビジネスや産業を生むとリップル社は考えている。それには開発者の存在が重要であるという考えから、今回のプラットフォーム提供へ至った。

XRPレジャーとインターレジャープロトコルと合わせれば、ブロックチェーンをまたいだ取引だけでなく、マイクロペイメント(少額決済)や、メディアやゲームを初めとする多様な産業での収益化を可能にするという。リップル社は今回のプラットフォームのローンチは始まりに過ぎないと説明。Xpringはこれからも技術の開発や改良を重ね、開発者をサポートしていく。

参考資料 : Ripple

CoinPostの関連記事

米大手仮想通貨決済企業BitPay 年内XRP(リップル)対応に
BitPayはXpringと提携し、仮想通貨XRPのサポートを開始する。IT最大手Microsoft等のグローバルな販売店の決済にXRPを利用することが可能になる。
仮想通貨XRP(リップル)利用のxRapid、9月にかけて送金高が急拡大
仮想通貨XRPを利用するリップル社の送金ソリューションxRapidにて、メキシコとフィリピンへの9月の「ポテンシャル送金」で、前月比80%増の約2000万ドルを記録していたことが分かった。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのBTC年内20万ドル到達予測やDOGEのETF上場計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週FOMCの焦点は? テクニカル的な買いがビットコイン相場を押し上げる可能性|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン週次レポート。米雇用統計の大幅下振れとインフレ鈍化を受けFRB利下げ期待が高まり、BTC円は8月23日ぶりに1700万円を回復した。来週のFOMCでは年内3回の利下げ織り込みと政策金利見通し下方修正が焦点。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|新経連の仮想通貨税制改正提言に高い関心
今週は、トークン化されたポケモンカードのブーム、ナスダックのトークン化株式の取引承認申請、一般社団法人新経済連盟の仮想通貨税制改正提言に関する記事が最も関心を集めた。
09/13 土曜日
15:00
日本のRWAトークン化の最前線、市場の特徴や展望は?|WebX2025
日本のRWAトークン化市場についてWebXでディスカッションが行われた。最前線にいるプレイヤーを招き、市場の特徴や展望、制度上の課題などについて話してもらった。
10:35
ビットコイン上昇鈍化、株との相関崩れる:トレジャリー企業動向と利下げ観測が焦点|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは上値の重い推移を続けている。米株価指数や金(ゴールド)が最高値圏に位置している一方で、ビットコインは上昇に伸び悩んでいる。その背景は?
10:00
コインベース、SECの文書破棄を問題視 裁判所に制裁求める 
仮想通貨取引所コインベースが米証券取引委員会の公文書破棄を問題視し、連邦裁判所に制裁措置を求めた。ゲンスラー前委員長のメッセージが破棄されていたことが監査で判明した。
09:45
Blockstreamら3社、東京で非公開のイベント開催
仮想通貨ビットコインのインフラ開発企業Blockstreamらは東京で非公開のイベントを開催。テーマは「ビットコインとRWAでアジアの金融変革を推進する」である。
08:40
イーサリアム、機関投資家需要拡大でオンチェーン活動が過去最高水準到達
Cryptoquantの最新レポートによると、イーサリアムは機関投資家の需要拡大により強固な上昇サイクルを示している。
07:10
ポリマーケット、90億ドル評価で資金調達検討 チェーンリンク提携も
予測市場プラットフォームのポリマーケットが90億ドル評価での資金調達を検討している。競合のカルシも50億ドル評価での調達を進めており、両社の成長が加速している。
06:30
WLFI、トークンバーン提案で99%の賛成票を獲得
ワールド・リバティ・フィナンシャルがWLFIトークンの買い戻し・バーン提案を発表した。現在99.57%の賛成票を獲得し、流通量減少によるパフォーマンス改善が期待される。
06:10
ジェミニがナスダック上場実現、ウィンクルボス兄弟はビットコイン100万ドル到達を予想
ウィンクルボス兄弟の仮想通貨取引所ジェミニがIPO上場を果たした。株価は28ドルから40ドル超に上昇し、ビットコイン100万ドル予想も発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧